16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 女性
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Q.
当社の志望動機を具体的に記入してください(400~800字)
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A.
貴社を志望する理由は、人々の生活基盤を支える仕事であり、その中でも、地域住民に密着した質の高い生活環境を提供できると考えたからだ。高校から実家を離れ、神奈川で寮生活を始めた私は、必要な食料品や生活用品をいつも駅周辺のスーパーで買っていた。よって、大学の寮を決める際には、学校からの近さに加え、駅周辺施設の充実度を重視した。JR東日本企画が実施した「首都圏買い物調査」によれば、18歳から49歳までの首都圏生活者2750人が一週間で買い物をした場所は、駅改札内、駅ビル・駅施設、駅徒歩5分圏内が全体の44%を占めた。この数字からも分かる様に、駅に近接した施設は、首都圏で暮らす私達の生活において大きな影響力を持つ生活基盤の役割を担っており、私はその生活基盤を支えたいと考えている。これまで私は、高校では部活の主将として、大学ではゼミの代表として、団体の年間スケジュールの管理や部費、ゼミ費等の金銭面の管理を担当するなど、団体を牽引すると同時に、メンバーが活動しやすい環境を創ることにやりがいを感じてきた。よって社会に出ても人々が暮らしやすい生活基盤を支えたいと考える。 そして、駅周辺の開発をする中でも貴社を選ぶのは、「地域の一員」として質の高い開発が出来ると考えたからだ。先日貴社の開発した戸田公園と赤羽のビーンズを訪れた。同じビーンズというブランドでも、子供連れのお母さんや学生が多い前者には惣菜やパン屋といった食卓に並ぶ商品を多く扱っており、反対に前者と比べてサラリーマンなど年齢層の高い方が多く見られた後者では、その場ですぐ食べられる食事処やカフェが目立っていた。地域住民のニーズを敏感に察知し、コンセプトを一つ一つ変えることで、地域の人々に快適で質の高いサービスを提供し続けることが出来る。私は、そうした地域密着型の開発に挑戦出来る貴社で、人々の生活に、より快適で質の高いサービスを提供したい。 続きを読む
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Q.
あなたが大学時代に所属したゼミ・サークル・アルバイト先の構成人数とそこでの役割について記入してください(400~800字)
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A.
所属するゼミは、メディア産業論をテーマとしたゼミである。同学年17人が所属し、私はゼミ代表を務めた。主な活動は、17人で一つのテーマに関する共同論文を執筆することであった。そのため、毎週の情報共有が重要であり、私はゼミの進行だけでなく、論文執筆にあたっての注意事項や今後のスケジュール等をパワーポイントのスライドにまとめ、全員と共有した。また、週1回の教授とのミーティングや、論文執筆に必要な参考文献の選定、論文の最終確認など、ゼミ活動をより円滑に行うための作業全般を担った。 所属するサークルは、1年生から4年生まで合計160人で構成されている放送研究会だ。私はそこで2年次よりアナウンス全体責任者を務めた。放送研究会は、毎年4回行われる早慶戦での客席アナウンスを担っており、アナウンス責任者は、アナウンス依頼先の応援指導部とミーティングを行うことはもちろん、実際にアナウンサーを務める2年次には、同期と先輩方との間で連絡係りを担った。具体的には、先輩方にアナウンス形式の改善を提案する際のリーダーとなったり、同期の練習可能な日程表をエクセルにまとめて先輩に提出したり、反対に、先輩から送られてくるスケジュールを同期に共有したり、活動を滞りなく進めるために尽力した。3年次は2年生のアナウンス指導にあたるため、連絡係りに加えて練習日程のシフトの決定、練習マニュアル・原稿の作成、本番当日の監督等を担当した。 アルバイトは、PR会社の株式会社ベクトルで事務を経験した。アルバイト全員で約100人おり、8つの部署にそれぞれ配属されている。私はその中で部署アルバイト長を担当した。私が担当した部署のアルバイトは5名おり、社員の方に提出する書類をチェックしたり、全員のシフトをまとめたシフト表を提出したり、新しく入ったアルバイトの人に仕事を教える教育係を任されたりするなど、責任ある役割を務めさせて頂いた。 続きを読む
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Q.
2の質問の役割を果たす上で最も苦労したこととその解決策、また具体的にとった行動を記入してください(400〜800字)
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A.
上記の中でも最も苦労した、サークルの放送研究会でのアナウンス全体責任者について述べる。私がこの役職に立候補したきっかけは、放送研究会が伝統的に担う客席アナウンスを改善したいと考えたことだった。1年次に大学野球の客席で先輩のアナウンスを聞き、60年続くゆっくりとした話し方は現代の観客にとって聞き取りづらいことに気が付いた。そこで、話し方を改善するため、アナウンスに最も関わることの出来るアナウンス全体責任者に立候補した。そして、責任者としてアナウンス改善について同期14人の賛同を得た後、先輩方の承諾を頂くことに最も苦労した。当初、長年続く伝統ゆえに、先輩方の大多数が難色を示された。そこで私は、変更のメリットを目に見える形で示すこととした。具体的には聞き手のニーズをデータで示すことと、実際に違いを体感してもらうことだ。 まずは同期14人と共に、授業の休み時間を使って学生アンケートを取った。しかし回答者数が50にも満たなかったため、インターネットのアンケート機能を使い、それを友人に拡散していくことで結果的に150人から回答を得た。そのデータを基に聞き手目線を取り入れた企画書を作成した。また、同期からのアドバイスも取り入れつつ、形式変更後のアナウンスを自主練習し、先輩方に模擬アナウンスを披露することで聞きやすさを実感してもらった。その結果、3か月かけて先輩方の変更許可を得ることが出来た。本番、先輩方も含めた観客600人からの拍手と、依頼先の応援指導部から頂いた「来年からもこのペースでお願いします」という言葉は一生忘れられない。このことから、気付きを言葉と行動にすること、自分が主体となり仲間と共に挑戦していくことで目標は達成できることを学んだ。この学びから、私は課題解決のために情報や考えを様々な人と共有し、多方面から物事を捉えつつ、粘り強く取り組むことが出来ると自負している。 続きを読む