
23卒 本選考ES
メカ設計【コンスーマーカメラ・放送/業務用映像機器・メディカル】
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Q.
選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください
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A.
私は感動を映すカメラの設計開発に携わりたい。その理由は、技術を通して「感動の再生産」を起こしたいからである。「感動の再生産」とは、制作者が作った作品を通して感動した消費者が、自身も制作者になり、新たな作品をつくることで新たな感動を生み出すことである。私は趣味の写真活動を通して、写真で人の心を感動させられることに気づき、写真に関わる仕事をしたいと思った。コンテンツ制作には技術が不可欠である。クリエイターには誰でもなれるが、技術を生み出すことができるのは専門的に学んだ者だけである。そのため、私は学んできた機械設計の知見を活かし素晴らしいカメラを作ることで「感動の再生産」に関わりたい。 続きを読む
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Q.
興味/関心のあるカテゴリーとその内容及び理由
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A.
1番 : カメラ 2番 : オーディオ・ビデオ 3番 : AI・ロボティクス 私は昨年に製造方法に関しての特許が公開された曲面イメージセンサに注目している。その理由は、曲面センサを用いることで、像面湾曲収差や周辺光量落ちといった問題の解決、暗所性能の向上が見込まれ、レンズの小型化、軽量化、低コスト化が期待されるからである。そのため、製造コストの問題が解決されれば今後のイメージセンサの主流になると感じ、曲面センサを用いたカメラの設計開発を行いたいと思った。 続きを読む
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Q.
スキル・経験
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A.
開発言語・ツール:C++、Python 詳細:C++:半年、研究室にて実験に用いるコードを自作するための練習課題を解いている。競技プログラミングAtCoderでメインの言語として使用中。 Python:1年、趣味で勉強をしていた。CSVデータの画像出力などに使用。現在は主にC++に移行した。 Excel VBA:半年、資料作成の効率化、繰り返し作業の効率化のために使用。 使用経験のある計測/実験機器や上記記載以外の開発言語・ツール:3DCAD(CATIA)、CAE(CATIA)、3DCAD(Fusion360)、3DCAD(Creo) 詳細:3DCAD(CATIA):課外活動において設計を行うために3年使用。 CAE(CATIA):課外活動において設計を確認するために3年使用。 3DCAD(Fusion360):自分の端末(Mac)でCAD作業を行うために半年使用。 3DCAD(Creo):授業で製図、設計課題を行うために2年使用。 続きを読む
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Q.
専門性・成果
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A.
専門性(テーマ概要):工業力学に力を入れて学んだ。理由は課外活動である学生フォーミュラの活動でシフト機構を設計するときに必要だったからである。授業では、簡略化した機械システムを題材に部材に作用する力やトルクを力学的に評価する方法を学んだ。はじめはモデルの設定に苦労したが、授業外でも教科書の演習問題に取り組み、モデル化の手法を身に付けた。その結果、シフト機構の力学を正しく理解することができ、動作に必要な力やトルクを評価することで設計目標を達成できた。また、部品の強度評価にCAE解析を用いた。はじめは荷重の与え方や拘束点の設定などで苦労していたが、力学モデルについて考えられるようになったことで解析条件を適切に設定できるようになった。その結果、今まで使っていた締結具の強度が必要以上に高いことがわかり、一つ小さいサイズの締結具に変更することで軽量化することができた。これらの経験から、一見複雑なシステムでも分解して考えると単純化でき、作用反作用の法則、力の釣り合いといった初歩的な力学で考えることができることがわかった。この経験を活かして、仕事でも基礎をしっかりと学んで身につけ、複雑な問題を分解して取り組んでいきたい。 研究成果の学会発表など:なし 専門性(カテゴリー):メカ 続きを読む
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Q.
取り組み
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A.
学生フォーミュラで、フレームの小型軽量化、設計自由度の向上というテーマを立て、フレームの将来設計に取り組んだ。一年生のときはフレーム製作を担当し、二年生で自分たちが中心のチームになりフレームの設計も担当する予定であったが、コロナ禍によって活動制限がかかり、製作期間短縮のために前年度のフレームを流用することになった。私は自分の担当部品が製作できなくなることにひどく落胆し、一度は退部も考えた。しかし、冷静に考え、自分のわがままで予定を圧迫するよりも、次の世代のために何ができるか考えるほうがチームのためになると考え将来設計に取り組んだ。改めてフレームの課題を考えたところ、フレームの形状により、パーツステイが無駄に大きくなっている問題や、エアロの設計に制約がかかっているという問題に気づいた。そのため、ステイ位置を考慮することと前面投影面積を小さくしこれらの問題を解決した。私はこの経験から、自分のエゴを通すのではなく、チームのために状況に応じて柔軟に対応することの大切さを学んだ。仕事においても常に自分が何をすれば困難な状況をポジティブに変えられるかを考えて行動したい。 続きを読む