20卒 本選考ES
研究開発職
20卒 | 九州大学大学院 | 男性
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Q.
自己PR (全角300文字以内
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A.
チャレンジ精神では誰にも負けません。何事も負けず嫌いな性格の私は、自分の行動には常に周囲が挑戦していないような高い目標を設定し、達成する努力を惜しみません。現在は自身の研究を英語論文として世に出す目標がありますが、限られた時間で結果を出すこと、学術的な英語に慣れることが課題だと考えました。そこで目標を設定してすぐ、実験効率や英語能力の向上のため当日の実験は時間まで計画すること、実験結果を英語でまとめることを習慣化する努力を始めました。結果実験を並行できる能力や学会で英語の口頭発表に挑戦する機会を得られ、目標に近づけました。今後も多様化していく食へのニーズにも臆せず挑戦し、貴社で価値を生みます。 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 (全角300文字以内)
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A.
【凍結可能なレタスの作出に関する研究】レタスは凍結に弱く、長期貯蔵が困難・生食による食中毒の懸念などが問題です。そこでレタスに凍結耐性を付与できれば、価格や供給の安定化・安全性の向上が期待されます。私は2度の低温に数日置いたレタスで発現量が増えた、特殊な糖を合成する遺伝子に着目しました。大腸菌で同遺伝子を高発現させ基質と反応させたところ、目的の糖の合成が確認されました。また非組換え大腸菌とともに-80度と37度で凍結融解を繰り返す処理や高塩濃度の培地に供した試験で、組換え大腸菌の凍結・塩耐性の向上が示されました。今後は同遺伝子を高発現する遺伝子組換えレタスを作出し、凍結耐性を評価する予定です。 続きを読む
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Q.
今まで最も打ち込んだこと (全角500文字以内
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A.
大学での研究活動です。研究結果を失いかけたときも、諦めずに課題解決に打ち込みました。研究を進める中で、1年半かけて作った組み換え体の数百個の種が全て発芽しない課題に直面しました。研究室には他に植物を扱う人や詳しい人がおらず、担当の先生からは研究のやり直しを勧められました。しかし目標である英語論文の執筆はおろか、修論発表にさえ間に合うか疑問だったので、やり直しと並行して種を発芽させる方法を模索しました。自分で考えたことや調べたことを実行し尽くしても諦めず、すぐに人脈の限り頼れる人に相談しました。他研究室の友人からは専門の先生を紹介してもらいました。また過去に授業を受けた先生や参考にした本の著者の方などにも自ら連絡をとり助言を求めました。返答が得られ次第解決策を十個ほどに整理し、着手や実現までにかかる時間などの観点から優先度が高い順に試しました。結果約4千粒1粒が発芽し、研究をやり直さずに済みました。後々種が未成熟だったこと、未成熟な種は発芽能があっても寿命が極端に短いことが分かりました。本経験で一人だけで考え続けて行動を止めたりせず、恥を捨ててでもすぐに行動することの大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
自立と協創の経験
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A.
農業合宿に4年間携わり、運営メンバーとともに既存の内容を改変して、農家の方の問題解決に貢献するという価値を生み出しました。私が所属した農業団体は、5日間の就農体験を通して参加者に食や農への考えを深めてもらう合宿を年に2回開いていました。しかし目的と内容が乖離しており、農作業の体験に終始していました。農家の方は目的に賛同して作業時間を割き協力して下さっていたので、私は目的に沿った上で何か農家の方に還元できる合宿を望みました。1年生で合宿長となった私は、まず合宿の目的を運営約十人で再確認しました。その上で全員が納得できる目的達成のための施策を考え、考える場として、参加者が作業内容や農家の方との会話を共有する場とそれに伴う議論の場を毎晩設けました。また合宿の度に運営全員で改善点を挙げ、参加者が興味のあるテーマを議論に反映させるなどの工夫を年々増やした結果、考える場が活発化しました。さらに市役所の方の協力で全合宿関係者が集える会場も用意でき、参加者が5日間考えた成果物を農家の方に発表する場を恒例にしました。そこで出た案の一部を協力して合宿外で実現させることで農家の方の問題解決に貢献できました。 続きを読む
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Q.
希望職種
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A.
研究・開発 続きを読む
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Q.
職種を選んだ理由 (全角500文字以内)
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A.
私は食を通してお客様の課題を解決する仕事がしたいです。中でも要望をかたちにして解決に貢献できる、研究開発職を希望します。まずは応用開発職でお客様がどのような価値や課題の解決を望んでいるのかを徹底的に学びたいです。その後は基礎研究職に携わり、シーズ型の研究を通してお客様の課題の解決に貢献したいです。よって業務用事業、基礎・応用研究に注力している会社で働きたいです。会社選びではニーズ・課題を得るための工夫、それらに応える技術力などの観点からお客様に寄り添える会社かを重視しています。貴社は付加価値という視点を大切にし、お客様とのやりとりに特化した施設を設けている点、長い歴史や対外発表の多さからも油脂関連技術の高さが伺えその技術に基づき様々な食品の種々の課題に対応できる点が魅力的です。物性・食感・香りにまで付加価値を与えられる油自体にも惹かれます。また私は50年先もおいしいものを食べ続けられる社会を望んでおり、食資源に負荷をかけない、また食資源を有効活用する必要があると考えます。ゆえに貴社の持続可能なパーム油の提供などの社会貢献活動、植物資源の可能性を最大限に引き出すという姿勢にも共感します。 続きを読む