21卒 本選考ES
技術系総合職
21卒 | 関西大学大学院 | 男性
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Q.
当社へのエントリー動機を書いて下さい。その際、当社のどのような点(製品、仕事内容、社風など)に最も興味をもっているのか具体的に書いて下さい。(200文字以上300文字以下)
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A.
私は貴社の企業理念に共感しました。 具体的には、座談会を通して、「失敗から学ぶ」ことや「現場での発想」を大切にしていることを知り、この環境でこそ自分が活躍できると思い、志望いたしました。研究活動では、カニやエビといった天然素材を生体材料に応用する研究を行っています。その中で、実現が難しいと言われ、失敗をしても粘り強く挑戦することで成功への感覚を掴んでいき、成功を収める事ができました。この経験から、素材の可能性を広げる面白さと失敗を恐れず粘り強く挑戦することで、成功への手がかりを掴めることを学びました。これらを活かし、働くことができるのは貴社であると感じ、素材の可能性を広げることに挑戦したいです。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代にチャレンジしたことを書いてください。 ※あなたの役割と、周りの人との関係性も含めて具体的に記入してください。(400文字以上600文字以下)
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A.
私が大学院生の時に行った学生実験のアシスタントで、人に分かりやすく伝え、自発的な行動ができるように導く挑戦をしました。この学生実験は、学部生が研究室に配属される前の最後の基礎実験にあたり、研究室ではほとんどの学部生が一人一つの研究テーマをもつことから、私は学部生に自分から行動する重要性に気付いてもらう必要があると感じました。しかし、担当する学生全員と会話をしていると実験を早く終わらせる方法や考えずに答えのみを聞いてくる学部生が大半でした。また、実験風景から危険な試薬を使用しているときも集中力が散漫になっていたり、注意事項を意識せず実験器具を使用したりしていることに気づき、本質を理解せずに実験を行っていると感じました。そこで、一方的な「指導」だけではなく、会話を通じて、「相互の理解」ができるような方法を取り、理解しているところと理解していないところをはっきりさせ、何を教えることが必要かを明確にしました。具体的には、「学生の反応を確認しながら、実演すること」と「実験操作の意味や化学反応が進む理由を常に確認すること」を徹底しました。その結果、教授の試問に対する正答率が高くなり、私が説明したことよりも深い内容を質問してくれるようになりました。この経験を活かし、研究室生活でも、「相互の理解」ができるように接することで、信頼関係の構築につながり、研究室総括に抜擢されました。 続きを読む
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Q.
クラレは「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という企業文化を大切にしています。あなたがこれまでの人生の中で、'他人とちがう価値'を発揮したり、大切にした経験を自由に書いてください。(300文字以上400文字以下)
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A.
失敗をしても諦めず、粘り強く考え、行動し続けることが大切だと考えています。これは、研究で必要な試薬が販売中止となり、その試薬の合成に挑戦した時の事です。問題点は、反応物が溶液状態にならず、均一に反応が進まないことでした。最初は論文や教授の助言を参考にし、分子に浸透しやすい溶媒の種類に着目しましたが、失敗に終わりました。後日、国際学会でその論文の著者に失敗の原因を確認させて頂き、実験を繰り返しましたが、収率が数%と低い結果に終わりました。そこで、専攻分野が異なる方や販売元の企業の方に自らコンタクトをとり、議論をさせて頂く機会を設けてもらいました。そこから、溶媒の形を変化させることが重要な事であると気づき、溶媒である水の凍結、融解を繰り返すことで、水の膨張と収縮を利用し、水を分子間に浸透させるようにしました。結果、販売中止の試薬と同等の生成物を得ることができました。 続きを読む