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- A.
株式会社小松製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社小松製作所のレポート
公開日:2020年7月3日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
日本国内の他社と比較してみても、コマツが圧倒的であるため、Webや説明会から得た情報を理解していれば他社との違いについてはすぐ分かると思います。面接を通して他の業界ではなく、なぜ建設機械であるのかということも大事だと思います。コマツを調べた際に一番役に立った情報源は社長のインタビューや年頭所感です。コマツが今後、アフリカにも進出しなければ未来はないという言葉もあり、キーコンポーネントの内製化についても詳しく分かったので参照するといいと思います。そして、必ず品質と安全性について言及しており、他の口コミサイトでは法令順守意識がほぼ満点であったので、真面目に堅実にお客様の課題を解決していく会社だと感じました。加えて、社員の方も真面目で落ち着いた方が多いと思うので、こうした雰囲気に合わせていくことも大事だと思いました。
志望動機
御社を志望する理由は、「品質と信頼性」を軸に断トツバリューを提供していくことに強く共感したからです。御社の社長のインタビュー等を拝見させて頂いて、必ず「品質と信頼性」について仰っており、全社で品質管理に向けて取り組むトータルクオリティマネジメントをすごく大事にされていると感じました。そして、キーコンポーネントの内製化による寿命予測・オーバーホールの提案やコムトラックスで機械を止めないことからお客様に対する「品質と信頼性」を実際に実行しており、建設機械の新車費用が10%~20%に対してライフサイクルコスト面で約80%かかることから、データ分析やランドログ等のサービスで施工時間の大幅短縮や人材不足解決といったお客様にとっての断トツなサービスやソリューションの提供に常に挑戦していると感じました。このような姿勢に、私自身も野球や自転車で挑戦してきたことから共感し、志望しています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
第一希望の職種を選んだ理由150字
会社選びの基準・軸300字
目標を持って取り組んだこと30字→理由・目的200字→工夫・実践400字
研究テーマ、ゼミ、科目を選んだ理由300字
ES対策で行ったこと
就活会議などのサイトのエントリーシートを参考にしました。加えて、採用HPや事前の説明会などに参加して、どういったサービスに力を入れていくのか調べて、エントリーシートに盛り込みました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
対策本を何周も解いて、分からない問題がない状態にして準備しました。
WEBテストの内容・科目
言語・非言語
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の反応が全くないのでやりづらい部分もありましたが、感情を込めて言うことができて良かったと思います。逆質問が4問もあるイレギュラーな事態だったので、そこでもなんとか質問し続けられたのが良かったと思います。
面接の雰囲気
最初に軽く挨拶をして、優しい雰囲気だなと感じました。しかし、面接中の雰囲気は、淡々と質問してくる感じであまりこちらの話に興味がないのかなという感じでした。手ごたえを一切感じませんでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたことから何を学んで、どのように仕事に活かせるか
私が学生時代に力を入れたことから学んだことは、事前にしっかりと計画を立てて、物事に取り組み、不測の事態についても皆で話し合って対応していくことです。私はこの力を携わりたいと考えている生産管理で活かすことができると考えました。例えば、営業や技術の方からの情報を下に生産計画を立てていくことに加えて、補給部品の突然の需要などがある中で、事前に自分で情報を得て予測をし、対応することが必要であるため、自分の自転車で培った計画性や調整力を活かしていけると感じました。また、安全と健康も非常に大事にしていたことから、何をするにもそこで活躍する人があってこその仕事であり企業であり、安全と健康に配慮した環境づくりや気配りというのは大事だと思うため、こうしたところにも気を配っていけると思いました。
学生時代に力を入れたことについて、何でそうしようと考えたのかも含めて教えてください
私が学生時代に力を入れたことは、旅の責任者として安全と健康に配慮して離脱者0人で旅を完遂したことです。二年生の時、企画者という立場であるにもかかわらず、自分本位な計画を立ててしまったことから5人中2人の離脱者を出してしまいました。原因として、参加者に対する配慮に欠けていたことが原因と感じました。また、肺炎になった仲間が離脱前から苦しんでいましたが、気づけなかったことを非常に悔やみました。このことから、3年生の時には安全と健康をテーマにして八戸までの旅を企画しました。事前にルートを徹底的に調べることや、積極的なコミュニケーション、ラジオ体操等の様々な施策をし、離脱者0人で旅を終えることができました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- ベテラン人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
何でコマツでなければいけないのかということについて、しっかりと企業研究をしていることを伝えることができたのが一番良かったと思います。また、それに自分の経験と合わせて語れた点も良かったと思います。
面接の雰囲気
アイスブレイクから始まり、一次面接の面接官と比べると非常に話しやすい方でした。深堀も多くあるわけではなく、満遍なく話しながら聞いてくるという感じの緩い面接でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
会社選びの基準について教えてください
