【未来を拓く技術革新】【22卒】三菱重工業の冬インターン体験記（理系/理系インターンシップ）No.16822（神戸大学大学院/男性）（2021/8/9公開）

大きな企業、優良企業を中心に色んな業種のインターンシップを見ていた。三菱重工は財閥グループであり一流企業だと思い、インターンシップを応募した。また、単純に重工メーカーがどんな事業をしているのかにも興味があった。

三菱重工のインターンシップの選考の際には、就活会議等の就活口コミサイトを活用し、同期に添削を頼んだりしました。

Webテストの難易度は一般的なものと同じ。それよりはESでのアピールと志望するコースがたくさんあるので倍率が低いコースや本選考に有利なコースなど、どのコースを志望するかをしっかり見極めることが大切。

各コースでグループワーク

初日に全体で会社説明会。その日の後半からグループワーク。

三菱重工全体の事業内容について勉強になった。

テーマ番号10:資源循環につながる環境新製品の開発動向について

前半にやったこと

１日目：前半は三菱重工全体の会社説明と質疑応答。後半にはコースごとに分かれて発表スライド作り。２日目：初日同様に、発表スライド作り。定期的に社員の方が見にきてくれる。

後半にやったこと

３日目：１日目、２日目に引き続き、発表スライド作り。朝から夕方まであるが、途中で別ルームで会社説明会などがある。４日目：朝から発表練習の後発表。コースごとに発表していく。

各部門の技術社員

なし

全四日間のオンラインインターンシップだった。一日程で全部で１５コース程度のコースがあるが、そのそれぞれに先輩社員がついてくれる。四日間の発表スライド作りの間に、定期的にフォローをいただき、最後には少しのフィードバックを頂いた。

何度も言うように、各コース2人ずつなため、発表テーマなど決め事は決めやすい。しかし、インターンで与えられるテーマがそこそこボリュームがあるため、4日間(実質２日目と３日目なため2日間)で発表テーマからスライドまで作るのは時間的に意外とタイトだった。

各コース2人組のため、もう1人の学生との関わりは非常に密になる。

まず、参加していただいた社員の方の数が多かった。各コースに1人ずつ、それ以外に進行や各回の質疑応答など計30人近くの先輩社員が参加していただいた。そのため、社風や働いている人の雰囲気はよく理解できた。他にも、事業の規模が大きすぎて分かりづらかった普段の業務も垣間見えて非常に参考になった。

それぞれ参加者にはテーマが事前に与えられているため、そのテーマに合った時事問題や三菱重工の取り組みを理解しておいたら、作業に取り掛かりやすいと思う。

ここでの想像できなかったというのは、決してネガティブな意味ではない。私個人の感想としては、今回のインターンシップは各テーマごとに三菱重工の技術を使って解決できるようなことを考えるという企画で、技術について知ることはできるもののどうしても具体的な部分が不透明なために、そうやれば実現できるのかについては分からなかった。

インターンの学生を見る限り、学歴は自分より高い人が多かったが、グループワークでの主体性や協調性においては自分は負けず劣らずだと感じたから。また、各コースたった2人しかおらず総合研究所インターンの括りで見ても数十人とかなり厳選されているように感じたから。

志望度が上がった理由としては、事業の規模が想像していたよりも大きかったことです。自身の大学院での専攻とは関わりがあまりない分野や事業が多かったですが、それよりもやっている事業の社会への影響力の大きさ、三菱重工でしかやっていない事業領域など惹かれるものがたくさんありました。

私が参加した総合研究所のインターンシップは特に特別ルート等はなかったが、別の分野のインターンシップや総合研究所内でも別コースのインターンでは特別ルートがあるらしいです。

この三菱重工の冬期インターンシップへの参加前は、未だに志望企業や志望業界も決まっていませんでした。その理由としては、まだ自分が何を一番に優先して志望度を決めるかが定まっていなかったからです。事業内容なのか、給与面なのか、福利厚生なのか、結果として自分の素直な優先順位を知ることができる良い機会になったと思います。

このインターンシップを通して、重工メーカーであるが故の事業規模の大きさ、国家規模での依頼や、JAXAなど各分野のトップとの共同開発など、三菱重工業がいかに魅力的な会社かというのが分かりました。さらに「自分の働く会社が社会にどれだけ影響を与えられる会社なのかが目に見えるような会社がいい」という就活軸の基準を持つきっかけになりました。