
23卒 本選考ES
研究職(理工系)
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Q.
研究の概要について記入した上で、下記の点について簡潔に記載ください。 ①研究を進める上で最大の障壁であったことは何ですか? ②それに対しどのように取り組みましたか? ※6年制薬系の方は薬局病院実習の経験についてでも結構です。 ※記入時に改行はしないでください。 1000文字以下
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A.
○○とは、反応性の高い酸素種の総称である。○○の過剰な産生は細胞を傷害し、がんや心血管疾患などの疾患の原因となっているが、詳細な機構は解明されていない。またこれまでに機構を解明するために光照射によって○○の放出を制御する化合物が開発されてきたが、これらは紫外領域の波長で光照射を行う必要があるため、細胞傷害性が懸念されている。そこで既存の化合物よりも長波長の光で照射可能な化合物開発に取り組んだ。目的化合物を合成し、吸収波長を測定した結果、既存の化合物よりも長波長の光で照射可能であることが示唆された。今後は細胞を用いた実験で化合物の細胞安定性や○○の放出を確認する予定である。本研究で最大の障壁となった点は「化合物合成のノウハウがなかったこと」だ。新規化合物の開発に着手したため、設計した目的化合物の合成例はないうえに、先行研究から得られる情報は乏しく、合成方法が手探りの状況だった。私は現状の打破には、「知識を基盤とした実験を効率的に行う力」の向上が必要だと考えた。そこで(1) 実験に関わる知見を最大限得ること、(2)最適な実験を効率的に行うことを心掛け、日々の実験に取り組んだ。まず、(1)に関しては、実験に関する情報を徹底的に収集した。合成に関係する論文は「自分が扱う化合物合成において成功するか」を意識して毎日読むことで、実験のヒントになり得る情報を選択し、可能であれば翌日に実験した。また失敗した実験では、分析装置の使用や教授への相談を行い、多角的な視点からできるだけ多くの失敗原因を考えることで、次の実験方針が明確になるようにした。また(2)に関しては、実験計画作成に注力した。まず、タイマーで個々の実験操作時間を記録し、実験の正確な所要時間を把握した。また、計画作成時は適宜、予備時間を設定し、確実に重要な実験ができる計画を作成した。さらに、論文から得た情報を活かし、常に複数の実験プランを用意することで、実験状況に応じて、最適な実験を選択した。これらの取り組みを半年間続けた結果、化合物合成に必要な知識を習得しながら、失敗原因を捉えた実験を効率的に選択できるようになり、目的化合物を合成することができた。周囲からも能力向上を認められたことで、新たな研究テーマを任せていただき、現在は2つのテーマを並行して進めている。 続きを読む
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Q.
今までの自分を振り返って、自分らしさが発揮できたエピソードについて記載ください。 ※記入時に改行はしないでください 400文字以下
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A.
○○委員長として、私の強みである「他人の立場や考えを汲み取れる力」を活かし、イベントの観客数を増やした経験だ。当時、主要なイベントであるアーティストライブの招致費用の相場が高騰しており、学生の興味を惹くライブが行えず、観客数が減少していた。そこで私は費用補填のため、企業協賛費の10万円増収を目標とした。まず委員の仲間が企業と円滑に交渉できるように、電話対応の手順書を作成した。手順書は前年の担当者の反省に対する改善案を盛り込みながら、委員の仲間が詳細な説明ができるか想像して作成した。次に企業広告が掲載された冊子のデザインを見直した。冊子のデザインが向上し、来場者がさらに冊子に興味を示せば、企業の協賛価値が向上すると考えたからだ。そこで他大学の冊子を徹底的に分析することで、目を奪う表紙にデザインを一新した。結果、協賛費は目標を上回る20万円の増収となり、ライブの観客数も20%増加した。 続きを読む
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Q.
臨床開発職としてどのような役割を担いたいですか?また、その理由も記載ください。 ※記入時に改行はしないでください 400文字以下
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A.
深い知識と多角的な視点を併せ持つ開発マンとして「薬に関わる人々に寄り添った開発業務」を担いたい。なぜなら、病院実習で○○から、依頼者の急な開発計画変更により、患者様や事務局が苦労されたご経験を伺い、臨床開発職として患者様や医療従事者の意見を最大限汲み取った治験を推進したいと感じたからだ。また、この目標の実現には、疾患への深い知識や幅広い開発業務を習得し、患者様のニーズや医療現場の意見を理解することが必要だと思う。そのため、注力領域に高い専門性を持ち、試験計画立案から承認申請までの治験全体の業務に携われる貴社は目標を実現できる環境だと考える。私はまず、モニターとして業務や疾患に関する理解を深めるとともに、医療現場のニーズを把握したい。そして、申請業務などを通して多角的な視点を得ながら、患者様やそのご家族、医療現場の憂慮に寄り添った開発計画立案をリードできる社員となりたい。 続きを読む