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キヤノン株式会社 報酬UP

【画像認識の未来へ】【21卒】キヤノンの技術職の本選考体験記 No.9530(大阪大学大学院/女性)(2020/7/16公開)

キヤノン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒キヤノン株式会社のレポート

公開日:2020年7月16日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 大阪大学大学院
インターン
  • システムインテグレータ
  • キヤノンITソリューションズ
  • シーメンス
  • 富士フイルムメディカル
  • オリンパス
  • ソニーグループ
  • キヤノン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

1dayインターン(2月)に行き、グループ会社の合同説明会(2月)にも参加した。
その中で、キヤノンがイメージング技術全般に強みを持っていることが分かった。
それは
自分の学部卒業研究と大学院修士研究と関係していたため、「自分は画像処理の分野で研究してきており、技術がある」ということと、「キヤノンのイメージングに強みがあるという点に惹かれた」ということを伝えるようにした。
それに付随して、具体的にどういう事業に関わりたいのか、入社後自分が何をしたいのか、などはインターンでの仕事紹介や社員交流会で考えていくようにした。
他には、インターンを通じて、キヤノンの社風・雰囲気などを感じ取り、自分に合っていると感じたため、面接でも自信をもってキヤノンを志望している理由などを話すことが出来た。

志望動機

私がキヤノンを志望する理由は、画像認識の技術を発展させて、目で見る仕事を減らし、働く人の負担を軽減したいと考えているからです。人が無駄だと感じるような仕事は、やりたくないと思っている仕事だと思います。そういった仕事をテクノロジーが担うことで、やっていて楽しいと思える仕事や、クリエイティブな仕事に時間を費やすことが出来るからです。目視確認が必要な仕事はどこにでもあり、画像認識の技術を発展させることが最も人間の仕事を担うシステムの普及に貢献できると考えます。
 貴社は、画像認識の高い技術を持っています。その技術を向上させるためのカメラや、画像処理の高い技術を持っており、イメージングに関するソリューションを生み出す大きな基盤があります。これらの技術を使うことによって新たな画像認識のソリューションを生み出すことが出来ると考えます。貴社に入社した際には、私の画像処理技術とAI技術の専門知識をベースに、新しい技術分野を身につけ、画像認識技術を発展させます。特に、工場のロボットを支援する画像認識等に関わっていきたいと思っています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2020年02月

インターン

実施時期
2020年02月

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか?(できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。)(600文字以内)/学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。(その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可)(400文字以内)/卒論について、1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内) /修論について、1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)

ES対策で行ったこと

志望動機はいろんなサイトを参考にしながら自分で作り、周りの人に見てもらった。研究内容も同様。ガクチカは就活エージェントで添削してもらったものを自分で修正した。

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官3
面接時間
60分
面接官の肩書
人事部役職なし/技術職役職あり2人
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究内容について、質問にひとつづつ丁寧に答えていった。口ごもることもなく面接官が納得してくれるように何度か言葉を言い換えたりしながら説明した。
その結果、「筋の通った話だ」と言われた。

面接の雰囲気

web面談だった。厳しくはないが和やかでもなかった。人事部の方がにこやかに進行してくれてスムーズだった。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容について(スライドA4、8枚要提出)

人工知能を用いた絵画の視覚特徴についての研究をしています。絵画において、新しい流派が生まれるとき、既存の流派との変化は一部分で全てが大きく変わることはないという仮説を検証するためです。
 具体的な研究内容としては、画像識別ネットワーク「VGGNet」を用いて流派間の違いを解明する研究をしています。VGGNetからの出力をどう検証するかという問題に対して、絵画の視覚特徴についての研究で、目的は異なりますが人工知能を用いた研究を参考にしました。VGGNetの各層の出力を平均することで流派間の比較を行いました。結果として、VGGNet各層の出力パターンは流派間で違いが見られました。
 また、画像生成ネットワーク「style-based GAN」を用いて絵画画像の生成が出来るかどうかの検証を行いました。このネットワークは、入力ベクトルと出力画像が1対1に対応しており、また、入力ベクトルは線形性があるため、絵画画像が生成できた場合、入力ベクトルの空間内で流派間の比較が出来ると考えました。結果として、画像生成は出来ましたが、生成精度はネットワーク学習に使う画像の枚数に依存することが分かりました。

質問は、「VGGNetの各層の出力を平均する」点について詳しく説明しました。
研究目的よりも手法についてよく聞かれました。

将来の夢は何ですか。

志望動機と内容が被る。(志望動機は聞かれなかったが、これが志望動機のようなものだと思い答えた)
私は、画像認識の技術を発展させて、目で見る仕事を減らし、働く人の負担を軽減したいと考えています。人が無駄だと感じるような仕事は、やりたくないと思っている仕事だと思います。そういった仕事をテクノロジーが担うことで、やっていて楽しいと思える仕事や、クリエイティブな仕事に時間を費やすことが出来るからです。目視確認が必要な仕事はどこにでもあり、画像認識の技術を発展させることが最も人間の仕事を担うシステムの普及に貢献できると考えます。
 御社は、画像認識の高い技術を持っています。その技術を向上させるためのカメラや、画像処理の高い技術を持っており、ソリューションを生み出す基盤があります。これらの技術を使うことによって新たな画像認識のソリューションを生み出すことが出来ると考えます。御社に入社した際には、私の画像処理技術とAI技術の専門知識と、知的探求心の強さを活かして、この未来を実現させます。今ある知識をベースに、新しい技術分野を身につけ、画像認識技術を発展させます。特に、工場のロボットを支援する画像認識等に関わっていきたいと思っています。

