20卒 本選考ES
研究開発職
20卒 | 九州大学大学院 | 男性
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Q.
食品業界およびグリコを志望した理由をご記入ください。 200字以内
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A.
小学校の頃、帰りに17アイスが食べられたから苦手な水泳教室を続けていました。食べることで人を笑顔にできる食品に惹かれ、食品業界を志望しています。楽に栄養を摂る、カロリーを抑えることだけが追求され食べる楽しさが失われた食品も増えましたが、食品を提供する側になったらそれを食べて楽しんで欲しいです。そこでアイスに健康軸を導入するなど、「食べることをより楽しめる工夫」に積極的な点が魅力的な貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
学業・ゼミ・研究室で取り組んでいる内容をご記入ください。 300字以内
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A.
【凍結可能なレタスの作出に関する研究】レタスは凍結に弱く、長期貯蔵が困難・栽培地の限定などが問題です。そこでレタスの凍結耐性向上による価格や供給の安定化・栽培地の拡大が期待されます。私は2度の低温に数日置いたレタスで発現量が増えた特殊な糖を作る遺伝子に着目し、同遺伝子を大腸菌に導入して機能を解析しました。同遺伝子を高発現させ基質と反応させたところ、反応液から目的の糖が検出されました。またこの大腸菌を-80度で凍結する試験で凍結耐性が向上しました。よってレタスも低温応答経路を持ち、遺伝子の調節により凍結に強くなることが示唆されました。今後は同遺伝子を高発現するレタスを作り、凍結耐性を評価します。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだことは何ですか。 300字以内
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A.
「5日間の就農体験を行う農業合宿の運営」に4年間注力しました。全国の学生に食や農への考えを深めてもらうための合宿でしたが、最初は作業の体験に終始していました。合宿長となった私はまず考える場として、参加者が作業や農家の方との会話を共有する場とそれに伴う議論の場を毎晩設けました。さらに合宿の度に運営の全員に改善点を挙げてもらい、参加者が興味のあるテーマを議論に反映させるなどの工夫を年々増やしました。結果議論が活発化し、5日間考えた成果物を農家の方に発表することを恒例にできました。また出た案の一部を実際に合宿外で実現させ農家の方の問題解決にも貢献できました。本経験で集団を引っ張る行動力を磨きました。 続きを読む
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Q.
大学時代にまわりの人をあっと驚かせたこと、感動させたことについてご記入ください。 あなたのかかわり方、役割がわかるように具体的に記入してください。 300文字以内
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A.
研究結果を失いかけたとき、諦めずに行動し課題の解決に至りました。1年半かけて作った遺伝子組換えレタスの数百個の種が全て発芽しない課題に直面したとき、担当教員や周囲からは研究のやり直しを勧められました。私はやり直しと並行してすぐに他研究室の植物に詳しい先生や参考にした本の著者の方などに自ら連絡をとりました。助言が得られ次第解決策を十個ほどに整理し、着手や実現までにかかる時間などの観点から優先度が高い順に試しました。結果約4千粒中1粒が発芽して研究を続行でき、周囲を驚かせました。後々種が未成熟だったことや未成熟な種は発芽能があっても寿命が極端に短いことが分かり、即行動することの大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
留学した時期とその内容についてご記入ください。 200文字以内
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A.
3年生の春休みにベトナムに1ヶ月留学し、食に関連する講義を受け意見交換をしました。それまで私は日本人が海外の食べ物でお腹を壊すのは現地の食生活に慣れていないからだと思っていました。しかしベトナムの学生もよく外食でお腹を壊すそうで、ベトナム人の8割以上は外食先の衛生環境が気になるから普段は必ず自炊をするという話には驚きました。食事を楽しむには、安全に食事ができることが前提であることを学びました。 続きを読む