【未来をデザイン】【20卒】日本IBMの夏インターン体験記（理系/テクノロジーソリューション）No.5495（早稲田大学大学院/男性）（2019/4/17公開）

理系の大学院に所属しているため、有名な大企業の理系らしいインターンに一度参加しようと考えたから。また、5日インターンは早期選考があるという話を聞いており年内に内々定がもらえるのであれば行く行かないは別として心の安寧に繋がると思ったから。

参加者募集要項とHPをよく見てどのような人が社風なのか確認した。また、ネットでIT関係のインターンに提出したESを調べそれを骨子として自分らしい話しを盛り込んだ。

テクノロジーを用いて就職活動を「ReDesign」せよ。(アプリ・サービス等の開発)

前半にやったこと

【初日】午前は、IBMの会社説明とアイスブレイク。午後は社内案内や5日苦楽を共にするグループメンバーの発表、明日からの課題の説明
【2日目～5日目am】グループワーク。

後半にやったこと

【2日目～5日目am】グループワーク。
ただし、各日程、例えば活動後に他業種の社員さんが職種説明をしてくれるのを自由参加出来る等イベントがあった。
【5日目pm】実際に作成したアプリ・サービスをプレゼンし講評をもらう。その後皆で打ち上げ。

同日程で参加していた別コースのインターン生。その他、執行役員等ではないが役職もちの偉い方々からの意見ももらえた

なし

サービスを作る際の物事の考え方の話が印象的だった。「レジの待ち時間がどうしたら無くなる」という例に対し、共感レベルでの発想なら「無人レジ」が思いつくだろうし、洞察レベルでの解決策なら「amazonのネットサービス」があるといったように、どのようなレベル感で物事の解決を試みるか念頭に入れることの重要性を教わった。

班のメンバーの仕事量が均等でない。もともとプログラムが強い人に任せっきりになる場面が多い。特にそういう人は帰宅してからも調べ物や実際にコードを書いてくれていたからかなりの負担があったはず。その他、自分にそもそもスキルが無い人は、何を調べればいいのかもわからず一日中ネットサーフィンに終わる日などもあった。

「スクラム」と呼ばれる課題解決手段を身をもって体験できたこと。特に一人一人が役割を振られ演じながら課題に取り組んでいたため、「今、自身がなすべきこと」を意識しなければならなかった。ある程度の拘束感がありながらの課題だからこそ逆に方向性を考えやすくなることを学べた。

特になし。強いて言うなら自分はhtmlなどがさっぱりわからなかったので開発チームの話を理解できない場面が多々あった。

グループで作業することで自身がどのようにふるまえばいいのかを体感できたのが大きかった。この経験があったからこそ具体的に自分がここで働いている姿を想像できた。一方で生涯この道に身を置きたいのかと自身を問ういいきっかけにもなった。あとはプロジェクトの重さ次第になると思うがそこまではさすがに5日のインターンでは分からなかった。

インターン参加時、自身はメンバーの取りまとめ役を行った。それが完璧にできたとはつゆとも思わないが、自分が居たからこそゴールにたどり着くことができたのではないかという手ごたえのようなものもあった。また開発したサービス自体は特別良いものではないかもしれなかったが、プレゼンを上手に行うことが出来て上位に入賞することができ、その部分を人事には高く評価していただいたから。

友人が同じ業界で働いているためあることないこと噂が錯綜していたが、事実確認を社員さんにすることが出来たから。また理系職もっと孤独との闘いだと考えていたが、グループでの活動やコミュニケーションが必要な場面が多く自身には合っていると感じられたから。

インターン参加者は早期選考に招待された。また、インターン時の活躍等はメモされているようなことを聞いた。会社概要も知れるしもし本選考受けたいのであれば必ずインターンに参加することをお勧めする。

特に決めていない。自分自身の実力がどの程度なのか分からずインターンをしながら見極めようと考えていた。ただ、軸としては大企業が良いと考えていて、ベンチャー等は話は聞いたが入社までは視野には入れずにいた。入社したら楽しそうという理由から放送業界やエンタメ業界はこのときから視野に入れていたが本音で行きたいとまでは考えていなかった。

5日間同年代と結果をだすために努力することは楽しいだけでなく、自身には大きな意味があった。特にインターン参加時は皆、この会社に興味をもっていたわけだがある人は別業界に行き、ある人はそのまま同じ業界を見続ける。そんな彼らの考え方の変化等を就活を始めてからも定期的に聞くことが出来て、自分自身の方針決定にも一役買った。