17卒 本選考ES
人事
17卒 | 創価大学 | 男性
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Q.
第一問 日産自動車を志望する理由をお聞かせください (600文字以内)
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A.
まず私が自動車業界を志望する理由は、車づくりの一部を担うことで、人々の生活を豊かにしたいという想いがあるからです。そのきっかけとなったのが、車を通した家族との楽しい思い出です。私の父親は私が幼いころから10年間中国に単身赴任をしていました。そのため日本に帰国するのも年に1回ほどで、数日の滞在が常でした。さらに毎日のように日本でも取引先の人と食事をしなければならず、多忙を極めていました。そのような時間のない中でも、食事をする場所に車で向かうまでの間は、車内で家族との会話の時間をつくってくれ、この時に唯一家族で一緒に過ごすことができました。この経験から、車は単に交通の手段ではなく、人々の生活を豊かにするものであることを実感しました。そして、私も自動車業界に携わることで、人々の生活を豊かにしたいと考えています。また、数ある自動車メーカーの中でも貴社を志望する理由は、「人材」を「人財」と捉え、他社以上に社員一人ひとりを大切にしているところに共感をしたからです。ダイバーシティ推進に関しても日本の企業の中でもより積極的に進めていることから、誰もが生き生きと働ける環境があると考えています。もしこのような環境がないと、やりたいことを叶えることができないと私は考えているため、この点を大変重要視しています。そのため、人々の生活を豊かにするという私の夢を叶えることができるのは貴社だと考え志望しました。 続きを読む
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Q.
第二問 自由に自己PRをしてください (600文字以内)
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A.
私はどんな環境でも冷静に課題を分析し、解決するための行動を、率先してできる人間です。様々な考え方をする環境に身を置くことで、自分を更に成長させたいと思い、11か国330名が乗船をして行う国際交流事業に参加しました。その際、各国の代表2名と、交流を目的とした船上でのレクリエーションを企画しました。しかし、各国の多様な考えから、持ち寄った企画案の選定過程で対立が起こり、3日間経っても意見がまとまりませんでした。そこで私は意思決定を促すため、船上という環境を考慮し、「実現可能性」と「安全性」を企画の選択軸とすることを提案しました。また、2つの軸に沿った議論ができる環境を整えるため、行動を起こしました。まず、議論していた企画が物品や機材という制約を前提としていないことに気づいたため、船内の物品や機材を把握できるリストを作成しました。加えて500種ほどあった物品や機材の大きさ等の特徴を、自分の目で実際に確認し、その情報も議論の際に提供しました。さらに、企画段階でのリハーサルも率先して設定し、安全性の検証を入念に行いました。この過程を通して企画案の選択と修正をおこなっていきました。そして以上の行動により、全員が合理的かつ納得する企画が出来上がり、レクリエーションを成功させることができました。この経験で私の強みである、第三者的な観点から冷静に課題を分析し、解決まで導く力を活かせたと考えています。 続きを読む
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Q.
第三問 リーダーシップ/Leadership あなたのリーダーシップ体験とその成果、及びその体験から学んだあなたが考えるリーダーシップとは何かを記述してください。 (600文字以内)
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A.
社会問題解決型のビジネスコンテストに参加し、リーダーとしてチームを牽引し関東ブロックで優勝しました。また、その経験からチームの力を最大限引き出すことがリーダーシップだと実感しました。2泊3日の合宿形式で行われ、大学混合の5名のチームリーダーとなった私は、議論の進行役を担いました。まず、バングラディシュにおける栄養失調問題というお題に対し現状分析を行うと、偏食による質的な栄養失調が問題であることがわかりました。しかし、その解決策を考える際にチーム内で対立が起こりました。その理由はコンテストで最も重要視される評価基準の「独創性」の捉え方に相違が見られたからでした。その相違とは、①既存のものに捉われない、全く新しいものを作ること、②実現可能性の観点から既存のビジネス手法に、新たな付加価値をつけることの2つでした。そこで私は、チーム全員が納得するプランを作ることを目標としていたため、2つとも実現できる方法を提示しました。①質的な栄養不足を補える商品の提案、②その商品を売る独自のビジネス手法の提案を各々に依頼し、チームのプランとして発表しました。その結果、関東から参加した10チームの中で唯一、審査員から「独創性があり、かつ実現可能性も有する」と評価され、優勝することができました。この経験から、私が考えるリーダーシップとは皆の意見を聞きだし、チームの力を最大限に引き出すことだと実感しました。 続きを読む
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Q.
第四問 チームワーク/Team Work これまでに参加した、コミュニティー、課外活動、グループ研究等において、あなたがどのような役割を果たしてそのチームの目標達成に貢献したか述べてください。 (600文字以内)
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A.
国際交流事業の事後活動で行ったイスラム文化に関する出張授業によって、高校生に対するイスラム文化の理解拡大に成功しました。イスラム文化を背景に持つ海外青年を事業で日本に迎えたとき、彼らが食事等で生活に苦労したため、日本ではイスラム文化に対する理解や配慮が少ないと感じました。そこでまず若い人に問題意識を持ってもらおうと、高校で授業を行うため、準備をしました。授業予定日の5か月前に、事業に参加した40名が集まり、私はその統括者として人事管理を担いました。まず4つの作業グループごとに人を割り当てました。最初の2か月半はイスラム文化に関する専門的な知識を私たちが身に着けるため、ムスリムの方へのインタビューグループや、専門家の講演会等の情報収集グループを作りました。そして、グループごとに責任者を選び、週に1回情報共有のための会議をスカイプで行いました。それにより、全ての情報が責任者に共有され、どの情報を使って授業をするかの決定を迅速に行えました。しかし、共有の徹底により責任者の負担が大きくなったため、残りの期間では、発表資料作成を目的とするグループへと再編し、グループの責任者の交代も行いました。これにより、負担の分散が可能となり、メンバーの積極的な協力を得られました。結果、98%以上の生徒から「イスラム文化を詳しく理解できた」との回答を授業アンケートで得ることができ、理解拡大に成功しました。 続きを読む