私の会社選びの軸は、やりがいが感じられること、会社としても常に挑戦をして私自身も挑戦できる環境があるかどうかの二点です。前者について、建設機械においては、一つ一つのモノが大きく、実際に活躍しているところが目に見えるところからやりがいを感じられると思います。後者について、私にとって目標・挑戦という点は世界を舞台に働くことができるかということです。野球や自転車で目標を持って挑戦してきたことから、このように考えるようになりました。御社においては「インドやアフリカ、これらの市場に力を入れていかないと未来のコマツはない」と社長が仰っており、今後のソリューションの提供についてもまだまだ挑戦できる余地があると感じています。
どうして当社なのか、他の企業でもできるのではないか
志望動機の中で先ほども申し上げたように、「品質と信頼性」という点でキーコンポーネントの内製化は他社よりも優れている点であり、これを大事にしたうえでお客様に対する価値をどう上げていくか、フルラインナップでの販売や様々なソリューションで断トツバリューの提供・企業価値の最大化を成し遂げているのは御社だけであると思います。また、S安全、Lコンプライアンス、Q品質、D納期、CコストでS安全を一番に大事にされている点について、サークル活動で「安全と健康」を掲げて事故なしで旅を終えたことから、安全が何よりも一番であるという姿勢にものすごく共感しており、そうした考えを持った御社の下で働きたいと考えております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学問について判例の内容まで聞かれ、それについて自分はどう思うかという意見を求められましたが、自分の意見をしっかりと伝えられた点が良かったと思います。
面接の雰囲気
役員面接とは思えないほど話しやすい雰囲気でした。ただし、私は二次の通過に一週間かかったので、補欠要因として選考する気もなく面接されたということもあり得るので要注意です。
最終面接で聞かれた質問と回答
今のゼミに入ろうと思った理由について教えてください。日常に即した法律は学べましたか。
私がゼミで学んでいる商法を選んだ理由は、刑法や民法のような日常とはあまり関わりのない法律ではなく、自分自身が当事者となる可能性が高く、様々な法律の中でも日常に近い法律であると感じ、現実に即した事例を学べると思ったからです。例えば、私が以前担当した高価品特則を指す条文では、自身が容積・重量の割に著しく高価な荷物、例えばダイヤモンドのような物を送る際に高価であると荷送人に通知をしなかった場合、これを運ぶ運送会社は滅失・損傷といった損害について責任を負わなくてよいということを学びました。このような運送という日々私たちの生活に関わるところにも法律で規定された様々なルールがあるという事を知ることができました。
5年後10年後に何をしたいか、どんな仕事をしたいか教えてください
私はまず志望している生産管理において、部品を提供するための価格や納期の交渉・調整等、海外企業との折衝ノウハウ等、しっかりと仕事を回せるようになりたいと考えています。また、トータルクオリティマネジメントや三現主義等の現場力、コマツウェイといった御社のモノづくりの根幹の部分についてモノづくりの現場で学びたいです。そして、ゆくゆくは生産管理だけでは実際にどう売られて使われていくのか分からないため、営業として工場がどう動いているのか考慮しつつ、将来は海外営業を通じて、これから成長が期待されるアフリカやアジア等の新興国といわれる地域で0から挑戦し、御社の製品を広めてインフラ整備等に貢献していきたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後も就活を続けることが可能でしたが、承諾期間は一週間ほどしかないため自由というわけではありませんでした。それだけ逃げていく人も多いと思うので、解禁前に人の確保を早くしたいのかなと思います。
内定に必要なことは何だと思うか
この企業に内定を頂くために重要なことは、社員の方に一度でも会う事だと思います。面接の途中にも社員と会いましたかという質問もあり、どんな部署でしたか、どんな感じでしたかということまで聞いてきたので、一度でも社員の方とお会いしておくといいと思います。また、コマツは本当に真面目で堅実な会社であるので、面接の時の雰囲気も会社の雰囲気に合わせるといいと思います。そして、事務系総合職においては、選考の結果が基本的に即日もしくは2,3日後であるということと、面接の開始日が一週間違うだけで選考の進み方が圧倒的に違うので、早めの日程にすることをお勧めします。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
コマツの何に惹かれたかという点について明確に語ることができたからだと思います。私が行ったことは、人というところとコマツウェイについてです。人については、真面目であるところに惹かれ、コマツウェイについては後工程はお客様ということやとりあえずやってみるということがあり、このような考え方について社員の方に聞いて、共感したことを伝えました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
上記でも書きましたが、必ず早い日程で面接を受けることをお勧めします。先の人から面接の結果が早く出て内定も多く出ている感じでした。また、インターン勢の内定が結構な人数がいるのでできれば早く動いてインターンに参加することをお勧めします。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定を辞退したため、特段のフォローはありませんでした。
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小松製作所の 会社情報
会社名 | 株式会社小松製作所 |
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フリガナ | コマツセイサクショ |
設立日 | 1921年5月 |
資本金 | 721億1800万円 |
従業員数 | 65,738人 |
売上高 | 3兆8651億2200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小川啓之 |
本社所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号 |
平均年齢 | 41.2歳 |
平均給与 | 830万円 |
電話番号 | 03-6849-9703 |
URL | https://www.komatsu.jp/ja |