22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 同志社大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要(300,研究そのものに加え,自身の取り組みや目標,どこにオリジナリティがあるかについても記入せよ.)
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A.
サイズの小さな粒子の流動性向上について研究している.粒子はトナーを始めとする様々な製品の原料であり,品質や生産性の向上のために小さな粒子が求められる.しかし小さな粒子は互いに付着しやすくなるため,流動性が悪化して生産工程でトラブルが起こる.そのため小さな粒子の流動性向上を促す手法の確立が重要となる.そこで私は,粒子間に気体を含ませて付着作用を軽減することで,流動性向上を促す手法に着目した.これは気体の封入のみで不純物の混入を防ぎ,生産工程で有用である.しかし詳細の多くが不明なため,振動や回転などの撹拌でメカニズムの解明に努めている.立ち上げの研究のため実験方法や装置開発も全て取り組んでいる. 続きを読む
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Q.
学業や研究で一番頑張ったことは何か?そこでどんな挑戦し,何を得たか?(350)
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A.
研究活動に最も尽力し,実験方法の確立に挑戦した.私の研究は立ち上げであることから,正確なデータの採取や,後輩に引き継ぐためにも,実験方法の確立は重要であると考えた.しかし初めてのことで,どうするべきか分からず困難であった.そこでスピード感をもってプロトタイプを作った後,改良を重ねていくことで確立を目指した.【まず研究室の既存装置を使った単純な方法を考えて,教授や先輩から方法に関する評価・意見をいただく.その案をもとに必要な部分を改良し,再び評価・意見をいただいて,改良する.】このサイクルを4,5回繰り返すことで,実験方法を確立することができた.この経験から,0から新しいモノを創る際は,スピード感をもってある程度のカタチづくりを行い,そこから細部の質を高めていくことが重要であることを学んだ. 続きを読む
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Q.
学業や研究以外で,誇れる実績を1つ教えて下さい.またその成果を出すために, 何を考え,どういう行動を起こしましたか?(350)
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A.
3年間カフェでアルバイト勤続し,スタッフの技術向上に尽力した.見栄えあるフルーツカットがカフェの売りだが,スタッフのカット技術の低さが問題だった.そこで私は10人のスタッフと話し合い,【動画での知識習得・隙間時間で競う練習】に注力を決めた.この2つであれば,営業中の手の空いた隙に動画を見て,周りと切磋琢磨し,楽しく技術向上できると全員が納得してくれた.その結果,スタッフは成長できることに楽しさを覚えて,進んで練習に取り組む環境ができ,社員さんも納得するほど技術が向上した.その後も技術がSNSで話題となり,売上向上にも繋がった.この経験で,周りを巻き込む主体性だけでなく,周囲を配慮した環境創りで,よりよい結果に繋がることを学んだ.周囲を配慮した主体性で,貴社の材料開発に励みたいと考えている. 続きを読む
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Q.
あなたの会社や仕事を選ぶ基準(就活の軸),は何か?またシャープのどういった点が,その基準に当てはまると思う?(250)
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A.
私の就活の軸は,以下の3つである.【①アイデアからカタチになるまで製品開発の大部分に携われる,②これまで学んだ粉体工学や化学工学が活かせる,③若手の頃から大きな仕事を任せてもらえる】.貴社の材料技術開発では,製品の処方設計から量産化検討まで行うため①が叶えられ,特に複合機のトナー開発においては②も叶えられると考えている.インターンシップに参加した際に,3年目の社員さんから新規商材の開発を任せてもらえていることを伺い,③の環境も備わっていると考えている.以上より,私は貴社に大変魅力を感じている. 続きを読む
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Q.
就きたい仕事のために,①努力や経験したこと(受賞経験,学会発表経験,学術論文など)②保有資格(資格名,取得期間)など(全部で200)
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A.
私は粉体工学や化学工学の知識を業務で活かすために,授業から多くの知識を得ようと考えた.授業で気になることは参考書を読み,先生に質問することで吸収し,友人に課題の解説をすることで,得た知識を使えるように鍛錬した.こうして知識の定着に励んだ結果,学部4年時に,学科1割のみ採用の「成績優秀奨学金」を獲得できた.現在もこの姿勢を忘れずに研究を進めており,「化学工学会・広島大会2020」で発表できた. 続きを読む