【新たな価値を創出する挑戦】【23卒】富士フイルムビジネスイノベーションの技術系コースの本選考体験記 No.28209（大阪大学大学院/男性）（2022/6/2公開）

1, あなたの研究テーマは何ですか。また、その研究テーマにどう取り組み、そこから何を得たのか教えてください。
※その分野に詳しくない人でもわかる説明で教えてください。(400字内)
2, あなたがこれまでに直面した困難は何ですか。
その困難に対して、あなたはどのように自分で考えて取り組み、どう乗り越えようとしたのかをご自身の言葉で教えてください。(400字以内)
3, 上記設問１，２の経験から見出した、あなたの就職活動の軸を教えてください。
(400字以内)
4, 入社してから実現したいことと、その理由を教えてください。(最も取り組みたい技術分野/業務において)(400字以内)

マイページから提出

Webで入力

非常にシンプルな設問でしたので結論ファーストで書くことを意識しました。

研究室の先輩やリクルーターの人に実際に書いたエントリーシートの内容を見てもらい添削してもらいました。

ONE CAREER

市販のSPIの対策本で練習しました。また、事前に何社かで練習しました。

SPI：言語、非言語、性格

各科目20分程度

なし

URLに接続→面接開始→逆質問→終了、解散

質問されたことに対してエントリーシートに記載している以上の内容を組み込むことで、コミュニケーション能力をアピールしました。実際に面接後その点について評価してもらえました。

面接官の第一印象は非常に温厚な人であると感じ、面接中も非常に穏やかでこちらの話をよく聞いてくれているような印象も持ちました。

なし

就活会議

研究活動から学んで活かせるスキルと活かしたいことについて

主に3つある。
１，技術面では化学的な方面、半導体といったデバイスの方面の両方で活躍できると考えている。学部時代は化学全般を勉強し、研究室に配属されてからは今までとは異なり、半導体デバイス系のことを行っている。
２，研究活動で培った取り組み方、考え方を活かせると考えている。研究では新たな装置の立ち上げに粘り強く取り組み、原因を突き詰め、分からないところはメーカーや他の研究グループに積極的にアドバイスをもらいに行った。これは会社に入ってからも必要なことである。(あとは目先と進むべき方向)
３，長所である協調性、客観的な視点での取り組みを材料開発業務に活かすことができると考えている。環境サークルで特に発揮された。開発には使う人、メーカー、長期的なトレンドなど様々な要素を常に勘案する必要がある仕事であるが、私の強みを使って貢献できると考えている。

会社を知ったきっかけは何ですか。

きっかけとしては主に2つあります。一つ目が生活している環境すべてに御社の複合機が使われていたことがきっかけでした。研究室と塾バイトのオフィス、自営業している自宅の複合機に御社の製品が使われており、これだけ使われているのには理由があると思い、御社のイベントに参加しました。会社全体の話や社員の方の仕事について聞いてみると、技術力の高さとメンテナンスなどのアフターサービスの手厚さを感じ、御社の複合機が選ばれる理由を知ることができました。
知ったきっかけのもう一つがサークルの活動においてかかわりがあったためです。サークルでは環境問題を題材に活動しており、その中の取り組みの一つであった地球温暖化を防止のための「cool choice」を普及する活動に少し関わり、その時に御社と協力しました。

URLに接続→面接開始→逆質問→終了、解散

技術面接で研究に関する面接のため、専門外の人でも理解できるような説明を心掛けました。また、事前資料も図やグラフ中心のものにしました。

一次面接と比べて非常に硬い雰囲気でした。また、研究について厳しい質問を圧迫気味にされ、緊張感のある中でどう対処するのかを見ているようでした。

なし

就活会議、ONE CAREER、

今の研究テーマを選んだ理由と研究室を選んだ理由は何ですか。

現在の研究テーマを選んだ理由：いくつか候補として挙がった中で唯一、1からサンプルを作製することができ、有機半導体材料が今後のエレクトロニクス分野で発展が期待されている材料であり、興味を持ったためです。
現在の研究室を選んだ理由：表面、界面化学の研究室でありますが、選んだ理由は、物質の表面で起こっている人の目に見えない反応のメカニズムを明らかにする研究を行っているところに面白さを感じたためです。例えば、電池の電極反応を思い浮かべてもらうと、反応は目では確認できませんが、実際には電力供給という大きな役割を果たしているところに興味を持ちそういった表面や界面の現象を明らかにしたいと思い今の研究室を選びました。

研究のオリジナリティについて

私の研究でのオリジナリティは大きく分けて2つある。1つ目はデバイスの評価にAFMの手法を用いているところ、2つ目は有機デバイスに関してミクロな測定を行っているところである。1つ目について、一般的にこの手法は近年確立されたもので、サンプルの反応前後の表面の違いを見るのがメインであったが、私の研究では動作中の様子を見ているところである。2つ目について、これまでされてきた有機デバイスの研究は試料の分子設計を変えたときや違うものをドープしたときの性能の変化を電流－電圧の変化などでマクロな研究がほとんどであった。しかし、私の研究では分子層の電荷分布をミクロで見ていて、分子にフォーカスしているところがオリジナルである。