18卒 本選考ES
研究開発職
18卒 | 首都大学東京大学院 | 女性
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Q.
学生時代に最もうちこんだこと
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A.
実力の伸び悩んでいたオーケストラを、コンサートミストレスの役職を通して立て直した事です。 コンサートミストレスとは、約100人で構成されるオーケストラのトップであり演奏面の責任者である首席奏者です。私が役職に立候補した理由は、お客様のアンケートで圧倒的に多かった「熱意を感じた・元気があって良かった」等の、音楽とは関係の無い感想に悔しさを抱いていた為です。 私はオーケストラを立て直すにあたり、二つのことを目標としました。 一つは「音楽として素晴らしいもの・自分たちが曲を通して伝えたいものをきちんとお客様に届けられるオーケストラにすること」。二つ目は、一部の上手い人達で完結していた今までの形に疑問をもち、「100人の部員全員が思い切り演奏できるオーケストラにすること」でした。 この二つを実現させるためにオーケストラに一番足りなかったものは、自分の音に対する責任感だと考えました。そこで、「楽器の鳴っているきれいな音」とはどういう音であるのかを何度も部員に対して提示し続けました。きれいな音と自分たちの出している音の違いを理解してもらうために、プロの音源を全員で聞く機会を何度も作り、パート練習では全員がきれいな音を出している状態とはどういう状態なのかということを実際に弾き比べて実感してもらうことを毎回繰り返しました。 また、活動の上で私自身が楽器のポテンシャルや鳴っているとはどういう状態なのかということを一番にわかっていなければならないと考え、15人以上のOBさん・プロの先生に教えを乞い、全てを自分の身体に落とし込むまで練習していました。 音に対するこだわりを持ち続けて部員に働きかけていった結果、演奏会では歴代最多である1358人ものお客様にお越し頂きました。頂いたアンケートには「ボヘミアの情景が浮かんで涙が出そうになった」「プロのような音色であった」とあり、絶対に言われたくはなかった「学生らしかった」という言葉は一枚もありませんでした。 任期の一年間大切にしていたことは「自分が何においても一番に気づく・考える・行動する事」、「こだわりを絶対に曲げない事」でした。 この経験から目標に対して現状を分析する力と、こだわりを持ちそれを実現させる努力の仕方を得て、人間的にも大きく成長することが出来たと感じています。 続きを読む
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Q.
あなたらしさが伝わる写真と、その写真があなたらしい理由をあなたが大切にしていることや大事にしている考えを交えてお聞かせください
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A.
この写真は、コンサートミストレスとして最後の演奏会での私の写真です。 私が思う私らしさとは「こだわり・思いが人一倍強いこと」であり、大切にしていることは「目標を実現させるまでやり抜くこと」です。人生で最も多くの方にその私らしさを伝えられたのが、写真の演奏会であるためこの写真を選びました。 コンサートミストレスとして約100人の部員を率いて一つの音楽をつくるために【見るだけで全てがわかるコンサートミストレス】を目標としていました。その実現のために、三つの事を大切にして行動していました。それは、「自分を知ってもらい、人をみること」「やりたいことを明確に示すこと」「みんなに何度も意思を伝えること」でした。 小さい頃から楽器をやっていた人も大学から楽器を始めたという人もステージの上では関係がないため、私がいることでどんな人でも安心して弾けるような存在になろうとしました。そのためには、私のことを知ってもらうことと相手のことを知ることが必要だと考えて一対一での対話や、楽器を弾く機会を作るようにしていました。また、どんな集団も人が先であるということを心にとめていたので、音楽面以外でのコミュニケーションや気配りも大切にしていました。 演奏面では、全体に対して私の思いを明確に示すことが出来るようにするために、後ろに座っていた先輩方から自分はどう見えたか、わかりづらい点はあったかを練習の度に事細かく聞くようにしていました。その時に言われたことと録画に映っている自分を照らし合わせて気づいたことを基に動きを改善していき、練習の度に必ず変化するように努力をしました。 演奏会当日は、部員だけではなくお客様も含めた会場の全員に、私が曲に詰め込んだこだわりと思いを絶対に伝えきるのだという思いで臨みました。演奏中、私の後ろから聞こえてくる音から部員たちの強い思いを感じ取り、音に今までは無かった意思があることにオーケストラの成長を実感しました。 目標や自分のやりたいことの実現のためにすすんで嫌な事や辛い事にも向き合った1年間の私らしさの成果をすべて出し切ったのが、この演奏会でした。 続きを読む
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Q.
カルビーに入社してチャレンジしたいこと、実現したいことを具体的にお聞かせください
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A.
私が貴社に入社してチャレンジしたいことは、「食を通して人々の健康に貢献すること」です。私は、貴社の自然そのものを生かした製品、自然のおいしさを感じられる製品に大変魅力を感じています。 企業理念の中にある「自然の恵みを大切に活かす」という言葉に強く共感し、カルビーに入社した際には、「好き嫌いを直してしまえるほどに自然の美味しさを伝えられる」ような、生野菜に近い製品の開発を行いたいと思っています。 きっかけは、野菜嫌いによって不健康になっているのではないかという事例を身近に感じたことでした。風邪や病気で、頻繁に熱を出して体調を崩している友人の多くは野菜嫌いで野菜を食べない人であり、一人暮らしのために充分な栄養を取れていない人がほとんどでした。しかし、ほとんどの人はスナック菓子を好きであったため、もし野菜本来に近い栄養が取れて好き嫌いも直せるような製品があったらどうなのだろうと考えました。 野菜をスナック菓子にした場合、本来生野菜から摂取できるビタミンや栄養素はほとんど摂取できなくなり、油を使用する分カロリーも高くなります。そこで、栄養素を製品にとじこめて生野菜に近い栄養素を摂取でき、味も素材に近いスナック菓子を開発できたらどうなのだろう。多くの人々の健康に貢献でき、食べた人の好き嫌いをも直すことができるのではないかと思いました。 例えば、ナスを用いて味も栄養も生野菜に近いスナック菓子を作り、素材の味を感じるけれども嫌いな人でも食べられるような味付けを追求します。そして、その味付けを再現できるナスの調理方法を同時に提供することができれば、それがきっかけで好き嫌いを減らすことができるのではないかと考えました。 スナック菓子のような加工品で生野菜の栄養を残すというのは不可能に近いかもしれません。しかし、一人でも多く健康でいてほしい、素材の美味しさを知ってほしい、そのためには何でもできると強く思っています。私が貴社に入社した際には、商品を手に取った方全ての健康に貢献できる商品を作っていきたいと思っております。 続きを読む