- Q. 志望動機
- A.
株式会社日立ソリューションズの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社日立ソリューションズのレポート
公開日:2020年7月16日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- SE
投稿者
選考フロー
企業研究
日立系のIT会社には、主に日立製作所、日立ソリューションズ、日立システムズがありそれぞれの事業を見てやりたい仕事がどこなのかを見ると良い。例えば行政、インフラ系のシステムであれば日立製作所でなければ仕事が無い。日立ソリューションズはビジネス系領域の上流工程、日立システムズであれば様々な規模の保守運用案件までをメインとしている。これらは各説明会等でも聞くことが出来る。
また、日立グループは多くの部門の売り上げの中で、近年IT事業が最も規模が大きくなっていることをセミナーなどで推される。その中でlumadaという製品がその中核となっていて、その製品の動きを日経新聞等メディアを見ながらある程度追っておくといい。これは面接中にITに対する興味や関心は掘られやすいため。
日立系の企業はメーカーとしてのハードと、ITとしてのソフト面などをどちらも備えていることが特徴である。このように他の企業にない特徴を理解して、そこに自分が魅力を感じていると採用の際の印象も良くなると感じた。
志望動機
私が日立ソリューションズを志望した理由は、主にビジネスの社会における多くの企業に貢献できるからです。まず私は大学で、経営の観点からの現在の社会についてと、データサイエンスなどについて学んできました。これによって現在の社会に情報技術が不可欠であることと、企業の課題について考えるようになりました。
その中で情報技術を特定の企業に役立てるのではなく、様々な企業に貢献できるような仕事がしたいと考えるようになりました。その一方で様々な企業に貢献するためにはその企業独自の技術を持っている必要があります。その点で、売り上げの半数以上を外販として日立以外の部分に持っていながら、日立グループとのシナジー効果で他者にない独自の提案ができること。そして会社の指針が他社との共創であること。この環境が私にとって魅力的だと考え、志望しました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を読んで学習した。テストセンターの他社でフィードバックのある選考に用いたものを使った。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
インターン
- 実施時期
- 2020年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望動機、自己PR
ES対策で行ったこと
ウェブ説明会やインターンで企業が推していたところに合うように書いた。
自分の特徴や志望動機が差別化されているかを意識した。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 年数は不明、営業とSEが一人ずつ
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接でないことから、志望度でなく自分の企業への適性が見られていると感じた。
IT業界には新しいことを学ぶ姿勢が求められるため、それをエピソードに裏付けて話せたことは評価されたのかと思う。
面接の雰囲気
コロナの関係もあるのか学生と面接官の距離が離れていた。終始落ち着いた雰囲気で進み形式的な質問が多かった印象。企業に入ったあと大丈夫かの適性を見ていた感じがあった。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜこの業界、企業を志望するのか、またその深掘り
私は様々な企業に貢献したいためBtoB企業を中心に業界を研究していました。そして自分が大学で情報技術について学んでいたことから、IT業界のSIerに就職したいと考えました。また、私の身の回りに日立グループで働く人がいたため、日立グループの社会的影響力は意識しやすい環境にいました。そして会社の必要としている自律的人財という考えや、共創という経営指針から入社したいと考え、御社についてより調べるようになりました。
その中で御社は日立グループのIT企業の中でも製造、流通系の分野が強みであると感じました。
私は経営を大学で学んでいたことから、ビジネスにおける課題を解決したいと兼ねてから考えていたため、志望しました。
ITに関する興味関心、またそのエピソード
私は大学でデータサイエンスについて学習をしてきました。そして、それらの社会的影響力の大きさを感じたため就職先にIT業界を考えています。ただ、その中で他の情報処理学科の学生との間に知識的な隔たりを感じるようになり、就職活動の傍らITパスポートの取得に向けた学習を行いました。その結果、ITパスポートの取得を通じて情報処理の基本的な知識を得ることが出来、それによって業界研究での判断材料が増えました。
これらはITに対する興味関心からできた行動だと思います。そして入社後もITを能動的に学ぶことが出来ると考えています。また、大学でデータサイエンスを学んでいることについても、統計検定を取得しています。これらの専門知識を求めていく姿勢は共通するものがあると考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員、SE
