【ユーザー目線を大切に】【18卒】富士フイルムビジネスイノベーションの冬インターン体験記（文系/SE Challenge）No.1937（京都大学/男性）（2018/2/6公開）

先輩から聞いた富士ゼロックスの評判がよかったため応募しました。当時はメーカーにはほとんど興味を持っていませんでしたが、1日という短期間で視野を広げる意味でもいい機会だと思い、インターンシップへの応募を決めました。

富士ゼロックスが昨今どのような事業を行っているのかについて調べました。応募したコースがSEコースだったため、ITソリューション関連の内容を中心に調べました。

ソリューション体感ケーススタディ

1日目にやったこと

最初に班のメンバーで自己紹介を行いました。次に富士ゼロックスに関する会社説明があり、その後ケーススタディを行いました。発表の時間の後は解散でしたが、社員の方に質問することができました。

人事社員

なし

案を出す際には常にユーザー目線であることが一番重要だというフィードバックを受けたことが印書に残っています。自社の強みから考えるのも大事だが、まずユーザーは何を求めているのか考えるべきだと言われました。

学生の意識やレベルの差が激しかったので、その中で案をまとめることに非常に苦労しました。富士ゼロックスについて非常に知識がある学生には、アイデアを出してもらうようお願いしました。また、このインターンシップが初めてのインターンシップだった学生もいたので、その人には定期的に話を振るようにしていました。

富士ゼロックスはただコピー機を作って売っている「メーカー」ではなくなっていることがよくわかりました。現在でもコピー機はもちろん作って販売していますが、方向性としてはドキュメントに関するソリューションを提供している会社であるという認識に変わりました。

他のコピー機を製造している会社（リコーやキヤノンなど）の取り組みについて調べておくと、比較ができてさらに企業理解が深まったと思います。

SEという実際の職種をモデルにしたケーススタディは比較的実践的であったからです。顧客の要望やそれに対して自社で提供できそうなソリューションの候補が上がっており、どれもが一長一短な中で、本当に顧客が望んでいると考えられるものを提案する作業は実際の仕事でも行われていそうだと感じました。

実際にケーススタディを行ったことで、富士ゼロックスのSEがどのような仕事をしているのかを具体的に話せるようになったからです。BtoBのソリューションがメインであるため、企業研究をしっかりしないとなかなか本質が見えてきにくいため、このインターンで学べたことで他の学生と差がつくと感じました。

ただモノを作って売るというメーカーの域を抜けてソリューションを提供する会社に変わろうとしていていることが志望度が上がった大きな理由です。もともと自分のアイデアを活かした仕事がしたいと考えていたので、カタチのないソリューションメインなら自分の希望と合っていると感じました。

このインターンシップの後には人事側からは特別なフォローはなかったためです。日数が1日と非常に短かかったため、企業の宣伝が目的のインターンシップのように感じました。

インターンシップに参加する前は「安定した収益基盤を持っている」「チャレンジ精神がある」という2つの条件を満たす企業を中心に見ていました。業界としては、全面自由化で競争環境となった電力・ガス業界や、インターネットサービス業界、また携帯3キャリアなどの通信業界も見ていました。また、1つ例外としてJTを志望していました。

メーカーもいいなと思い、新卒の時点で企画系の職種につける可能性の高い一部のメーカー（ソニー、キヤノンなど）も候補として検討するようになりました。ですが、基本的にはインターンシップ参加前と志望業界は変わらず、電力・ガス業界やインターネットサービス業界、携帯3キャリアなどの通信業界を主な志望業界としました。