16卒 インターンES
サマーインターンシップ
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
あなたという人物を一言(30字程度)で表現するとどのようになりますか。また、そのように考えた理由を象徴的なエピソードを踏まえて教えてください。(300字)
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A.
私は「デジタルな人間」です。物事を考える際、数字と論理性を大切にしています。 これを表すエピソードの一つとして、大学入学当初から続けている塾講師のアルバイトが挙げられます。私は生徒への指導を行う際、常に生徒の志望校合格から逆算した指導を心がけてきました。具体的な合格から逆算した指導とは、 (1)定性的な現状分析 (2)定量的な目標の明確化 (3)求められるインプット量の算定 (4)具体的課題の提示、実行支援 というプロセスです。この指導の結果、年間を通して担当した3人の生徒全員が第一志望合格を果たしました。こうしたロジカルな「逆算思考」を武器に、貴社サマーインターンシップにおいても活躍していく所存です。 続きを読む
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Q.
あなたが直面し、乗り越えた困難について具体的に教えてください。また、その困難の原因、解決方法、そこから得られた気付きも教えてください。(600字)
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A.
副代表を務めた留学生支援団体にて行った組織改革が挙げられます。 その団体は所属した当初から問題を抱えていました。部員は多数有しているが、活動へ積極的な部員は少数だったのです。よりよい活動を行うためには多くの部員のコミットメントが不可欠であり、組織改革の必要性に迫られました。 留学生支援活動はボランティアの要素が強い活動です。にもかかわらず、団体に多くの部員が所属していることには理由があり、部員には何か求めているものがあると考えました。私はこれを、部員の多くは支援を通じて留学生と交流することを期待しているのではないかと仮説立てました。つまりこの問題は、部員の期待と組織の現状が乖離した、部員に活動を行うメリットが存在しない現状によるものだと考えたのです。そこで、活動の中で部員が留学生と交流できるよう取り組みました。 具体的には、従来大人数講義の形態をとっていた留学生への日本語指導活動を数名ごとのグループへ細分化し、その中で部員を希望国籍の留学生とマッチングする取り組みを行いました。これが好評を博し、多くの部員の「留学生と交流したい」というニーズを満たすことに成功しました。その結果多くの部員のコミットメントに繋がり、年に4度の総会では10名ほどの出席から50名を超えるまでとなりました。 こうした組織の問題点を仮説立て解決する経験を経て、原因から逆算して考える問題解決プロセスの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
あなたの知っている企業を一つ挙げ、あなたが考えるその企業の課題を一点教えてください。また、その企業がとるべき解決策について、あなたの考えを具体的に教えてください。(600字)
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A.
課題を抱える企業として、ドラッグストア業界大手であるココカラファインホールディングスを挙げたいと思います。 同社は、売上高を見ると右肩上がりの成長を遂げていますが、営業利益率は競合他社よりも低い水準にあります。これは売上高における売上原価率および販管費率の高さに原因があります。この二つのコスト比率が高い理由には以下の二つがあります。 一つ目は、プライベートブランド商品の売上高比率が競合他社に比べ低いことが挙げられます。ドラッグストア業界においても、各社が原価率の低いプライベートブランドの開発に力を入れています。ココカラファイン社は、これに乗り遅れていると言えます。 二つ目は、新規出店や店舗改装等による設備投資がかさんでいることが挙げられます。現在のドラッグストア業界の市場成長率は高く、ココカラファイン社もシェアの獲得に力を入れています。しかし、こうしたシェア獲得競争は市場成長率の伸び悩みとともに頭打ちを迎え、高利益率の商品戦略への転換が求められると考えます。 よって、以上の理由を踏まえ、次の二つの解決策を提言します。一つ目は、乗り遅れているプライベート商品の開発へ注力していくことが必要です。二つ目は、中価格、高付加価値の商品戦略により、現在よりも利益率の高い商品戦略を打ち出していく必要があります。これらによって利益率の低さを克服し、安定した収益体制を築くことができると考えます。 続きを読む