20卒 インターンES
研究開発職
20卒 | 筑波大学大学院 | 男性
- Q. あなたが学生生活の中で最も頑張ったことを教えてください。 【400字以内】
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A.
私は厨房でアルバイトしている回転寿司店の売り上げの向上に注力した。私の働くお店では、レーンに流してもお客様に食べてもらえないネタが多く、廃棄金額が大きい事が課題であった。この課題に対し、私はお客様のニーズに合ったネタがレーンに流れていない事が原因だと考えた。そこで、お客様のニーズを把握するために、お客様が食べたいネタのアンケート調査を行う事を社員さんに提案した。調査を行った結果、お客様の年代・性別、食べ始め・食べ終わりの時期でお客様が求めているネタが異なることが分かった。この結果を基に、来店した客層や食事の時間帯に応じて流すネタの種類と量を調整する事で、1日3万円代だった廃棄金額が1万円代になった。また、客単価も上がり、平日の最高売上を約10万円上回る日もあった。この経験から、主体的に課題を分析し、行動を起こす事が課題の解決に繋がり、自身のやりがいや楽しさにも繋がる事を体感した。 続きを読む
- Q. あなたが、これまでの人生の中で、周りを巻き込み、 リーダーシップを発揮した経験を教えてください。
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A.
私はバスケサークル全60人の〇〇として低迷していたチームの成績向上に取り組んだ。その中で、バスケのプレーに関するチームの意識の統一に苦労した。私のサークルは指導者もおらず、練習時間も短いため、プレー面の意識共有が課題であった。そこで、執行代の仲間の協力を仰ぎ、練習の改革に取り組んだ。プレーに関するチームの決め事を私から話した後、各メニューに取り組み、執行代が中心となって意識する点の声掛けを行った。決め事が疎かになっている場合は、練習を中断し、決め事を全体で再確認した。また、練習後、執行代で反省を行う機会を設け、その反省を、次の練習前に私からチームへ共有した。この練習を続けた結果、学内全8チーム中5位だった成績が2位に向上した。後輩の代も自分の代が行った練習を取り入れており、今では学内1位のサークルとなった。この経験から、自ら行動を起こし、周囲と協働しながら物事に取り組む大切さを学んだ。 続きを読む
- Q. 現在取り組んでいる研究テーマを簡潔に教えてください。【200字以内】
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A.
高齢者や生活習慣病患者の増加から消化性を制御した食品開発が求められており、摂食後の食品の消化挙動に関する理解が必要である。そこで本研究室は、酸や酵素による化学的消化と消化管運動による微細化といった物理的消化を模擬可能な胃モデル装置を開発した。私の研究では、「タンパク質」に着目しており、胃モデル装置を用いて、食品の硬さや脆さ、加熱によるタンパク質の状態を変えた固形食品の消化性評価を行っている。 続きを読む
- Q. 上記研究テーマにおけるブレイクスルーポイントを教えてください。 (仮説でも結構です)【200字以内】
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A.
固形食品の消化メカニズムを解析している。既往の研究は、化学的消化のみに着目したものがほとんどである。本研究では物理的消化も考慮しているため、人における固形食品の消化や食品中の栄養成分の放出に、物質の拡散現象が大きく寄与している事を新たに明らかにした。消化という現象を理解し、寄与する因子を明らかにする視点から研究を進める事で、科学的根拠に基づき消化性を制御した食品開発に繋がる知見を得る事ができた。 続きを読む