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富士電機株式会社 報酬UP

【災害時の安心、自動販売機】【17卒】富士電機の本選考体験記 No.2191(東京工業大学大学院/)(2017/6/13公開)

富士電機株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2017卒富士電機株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2017年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • 日本無線
入社予定

選考フロー

ES(4月) → 1次面接(4月) → 最終面接(5月) → 内定(6月)

企業研究

内定者と話をする機会があり、その時に知ったのですが、富士電機は工場見学会をしていて、それに参加するべきだと私は思います。なぜなら、実際にどのような仕事場になるのかを知るには、工場見学をするのが一番適しているからです。また、この工場見学で知り合った社員の人の中にはいわゆる、リクルータとして手助けしてくれる人もでてきます。なので、富士電機を第一志望にしている人はできる限り、工場見学をしましょう。実際に私は、一次面接のときに、「我々の職場を正しく理解していますか」と聞かれて一瞬焦ってしまった記憶があります。

志望動機

私が貴社を志望した理由は、自動販売機事業の中で災害時に使用可能な自動販売機を開発していることを知ったからです。災害が発生すると、食料調達が困難になることがあります。そのような状況の中では、手軽に飲料水や食品が購入できる自動販売機は非常に重要な役割を持っています。しかし、災害が発生してしまうと、自動販売機が故障、もしくは破損する可能性があるので災害の影響を軽減させる必要があります。私は貴社の製品の中で、災害発生により停電になったとき、非常用電源から必要な電力を供給して機器内の商品を取り出せる自動販売機があることを知り、貴社を志望しました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
人事/技術職
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

まず、富士電機の技術職は大学(院)の研究をしっかりと説明できるかを評価していたと思います。将来、技術者になるのであれば、仕事の内容や今課題にしている物事を他の技術者や取引先の人間に正しく理解してもらえるような説明が出来なければなりません。そのため、一次面接で一番重要なことは知識がない人にも理解できるような説明力を培う必要があると思います。また、私は出席しませんでしたが、工場見学会や企業説明会に参加したかどうかを問われましたので、できる限り参加しておくことを強調しておきます。当然、その説明会で分かったことなどは必ず聞かれますので準備しておくといいでしょう。

面接の雰囲気

基本的に面接官の方はまるで自分の部下と楽しく会話をしているかのような雰囲気であったと思います。なので、お互いの自己紹介をして面接を開始するまでは緊張がほぐれたように思えます。一方で、面接が始まった途端、雰囲気が変わり、真面目でかつ緊張感ある雰囲気で面接に取り組みました。しかし、圧迫面接ではないと思います。

1次面接で聞かれた質問と回答

働くには何が必要だと思いますか。

私は職場にいる人たちと力を合わせて職務を遂行できる力が必要だと思います。そして、その職場の中で自分が一番得意としていることと、苦手なことを熟知することが大切だと思います。私は学部時代に取り組んだ研究を修士課程の先輩と一緒に取り組んだことがあります。研究を始めた当初に、先輩は作業の効率を上げるために役割を分担することを提案しました。私は実験の手順や測定は先輩よりも上手にできましたが、得られた実験結果の考察や新たな実験内容を考えることが苦手でした。そのため、私が実験を取り組み、先輩が実験の考察を担当することになりました。その結果、研究は順調に進んでいき、完成度の高い卒業論文を作成することができました。この例からも分かる通り、自分の長所と短所をよく理解しておくことと、他の人とともに目標を達成するように努力することが企業で働くのに重要だと思います。

大学院の研究で経験したことはなんですか。

大学院で取り組んでいる研究は私が入学した年から開始しました。そのため、研究室には参考にできる過去の修士論文はなく、相談できる先輩もいませんでした。なので、研究を始めた当初は、何をすればよいのかがわからず、全く研究が進まない状況でした。そこで私はまず、論文サイトから20件ほどの論文を精読して研究に必要な知識を身につけていきました。そして、論文精読から得た知識を元にいくつかの解決策を考えて、それらを実行しました。その結果、理論回路を求めることができ、学会発表を行うことに成功しました。私はこの目標を達成する過程の中で、理論的に物事を考察するためには、それに関連した基礎知識を身につけることが重要であると実感しました。また、この過程の中で、技術者に必須の能力の一つである問題解決力を学びました。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
人事/技術職/技術職
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

まず、勤務地に対して抵抗がないかどうかを質問されました。富士電機は勤務地がとても多く、必ずしも自分の行きたい事業所に配属されるかどうかはわかりません。そのため、勤務地に抵抗がない人を選別するためにそのような質問をしてきたのだと思います。なので、勤務地に対する不満は絶対に言ってはいけないと思います。そして、上の質問でも書いた通り、配属後には今まで学んだことがない新たな理論を習得することが求められます。その理論の学習に対して抵抗がないかどうかをはっきりと見たかったから上記の質問が出たのだと思います。それは、大学や大学院での経験を上手く活用すれば説得ある説明ができるはずなので、しっかりと対策をしましょう。

