
23卒 本選考ES
総合職
-
Q.
研究の具体的な内容をご記入ください。200字
-
A.
私の研究室では独自の極低温気相分光装置を用いて比較的安定な化学種の幾何構造・電子状態を決定しています。そこで私は不安定な化学反応中間体の分光に挑戦しました。中間体は寿命が短いので観測が困難となっています。私は少量の試料を機械に導入する直前に混合する方法を考え、T字型ミキサーとエレクトロスプレーを組み合わせた中間体測定のための新たなイオン源を製作し、中間体の気相分光に世界で初めて成功しました。 続きを読む
-
Q.
あなたのキャッチコピーをご記入ください。30字
-
A.
「心を燃やせ」 続きを読む
-
Q.
学生時に熱中して取り組んだことについてなぜ取り組んだのか、どのように向き合い、何を得たか?を交えてご記入ください。300~600字
-
A.
学生時代に100人規模のテニスサークルの幹部としてサークルをより良くするために熱心に運営をしました。私たちのサークルは「みんなで仲良くなろう」というコンセプトを掲げていましたが、初心者の定着率が悪いことが課題でした。私は初心者経験者を問わず、みんなの居場所になれるサークルをつくりたい考えました。まず初心者が残らない理由としてそれぞれのレベルにあった練習が行われていないことと、サークルでお互いにテニスを教えあう文化がないことだと考えました。そこで私は週2で基礎練習をする機会を設けることを提案し、同級生の協力のもと実現させました。また練習中は経験者同士もお互いにアドバイスしあうように呼びかけました。基礎的な練習はつまらないので初めは盛り上がりませんでしたが、声を出して気合を入れたり、基礎がどんどん身につくことで成長を実感し、褒めあったりすることでモチベーションを保ちました。その結果、初心者と経験者がお互いに歩み寄ることができてチームとしてまとまることができました。私が運営した代では初心者が5人も残り、現在サークルを運営してくれています。またサークル全体のテニス力の底上げにもつながり、県のリーグで男子は1部リーグ、女子は2部リーグまで昇格することができました。この経験を通して課題を考えて発見し、解決するために自ら先頭に立って周りに働きかける力を学びました。 続きを読む
-
Q.
これまでに自身が行った大きな決断や深く考えて決めたことをご記入ください。 きっかけ、決断までの思考プロセス、結果としてどうなったのかも含めご記入ください。300~600字
-
A.
私は研究テーマ決定時に人生で最も大きな決断をしました。私は学部生時代に受講した講義の中でクラウンエーテルという物質に魅了され、その研究ができる研究室に入りました。しかし、教授との最初の面談の際にまだ誰もやったことがない新テーマである「化学反応中間体の気相分光」をやってみないかと提案されました。反応中間体は寿命が短いため観測が難しく世界的に研究が進んでいません。私の研究室は反応中間体を直接捕らえる装置が存在していないため、その装置の開発から始めなければならないと説明を受けました。装置開発の知識が全くない私はあと3年間の研究で装置開発から分析まで行えるようになる確信がなかったため非常に悩みました。しかし化学の知識だけではなく工学的な知識を学ぶことができることを利点だと感じ、挑戦したいと考え、挑戦的なテーマに飛び込むという大きな決断をすることにしました。初めてのことをするため困難な壁が多くありましたが、最終的に成果を出すことができ、私を筆頭著者とした論文が学術雑誌に掲載されたときに新テーマを選んで頑張ってよかったと思えました。この決断があって私は他のテーマでは得られなかった合成、機械設計、分析などのスキルと分野横断型の思考力を身に着けることができ、研究者として成長することができました。 続きを読む
-
Q.
これまでの人生の中で、自分を突き動かす情熱の源は何だったか、具体的なエピソードを交えてご記入ください。200~400字
-
A.
私を突き動かす情熱の源は喜んでくれる人がいるということです。自分は他人に認めてもらえるということを嬉しく感じます。私はサークルで初心者を定着させるためにの活動を行い、基礎練習を通して初心者の後輩たちとテニスにとことん向き合ってきました。その結果、初心者の人数が増えたことでサークルの人の層が厚くなったと先輩や同級生に喜んでもらえました。また合宿で大学からテニスを始めた後輩が試合で初勝利の後、「町田さんのおかげでテニスを楽しいと思えました。試合に勝ててうれしいです。」と言ってくれたときは非常に達成感がありました。これらの経験によって自分はサークルに認めてもらい、より頑張っていこうと思いました。仕事においてはお客様が喜んでくれるということが一番だと思っています。それに加えて私は一緒に仕事をする人にも喜ばれるように期日を守って信頼を得たり、相手のことを考えて気が利く行動をしたいと思っています。 続きを読む
-
Q.
キャッチコピーの理由を、具体的なエピソードを交えてご記入ください。200~400字
-
A.
私は人よりも熱心に情熱を持ちいつでも全力で物事に取り組んでいるからです。「心を燃やせ」とは去年流行した鬼滅の刃の映画の煉獄杏寿郎の名言です。この言葉は杏寿郎や主人公の炭治郎が自分を鼓舞するために言っていました。私も困難な壁があるときやここ一番頑張るべき時に自分を奮い立たせることで乗り越えてきました。この強みを最も発揮したのが私が研究室で行っている反応中間体に関する研究です。誰もやったことがないテーマなうえ、物理化学専攻の私にとって専門外の有機化学や機械設計の知識が必要であり、初めは手探りの状態が続きなかなか研究が発展しませんでした。しかし、諦めずに他の研究室に出向き技術を学んだり他の専攻の教授にお話を聞いたりして心を燃やしてやり抜くことで大きな研究成果を得ることができました。仕事でも困難な壁に直面することと思います。そのような時でも諦めることなく、乗り越える方法を徹底的に考えたいです。 続きを読む