【医師目線のアプローチ】【19卒】大塚製薬の冬インターン体験記（理系/MR職）No.2860（東京薬科大学/男性）（2018/4/10公開）

学校で行われたインターンシップであった。この会社はインターンシップを公には開催していないが、各学校を回る際にはMR体感ワークとしてインターンを行っている。せっかくの会社を選考前に知れる機会だと思ったので参加した。

選考等は特になかったので、この会社が扱っている製品や理念等々会社について調べてから参加をした。また、去年参加した先輩に話を聞いて情報は持っておいた。

MR職を体感する。

1日目にやったこと

薬剤が2つあり、その薬剤をどの様に医師に処方を多くしてもらうか、導入してもらうのかを競う内容であった。医師、学術、卸役のブースがあり、それぞれで質問をして返ってきた答えを基に医師にアプローチしていくというものだった。

なし

医師目線に立ってアプローチを考えているかどうか常に問いかけられていた。ただただ漠然と導入を目指すだけでなく、チームで良く作戦を考えて１回1回のアプローチを大切にすることが大切だと学んだ。

業界や職種のことをほとんど知らない人たちをワークを共にしたので、体感ワークはかなり難しく感じられた。チームでまんべんなく行動するので誰かが1人分かっているだけでなく情報共有しながらワークしていかなければならない。その点が非常に難しく、ワンマンになってしまってもいけないのでバランスを取ることが難しい。

実際にMRという仕事を体感できたことである。なかなかロールプレイはする機会がないので、このタイミングで出来たことで、今後の就職活動でMR職に対してイメージがしやすくなった。質問の時間には、社員の方が親身になって質問に答えてくださり、その点も好感が持てた。

MRについて理解し、どうしたら医師にうまくアプローチできるか知っていればもちろんよくワークが出来るが、職種理解のインターンだったのでそこまでは求められていないと感じた。

体感することは出来たが、会社のことをしっかりと知れたかというとその点では不十分だと思う。この会社のMRの特徴は体感ワークから感じ取れなかったので働いていることをイメージできたかというとそこには疑問符が付く。従って、ここでは想像が出来ないとした。

インターンに参加し、しっかりと会社で働く意義を説明出来なければ内定は難しい。
評価が高くても、マッチングしているかどうかしっかりとみられているので価値観が会社と一致しなければ内定は出ないと思う。インターンだけの評価だけではなく、本選考でもしっかりと準備をしてきているかどうか見られていると思う。

イメージすることが出来た。社員の方とたくさん話す機会があったことがその要因である。また、自分でMRを体感できたこともまた、イメージできた1つの要因である。現役で働く方々への質問時間では、働く上での疑問点が明確になり、具体的なシチュエーションなど(このようなときにはどう行動したらよいか、会社はどうサポートしてくれるか)想定できた。

インターンシップには人事部長や新卒採用担当なども来ていたので、顔を覚えてもらえるくらい活躍していれば本選考の時に必ず有利に働くと感じた。医師役が社員さんなので十分にアピールするチャンスはある。

薬学部に在籍していることもあり、業界としては製薬業界に絞っていた。会社についてはそれぞれの会社の違いがあまりよくわからなかったため、特別どこに行きたいということは考えていなかった。ただし、大手は資金力があり、M&Aや開発に対してもたくさんの投資をすることができると感じていたため働くのであれば大手を目指したいと思っていた。

業界の変化はない。やはり製薬企業がいいと感じたし、薬学部からの進路として勉強してきたことを活かすには最適であると思う。扱っている疾患領域に関しては会社ごとに違うため、今回のように強化する分野を絞っている企業を見ると選択と集中が大切であることを感じさせられる。会社の規模感は貢献度とは必ずしもリンクしないこともよく分かった。