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終は志望度、自分の推している長所に対する深掘りが中心だった。裏付けするエピソード、その時の考えをはっきりとした口調で話せたことが評価されたと感じる。
面接の雰囲気
温和な人で自分の話をきいてくれるような感じがした。ウェブ面接だったため、お互い慣れていない部分はあったと思うが問題なく進んだ。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったことは何ですか
私は個別指導の塾で塾講師として精力的に活動をしました。それは、他社の人生に大きな影響を与える初めての仕事だったからです。個別指導の塾講師は集団塾での指導では難しいような環境の学生を多く担当することになります。そのため、生徒のモチベーションをどのように上げるかなどを意識した指導を行いました。そこで相手の状況に応じたサービスの提供をするという意識を身に付けることが出来たと考えています。その指導の結果、難しい状況だった学生が志望していた進路先に進むことが出来たときは非常にやりがいを感じました。その経験から他者の目標をサポートする仕事に適性を考えるようになり、BtoB、SIer企業を見るようになりました。
そのことからもこの経験は大きかったと感じています。
入った後やりたいこと、将来像
私は設計開発の知識を持ったシステムコンサルタントとして、顧客の課題解決に携わる仕事がしたいと考えています。
そのきっかけは学生時代に塾講師として生徒の状況を理解しながら相手に必要な指導を提供する経験をしたことです。その中で相手のニーズを引き出し適切な課題解決の方法を提供するやりがいと責任感を感じ、自分に合っていると感じました。
また所属する学科でデータサイエンスを学んだことから技術や知識を実際の課題に紐付ける重要性を感じたことが理由です。
そのため今後多くの分野で情報技術を用いた課題解決が求められると考え、システムコンサルタントとして働きたいと思いました。
しかし適切なソリューションを提供する上で、そのシステムの知識や経験が助けになると考え設計や開発フェーズも経験したいと思いました。
将来的にはシステム構築の様々なポジションを理解した上で相手の潜在的なニーズも引き出し適切なソリューションの提供が出来るような仕事をしたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
半月ほどの猶予は最低でももらえた。オワハラ等の雰囲気はなかった。自分は延長はしなかったが、場合によっては半月以上猶予はもらえそうだった。
内定に必要なことは何だと思うか
IT業界は差別化が難しいことが多いので、その点を差別化が出来るように事前知識が必要。
インターンの内容や、その後の座談会でそういった情報は得ることが出来るため、積極的に参加した方が良い。また選考中ITに対する興味をよく見られるので、文系理系関わらずITに対する簡単な基礎知識とアンテナは持っておくと良い。そのためには、他社のSIerのインターン等も積極的に参加すると自然に周辺知識は身につくと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
早いうちから様々な業界を見ておくと良い。IT業界に進む人は良くも悪くもそこしか見ていない人が多い。それでも内定は貰えると思うが、実際に働くと様々な業界と関わることになる。
ビジネス全般における知識を増やすためには業界研究でIT以外も調べることが手っ取り早く、それによって志望理由にも厚みが出る。
内定したからこそ分かる選考の注意点
良くも悪くもスムーズに選考が進むため、落ちても受かっても実感が持ちにくい。
面接中あまり深掘りしてこないタイミングもあるため、押し出したいところがあれば自分からそれを打ち出していっても良いかもしれない。
内定後、社員や人事からのフォロー
今後のフローの説明、福利厚生など待遇面に対する説明があった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
TIS株式会社
迷った会社と比較して株式会社日立ソリューションズに入社を決めた理由
グループとしての規模が大きいためシナジー効果が多く期待できる。IT業界というのは様々な分野に影響があり、その点で幅広い分野に経験値を持っていることは大きいと感じた。
またインターンに参加した際に相手企業と共創していくという部分を強く感じた。
多くのSIerでそのような点は打ち出しているのだが、それが形式ばったものになっていないかが不安だったため、インターンで経験したその要素は重要だと考えこの会社を選んだ。
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日立ソリューションズの 会社情報
会社名 | 株式会社日立ソリューションズ |
---|---|
フリガナ | ヒタチソリューションズ |
設立日 | 1970年9月 |
資本金 | 200億円 |
従業員数 | 4,830人 |
売上高 | 1847億2000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 星野達朗 |
本社所在地 | 〒140-0002 東京都品川区東品川4丁目12番7号 |
電話番号 | 03-5780-2111 |
URL | https://www.hitachi-solutions.co.jp/ |
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