面接の雰囲気

一次面接とは異なり、履歴書やESの深堀が基本でした。そのなかで、私が剣道を取り組んでいると発言したら、中堅社員の方が「私も剣道をやっていましたよ。」と楽し気に会話をしてもらったため、一次とは違い、穏やかな雰囲気だったと思います。

最終面接で聞かれた質問と回答

富士電機の自動販売事業が今後どのようになっていくかについて教えてください。

富士電機の中でも特に自動販売機事業は有名だということを私も知っております。また、サンデンやクボタといった企業も自動販売機事業を展開している中で、富士電機は今も1番であることは富士電機が非常に高い技術力を持っている証拠だと思います。しかし、現在日本での自動販売機の生産台数はすでに収束しており、これからは海外での事業展開をするべきだと思います。その中でも、一番注目するべきなのは中国だと思います。なぜなら、中国では今経済成長が凄まじく、自動販売機の台数も年々増えているからです。そのため、富士電機がもっと利益を上げるためには、中国で成功できるかどうかにかかっているといっても言い過ぎではありません。なので、私が入社したら海外を拠点に働くのではないかと考えております。

自動販売機に必要な理論は君がやっている研究内容とは全く関係ないけど、理解していける自信はありますか。

結論を言うと、自信はあります。私は学部時代の研究室から別の大学の研究室に移動をしました。大学院に入学した当初は、自分が大学4年間で学んできた内容とは全く異なる分野を学習しなければならなかったため、非常に苦労したのを覚えております。しかし、私は、指導教員の先生の知り合いで他大学で研究をしている先生のもとに伺い、必要な研究知識を習得したり、同大学院で似た研究をしている研究室に連絡を取り、勉強会を開いて、そこで違う分野の知識を学んだ経験があります。その結果、必要な知識を習得することが出来て、2016年の春に学会に参加することが出来ました。大学院の経験から、たとえ学生時代に勉強しなかった分野であっても、熱意を持って努力すれば身につけられると私は考えております。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

入社する意思決定をある期日までに言わなければ辞退扱いになると電話で説明がされました。

内定に必要なことは何だと思うか

確実に工場見学と説明会には出席しましょう。実際に一次面接では説明会に出席したかどうかを聞かれました。なんとか一次面接は合格できたので良かったですが、面接官によっては、その質問からその人の志望度が高いのか低いのかを判断する人もいると思います。そのようなことにならないようにぜひ、説明会等に参加をしましょう。また、説明会等に参加するとリクルータが手助けしてくれるそうなので、選考が有利になるかもしれません。但し、リクルータがどの程度手助けをしてくれるのかは、リクルータとあったことがないためわかりません。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

富士電機の社風は穏やかでまじめな人が多いそうです。そのため、面接ではたとえ今は実力がなくても精一杯努力することができる人間だということを見せつけることが重要だと私は思います。また、技術職であれば、自分の取り組んでいる研究内容の理解度やそれを上手く相手に説明する能力が面接で問われています。なので、内定を獲得するにはこの説明力を常日頃から培っていく必要があります。面接前は自分の研究を全く知らない友人等に協力してもらって練習を繰り返すといいでしょう。

内定したからこそ分かる選考の注意点

技術職では、自分の研究に関する概要を一次面接前に提出しなければなりません。なので、研究内容に関しては十分熟知しておきましょう。特に学部生はまだ研究が決まっていない人もいるので要注意です。また、一次も最終面接も自分の研究に関してホワイトボードを使って10分程度研究の説明をすることが義務付けられているので、ホワイトボードで説明する練習もしておくべきだと思います。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の規模

入社を迷った企業

日本無線株式会社

迷った会社と比較して富士電機株式会社に入社を決めた理由

私が日本無線ではなく、富士電機にしたのは単純に年収で選択をしました。日本無線は転職サイト等で調べてみると、技術者に対する報酬が他の企業と比較して少ないと思いました。一方、富士電機は自分の能力に応じて給料が増えていくので、野心的な人間にはとても合っている企業だと思いました。なので、私は富士電機に入社した方がより多くのお金を稼ぐことができると考えたため、富士電機に決定しました。

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富士電機の 会社情報

基本データ
会社名 富士電機株式会社
フリガナ フジデンキ
設立日 1923年8月
資本金 475億8600万円
従業員数 27,717人
売上高 1兆1032億1400万円
決算月 3月
代表者 北澤通宏
本社所在地 〒210-0856 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号
平均年齢 45.0歳
平均給与 786万円
電話番号 03-5435-7111
URL https://www.fujielectric.co.jp/
NOKIZAL ID: 1259424

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