最終面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部役職あり/技術職役職あり
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

対面での面接に慣れていなかったのもあり、志望動機や逆質問で焦ってしまったが、概ね落ち着いて話せたと思う。インターン中に2人グループで行われた人工知能についてのコンペ?で1位をとったことについて言及されたため、インターンの結果も見られているのだと感じた。

面接の雰囲気

本社での面接(対面)だった。1次面接と同様に厳しくもなく和やかでもない雰囲気だった。学生が複数人同時に集められ、順番に面接室に入っていく形式だった。

最終面接で聞かれた質問と回答

就活の軸は何ですか。

私の就職活動の軸は2つあります。
1つ目は、仕事を楽にする事業のある会社ということです。これは、私がテキパキ計画的に物事を進めていく性格で、世の中の無駄な仕事をテクノロジーを使って減らしていきたいと考えているからです。
2つ目は、自分の持っている技術を活かせる仕事がある会社ということです。私は、学部時代は画像処理を用いた生体計測の研究を行い、今は大学院で人工知能の画像認識技術を使ってヒトの感性が脳の中でどう処理されるのかについて研究しています。研究を通して身につけた画像処理や画像認識技術を最大限活かし、世の中の仕事を楽にしていくために、イメージングに強みを持ち、世界シェアNo.1の商品があるなどの高い技術を持った御社を志望しています。

就活の軸と志望理由が関連するように話した。

キヤノンが行っている絵画保護プロジェクトについて(逆質問)

自分が絵画に関する研究をしており、インターンでこの事業を知ってからずっと気になっていたことと、自分がAIによる画像識別技術以外にもキヤノンについて興味を持っていることを示すために、この話題を振った。
絵画保護プロジェクトは今後も行われるのかと聞いたが、今後があるかどうかはわからない。あれは協力してくれる美術館があって、その一回限りで行われたプロジェクトであると言われたので、少しがっかりしてしまったのと、「この事業にも興味があるので御社を志望している」と言えなくなってしまった。
また、この「綴(つづり)プロジェクト」の名前が思い出せず、「かがり?プロジェクトでしたか?」などと発言してしまったが、そこは特に怒られることはなかった。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

3月末に内々定をいただいたが、就活を終えた5月頭まで、待ってもらうことが出来た。
定期的に電話をして、どれくらい進んだか、いつ頃終わりそうかなどは報告していたが、返答をせかされることはなかった。
4月末になると、自分の希望する部署に配属するように確約したら自社に来る確率は上がるかと聞かれた。

内定に必要なことは何だと思うか

志望動機・就活の軸・研究内容、それに対する質問などオーソドックスな内容を聞かれる。ESは少し重めの内容だが、面接内容と同様でオーソドックスな内容なので、事前に自己分析・企業分析などをしておけば問題ないと思う。
私が受けた他の企業に比べると、わざと厳しめの雰囲気を出した面接(圧迫ではない。すごく厳しいわけでもない。)のように感じたので、雰囲気に圧されないように落ち着いて自分の主張を話すことが大切だと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

面接で研究内容に対する質問をされたときに、わかりやすく説明して、面接官がこちらから見てもわかるぐらい納得してくれたことが良かったことだと思う。
私はインターンに参加して、インターンでいい結果(コンペ1位と1位になった理由を自分で分析して発表した)を出したため、それも性格や研究に対する姿勢として見てもらえたと思う。
自分の出した結果について分析して発言することが出来た。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接よりも1次面接のほうが厳しく感じた。
ESを出して参加したインターンには小さなコンペ(グループで技術を競い合った)があり、その結果が1次面接・最終面接・合格通知の全てで話題に出たため、インターンは出来るだけ参加し、いい結果を残すほうが良い。

内定後、社員や人事からのフォロー

定期的に電話をこちらからかけ、就活状況を報告していた。

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Q. 志望動機
A.
多くのひとから愛される製品に携わることです。幼いころからものづくりに強い興味があり、趣味でもあるカメラ設計に関心を持ちました。カメラを購入した際、きれいな写真が撮れる感動と共に表現することの難しさも知りました。個人での色の見え方、撮影時の感情や環境が写真に反映され、心に思い描いた記憶をそのまま写真にできる、そんな個性を持ったカメラを作りたいと考えます。エントリーモデルからプロフェッショナル機まで扱うため、様々な個性を持ったカメラ作りに携われると考えます。そのような製品を作ることで、手に取った時の感動を多くの人に知ってもらいたいです。貴社で働くことで、多くのひとから愛される製品に係ることが携わることができると考えました。現在は、新製品開発に携わることでたくさんの知識や経験を習得し、自ら提案することで引っ張っていく技術者になりたいと考えています。 続きを読む
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公開日:2017年12月15日

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キヤノンの 会社情報

基本データ
会社名 キヤノン株式会社
フリガナ キヤノン
設立日 1937年8月
資本金 1747億6200万円
従業員数 174,291人
売上高 4兆1809億7200万円
決算月 12月
代表者 御手洗冨士夫
本社所在地 〒146-0092 東京都大田区下丸子3丁目30番2号
平均年齢 44.1歳
平均給与 832万円
電話番号 03-3758-2111
URL https://canon.jp/
採用URL https://global.canon/ja/employ/new/
NOKIZAL ID: 1130258

キヤノンの 選考対策

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