17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 横浜国立大学 | 男性
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Q.
毎日の就職活動、お疲れ様です。 進路の選択肢が様々ある中で企業への就職を選択され、花王にご応募いただきました。 きっかけは人それぞれだと思いますが、数ある企業の中でどうして花王へご応募いただいたのか、教えてください。
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A.
大学のゼミではBOPビジネスという、発展途上国の低所得者層を対象として収益を確保しながら、貧困層の生活向上などの解決に向けて貢献する事業活動について研究しております。私はこの研究に大学に入って以来最も熱中して取り組んでいます。社会に出てからも、大学での机上の理論を超えて今の知見を活かせる仕事をしたいと考えています。そんな中、貴社はグローバルな視点で、多様な技術やアイディアを以って地域ごとのニーズに合わせた製品を作り、人々の暮らしに貢献する事を行動原則に事業活動をされていることをHPで拝見しました。私はそれに則って貴社の一員として途上国の人々の生活の発展の一端を担いたいと考え志望させていただきました。 続きを読む
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Q.
花王には『花王ウェイ』という企業理念があります。 『花王ウェイ』の中で一番共感した点やこころに残った言葉は何でしょうか? それはきっと、その言葉がご自身の経験、考え方とどこかで通じ合うものがあるからだと思います。あなたの経験も含め、あなたの言葉で教えてください。
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A.
私は貴社の「正道を歩む」理念に非常に深く共感しました。それは以下の経験に依るためです。幼稚園児の頃に友達の玩具を盗んだことを隠した私に父は「人のものを盗まない」「嘘をつかない」「人の嫌がることをしない」という訓戒を厳しく優しく諭してくれました。それは物心つかない頃の記憶でしたが、その時の父のとても悲しそうな顔とそれを見た時の自分自身への強烈な自責の念だけは時が経ても忘れる事が出来ません。その幼少期の自責の念から、私は「他人に対する不誠実や自己保身、目先の利益に捉われること」は決して自分ためにはならず人を不幸にするという教訓を得たため、特に貴社の「正道を歩む」企業理念に深く共感しています。 続きを読む
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Q.
花王で今後、どのような仕事にチャレンジしたいですか? どのように取り組みたいかも踏まえて、具体的に教えてください。
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A.
ファブリックケアやホームケア製品を発展途上国でより受け入れられる製品へと変革する仕事がしたいと思っています。発展途上国のいくつかの地域の現状として、生活用水を距離的、金銭的な問題で苦労して調達している人たちが多数存在することは良く知られるところだと思います。生活用水の多くの割合を占める種々の洗浄行為を貴社の技術を用いて、より少ない水で行うことが出来れば彼らの生活水準は向上を見込めるのではないでしょうか。私は現地に赴くなどして生の声を聞くことで彼らのファブリック、ホームケアのニーズを引き出し、それを研究職の方に伝えることでそれまでにない製品を世に生み出すきっかけとなる仕事にチャレンジしたいです。 続きを読む
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Q.
今まで送られてきた学校生活では、様々なことを学ばれたのではないでしょうか? これまでの学校生活を振り返り、あなたが一番面白いと感じた授業や研究について、 その理由も併せて教えてください
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A.
高校の頃、世界史の授業に深く興味をもって学んでいました。私たちは歴史上の出来事を他の要因と関連させず、例えばある王国がある地域を占領した、と独立して捉えがちです。しかし世界史を学ぶ上ではその史実を踏まえて、なぜ何がどう、を掘り下げていくのです。するとかつてはその王国がその地域に虐げられていてその報復に占領した事実があったりするのです。するとさらにそこからなぜ虐げられていたのか、他の要因はあるのかなどの疑問が浮かんでくるのですが、時にはその答えが何百年も前の史実や地球の裏側の要因によることもあり、私はその無数の問いとその答えの意外性と、発見した時の快感ゆえに世界史の虜になっていました。 続きを読む
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Q.
今までいろいろな経験をされ、その都度様々な選択をされてきたのではないでしょうか? 振り返ってみて、あなたの人生のターニングポイントは何でしたか? その前後で何がどのように変わったのか、エピソードを交えて教えてください。
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A.
高校一年生の頃、私は信頼のおける友人もおらず、5/10教科を赤点で取るほど劣等生で、人生をつまらなく感じていました。しかしそれを打破する人生の転換期が高校2年生で起きたのです。新しいクラスでまずは新鮮な気持ちで先生方の授業を聞いてみると実はとても分かりやすく考え作られており、今までにない充実感がありました。すると中間試験ではクラス内で今までにない高順位を取ってしまい初めての快感を味わったのです。高順位のメンバーは新しい気の合う友人で占められておりました。私はこの経験から知ることが出来たのです。自分を高められる状況とそれを成し遂げようとする意識がなければ良い結果には結びつかないのだと。 続きを読む
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Q.
あなたの”これだけは譲れない”、「こだわりのあるモノ」・「こだわっているコト」は ありますか?それにまつわるエピソードを教えてください。300
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A.
私は日頃から背筋を伸ばす事を心掛けています。私の今までの人生を見返すと、明確な目標がありそれを達成する自信がある場合に、高い成果を発揮してきていましたがその際には私の背筋は必ずピンとしておりました。中学校の部活動で県大会に進んだ時や、高校生の時に学年で一位を取り大学受験へと意気込んでいた時、そして塾講師として担当した留年の危機の生徒の進級を見送った時です。目標は日々の生活の中で自然と見つかるものですが、それを達成する自信がある時の私の姿勢は必ず凛としており、私の姿勢と目標の成果が相関関係にあると気付いて以来、私は常に凛とした姿勢を保つことでいつでも高い成果を出せるよう心掛けるようにしています。 続きを読む
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Q.
あなたがこの20数年間で経験された人生最大のピンチはどんな状況でしたか? そのピンチをどのように捉え、考え、行動し、その経験が現在のあなたにどのように 活かされているかを、あなたの言葉で教えてください。300
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A.
高校2年生で友人と訪れたある国からの帰国時に、突然空港で私達の出国は許されないと伝えられました。話を聞くと、未成年のみでの出国を認可する書類がないからという初耳の事で、茫然と佇む私達を尻目に会話を切り上げようとする係員を見て、このままでは本当に日本に帰れない危機感を感じました。私は一生懸命拙い英語でどうにか日本に帰して欲しいと交渉を始め、結果として私達はある措置の下で出国を許されました。しかしもし受身で誰かが助けてくれる事を待っていたら確実に帰国出来ていませんでした。その後度々海外を訪れた際にも自分の意思を明確に伝え行動に移す重要性を知っているため種々のトラブルを解決成し得ています。 続きを読む
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Q.
その他、伝えきれなかった想いや、PRしたいこと等がありましたら教えてください
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A.
上記のトラブルですが、結果として例外的に未成年のみでの出国が許されたのは、ある現地航空会社の社員の方のお陰だと思っています。異国から来た私達に同情し親身になってその解決に奔走して下さったから私達はスムーズに出国出来たのです。当時、私は将来外国語を流暢に操ってスケールの大きい仕事をする国際的な人間になりたいと思っていました。しかし異国で人の助けに救われて以降、「国際的」とは、言語能力や仕事の大きさなどでなく、同じ人類の仲間の困難に出会った時に、相手の立場を思いやって行動出来る事ではないかと思うようになりました。これからの仕事人生においてもこの信念を持ち続けられる人間になろうと決めております。 続きを読む