
23卒 本選考ES
技術系ライフサイエンス系職種
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Q.
選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください。
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A.
私が取り組みたい内容は、医学と機械工学の知識を活かしたライブセルイメージングシステム等の研究開発です。私は、大学では機械工学を学び、大学院では培養ヒト角膜内皮細胞を注射針で移植した際の細胞形態への影響について研究しています。その際、細胞実験において定量的評価が困難である点が課題です。そのため、細胞画像から細胞形態を定量的に評価する深層学習を用いたプログラムの開発に取り組みました。このような研究経験を活かし、ライフサイエンス分野の効率的な研究に貢献したいです。また、海外大学での研究インターンシップ等で磨いた英語力を活かし、バイオ系と機械系の橋渡し役となり、領域横断的な開発に携わりたいです。 続きを読む
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Q.
選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。
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A.
医療用機器では、ライブセルイメージングシステムに注目しています。細胞の動きや生細胞率を生存状態で解析できる点に魅力を感じました。私は、研究経験を通して細胞観察や培地交換等の反復作業に多くの時間を要する点も課題であると感じています。このことから、本システムに自動で培地交換や継代等を行う機能を加えることで、より効率的な細胞機能評価を実現できると考えています。カメラのα1とAIBOにも注目しています。 続きを読む
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Q.
卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。
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A.
難治性眼疾患患者の眼内に、懸濁した細胞を移植し視力を回復させる新規角膜内皮再生医療に使用する細胞移植用注射針を選定しました。本研究の目的は、臨床研究で用いた注射針より細い針を選定することで移植時の患者の身体的負担を軽減することです。その評価のため、細胞移植をクリーンベンチ内で再現する実験系を確立しました。当初、細胞濃度のばらつきが20%以上あり、安定した結果が得られないという課題がありました。課題解決のため、1点目に細胞濃度測定時の希釈倍率を変更しました。原液濃度を高く保ち、希釈倍率を大きくし測定することで細胞損失が発生する遠心作業を省略し、作業時間を30分短縮しました。2点目に、実験の度に細胞を何回撹拌したか等の気付きについて記載しました。次回の実験計画の際に記録を見返すことで、注意点を意識し取り組みました。その結果、細胞濃度のばらつきが5%以内となる実験系を確立しました。次に、医師からのヒアリングを参考に既存の注射針の中から太さを重視し3種を候補として選びました。確立した実験系を用いて、針から回収した細胞生存率、細胞形態・密度を評価し、高い細胞生存率を保つ細い注射針を選定しました。 続きを読む
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Q.
あなたが取り組んだ/取り組んでいることについて、下記の 6 つのポイントを含めて記述してください。(500 文字以内) ポイント︓(1)きっかけ・背景(2)設定したゴール(3)体制・役割(4)こだわったこと(5)結果・学んだこと(6)学んだことを今後どう活かすか ※企業との共同研究など、機密事項がある際はそれに触れない範囲で記述してください。 ※学業以外であっても構いません。
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A.
得意な英語を活かしてモノづくりを行いたいという思いから、海外玩具メーカーの社員に向けて製品化を目指し考案・製作した玩具について英語で発表する授業に参加しました。「家族全員で楽しく遊ぶことのできるテーブルゲームを製作する」という目標を立て、私はチームリーダーとして玩具製作を指揮しました。対面での作業実施が困難であったため、授業外で事前にZoom会議を開催し、アイデア出しや対面授業で行う作業の確認、進捗報告等を行いました。授業前に準備することで、授業時間を試作や動画撮影に充て、限られた時間を有効活用しました。全員が納得する案を練り上げることや、平等な役割分担にこだわりました。試作にあたり必要な業務を振り分け、開発フェーズに合わせて機構設計、外装設計、資料作成等の業務を協力・分担して作業し、フルーツ収穫をコンセプトにした玩具を製作しました。その結果、我々の開発した玩具は、機構の新規性やポップなデザイン性について社員や教授から高評価を得ました。このように、身に付けたチームマネジメントの力を、今後プロジェクトを率いる際にも活かし、チームとして最大限の成果を生み出せるように導きます。 続きを読む