【挑戦と成長の環境】【21卒】ブリヂストンの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9160（早稲田大学/男性）（2020/7/3公開）

大学または大学院在籍中に一番目・二番目に力を入れて取り組んだこと500字
ご自身の性格を踏まえて、一言で自分自身を表現してください10字
当社に対してどのようなイメージを持っていますか。また、当社のどのような部分があなたの志向にマッチして、今回の応募に至りましたか。その理由と併せてご記載ください。500字

就活会議や他の就活口コミサイトを参考にして、ブリヂストンがどういったエントリーシートを通しているのかを考えて改善していきました。学生時代に力を入れたことを500字で2つも書かせるので、違う内容を書くようにし、自分を表す一言について当てはまるエピソードを用意しました。

ナツメ社の対策本を何周も解いて、分からない問題をなくしてからテストに挑みました。英語もあるので、しっかりと準備しましょう。

言語・非言語・英語

矢継ぎ早に飛んでくる質問に対して、迷うことなくすぐさま回答したことが良かったと思います。学生時代に力を入れたことについて、どちらも聞いてくることに加えて、どちらもしっかりと深堀をするので要注意です。それを達成する上で活かされた強みは何かという問い等、あまり考えていないことも聞いてくるので考えてなくても自分の経験を付け加えてそれっぽく回答できる瞬発力が大事だと思います。

最初は就活どうですか？といったアイスブレイクから始まるが、面接が始まった途端、面接モードとなり、矢継ぎ早に質問が飛んでくるので一息つくことすらままならない。

ご自身の性格について、記載された理由を教えてください

私は、私自身のことを隠れた負けず嫌いだと思っています。「隠れた」という部分については、表向きは絶対負けたくないという気持ちを人前で出さないということで、例えば、高校時代の長距離のラン練習では一年生の時からずっと一番だったので誰にも負けたくなかったことや、スタメン入り・落ちした時にも毎日のように家で自主練もしていました。また、自転車で峠まで競争する時や、ゼミで発表が上手くできなかった時はやられたままでは嫌だったから徹底的に調べました。このことから、誰かと競う時に虎視眈々と勝ちを狙い、やられた時にはやられたままでは嫌だと強く感じ、人から見えないところで多くの努力を積んできたことから、このキャッチコピーにしました。

就職活動の軸について教えてください

私の就職活動は二つあります。一つ目は人やモノの移動を支えること、二つ目は様々な産業に関わることです。一つ目については、私自身、自転車でインフラの重要性を感じるとともに、安全・快適に移動することを可能にするタイヤがあることによって移動を支えられてきたことから、人々の移動を支えるモノづくりに携わりたいと考えています。二つ目については、日本全国を隈なく自転車で旅をし、3週間フランスに行って海外の文化や人、歴史に面白みを感じ、日本のみにとどまらず海外にも関わりを持ちながら働きたいと思ったため、世界中と関わり合いながらグローバルに働く機会が多くあり、私自身も海外に駐在する機会があるような仕事や会社に就きたいと考えています。

一次面接は頭の回転を見られていたのに対して、二次面接では落ち着いた面接であったため、一次面接の時よりもより熱意が伝わるように感情を込めて話したことが良かったと思います。やりたい職種についても、自分の経験と合わせて言うことができたのも良かったと思います。

一次面接とうってかわって、物凄く話しやすい雰囲気で雑談のように話も進んでいく。深堀もそこまでされないので、会社の雰囲気に合うか見られているようだった。

他のメーカーにはない当社の魅力は何だと思うか

私が御社の魅力に感じる部分は大きく二つあります。一つ目はタイヤという移動に重要なものを世界NO1で作り続けていること、二つ目は常に挑戦する姿勢です。一つ目については、タイヤがなければ陸海空全ての移動が成り立たず、縁の下の力持ちとなって全ての産業の移動を支えていると自転車の経験からも感じました。その中で、日本メーカーでも数少ない世界シェア1位であるということに魅力を感じています。二つ目については、十数年もNO1でありながら、そこから断トツを目指していく、今後もコト売りへと変化していくといったように、一番でありながらも現状に満足せず、常に成長・挑戦を続ける姿勢が様々なメーカーを見ている中で御社の一番の魅力だと感じました。

希望職種について教えてください

私は生産物流に携わりたいと考えています。生産物流に携わりたい理由は二つあります。一つ目は、私の強みである事前に細部まで考える計画性や調整力を活かせると感じたからです。生産物流では、人モノカネ市況の情報を活用し、タイヤであれば世界中の夏冬タイヤの動向など、製造から出荷までの調整・生産計画を立てて納期通りに管理しないとお客様の活動が止まってしまう・利益が出ないという状況になってしまう可能性がある中で、PBPやサークル活動で培った計画性や様々な意見の人をまとめていく力を活かすことができると感じ、生産管理をしたいと考えています。二つ目は、ゼミにおいて、商法でモノの流れについて学んだことから、生産管理や物流に携わりたいと考えています。

落ちてしまった要因として考えられるのは、志望動機を伝えた際に緊張と雰囲気にのまれてしまって感情を入れて伝えることができなかったことだと思います。ここまで来たら自信を持って話すことが何よりも大事だと思いました。

一次面接よりも深堀は楽だが、一次二次面接どちらよりも厳かな雰囲気でした。アイスブレイクも特になくそのまま面接が始まるので、開始前から気合を入れていきましょう。

5年後、10年後何をしたいか

私は、5年後については、希望している生産物流の業務内容をしっかりと理解をして仕事を回せるようになりたいと考えています。その上で、生産物流と近しい調達も経験してみたいです。10年後は、まだまだ世界の人口増加に伴うモータリゼーションは加速し、ソリューション提供やCASE等で例えばシェアリングで車の稼働率が上がりタイヤの交換スパンが早くなること、個人が車を持たなくなる社会となってカーシェア会社が幅を利かせてくる中でタイヤの物流や提供先が変化する可能性があると思うので、製造・生産・物流についてプロフェッショナルとなって、新工場ができた等の新たな物流網を構築するとなった時に0から物流を構築していくところに挑戦したいと考えています。

志望している他社で当社に勝っている点を一つずつ教えてください

住友ゴム工業では、エナセーブといった石油外資源タイヤを始めて作り出す技術力、環境に対する技術が高いと感じました。
コマツでは、建機のフルラインナップをしており、建機の状態監視といったソリューションの提供、データ分析、自動化をしているのが大きな強みだと思います。これに加えて、タイヤは車業界の動向に追随しながら展開していくのに対して、最終製品を作るメーカーであるからこそ、自分たちが主導で上記の業界の流れを創出していける。
IHIにおいては、様々な事業部があるため、一つの採算が悪くなっても他でカバーできる部分もあり、高い技術力を有していることだと思います。例えば、宇宙や橋梁等の明確な強みが多くあると感じました。