【21卒】アサヒビールの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9647（下関市立大学/男性）（2020/7/20公開）

アサヒビールを志望する理由を、「アサヒの何に惹かれたのか」を交えて記入してください。
「失敗を恐れず新しい発想で行った取り組み」の観点でのエピソード

経験談でのエピソードを３つ記すようになっていたので、様々な経験を最後まで粘り強くやりきったという共通の観点からアピールするようにした。また、誰が読んでも分かるように具体的な数値を使って説明するように心がけた。

一次面接だったこともあり、まずは自分がどのような人間なのか分かるやすく印象に残るようにアピールした。チームを意識した経験を話すことが評価につながったと感じた。

面接の最初に緊張をほぐすよう簡単な雑をしてくださったので落ち着いて話すことができた。自己紹介では色々な質問が飛んできて、普段の会話のように話すことができた。

自己紹介を一分程度でお願いします。　

私は大学で財政学系のゼミに所属しており、主に日米の高等教育における学費と奨学金制度の考察というテーマで研究を進めております。特にアメリカがなぜ学費が世界的にも高いと言われてるのかという論点に注目して、日本との授業料の構造の違いや奨学金制度の種類の比較を通してより深く研究しています。学業以外では、所属している大学祭実行委員会の一員として、毎年10月に開催される大学祭でお化け屋敷の企画から立案、実行まで担当し、集客活動を行いました。また、小学2年から高校3年までの約12年間野球に没頭してきました。その中で、チームプレーの精神と一戦必勝という目標に向かって地道に努力し続ける力を養ってきました。この力を御社の営業にて発揮していきたいと考えております。

自己PRをお願いします。

私の強みは、相手のニーズを考え、行動できる積極性です。飲食店のホール接客業務に店舗のオープニングスタッフとして携わり、ホールリーダーとして働きました。最初は業務で精一杯になり、周囲に意識を向けられず、適切な指示をスタッフに出すことができずにお客様から対応のクレームをいただくことが多々ありました。この経験から、現状を改善するにはどうすればよいか考えた結果、自分で全てやろうとせず周囲に働きかけて巻き込んでいくことで、より広い視野を持ちながら業務に注力していきました。すると、他のスタッフやお客様へ常に目が届くようになり、席を見回しながらお客様やスタッフに対して臨機応変な対応ができるようになりました。その結果、お客様に対して毎月行う顧客満足度のアンケート評価で地域No.1の接客評価を得ることができました。この経験から、視野を広く持ち、相手の状況を考えながら行動する力を発揮することができました。貴社の営業では、お客様との対話を通して多角的な視点からアプローチすることで潜在ニーズを汲み取り、長期的に売り上げ増加に繋がる提案を実践していきたいと考えております。

二次面接であったため学生時代力を入れたことを深掘りされることを想定しながら、その経験をどのようにして取り組んだのか、その経験から何を学んだのかをわかりやすく伝えるように心がけた。特に失敗経験からどのような考えで課題に向き合ったのかという観点でのエピソードは説得力が増すため、意識して話すように心がけた。

緊張をほぐすために雑談から入っていただけたので、心置きなく自分の思いを伝えることができた。非常に和やかな面接で、社員の方の人柄の良さが滲み出る印象深い面接だった。

ビール業界の中でもなぜ弊社を志望したのですか？

私は、大好きなスーパードライを通して、「幸せな瞬間を創造したい」と考え志望しました。そして、一人でも多くの”アサヒファン“を増やすことが私の夢です。まず初めに担当するお客様が抱えている課題とまっすぐに向き合いながら企業としてのみならず、一営業マンとして信頼されるようなビジネスパーソンを目指していきます。この経験を積み重ねることで、ビール類では業界トップのシェアを誇り、世界中の消費者に最高の満足を届けるために挑戦し続けている貴社でなら、最終的には国境関係なく世の中の消費者に幸せな瞬間を創造できると確信しております。また、社員個々が高い志を持ち組織全体で人を大切にしながらイノベーションに挑戦し続けるという御社の企業風土の一員として挑戦していきます。塾のアルバイトで培った課題解決能力と野球や駅伝のスポーツ経験で得たチーム一丸となって目標達成に挑む協調性を活かして、幅広いジャンルで売上No.1獲得に貢献し、ビール＝アサヒビールという地位を確立するために御社で活躍していきます。以上より、貴社を強く志望いたします。

学生時代に力を入れたことを聞かせてください。

塾講師リーダーとして営業活動に尽力しました。活気がなく生徒の入塾に対して受動的だった現状に違和感を感じ、校舎改革の一環として3ヶ月で30名の入塾という目標を講師会議で提案しました。今担当している生徒の指導に重点を当てるべきという他の講師からの意見もありましたが、近隣に10程度の塾がひしめく中で校舎としての強みがなければ入塾数も減少していくと考え、強い覚悟を持って皆に協力を訴えました。目標達成のためにはサービスを正確に伝え、知名度を上げることが必要だと考え、一般的なチラシ配りを廃止して招待制の無料勉強会や保護者を対象とした説明会を開き、モノからコトへの営業手法に転換させました。その結果、お電話で終わっていた関係が入塾までワンストップで繋がるようになり、目標を大きく超える42名の入塾に成功しました。この体験から、課題解決能力を培うことができ、異なる視点で物事を考える視野の広さの重要性を学びました。

話す内容が突飛な内容もあったため、簡潔に話すことができなかったため、落選したと感じた。時間をもらってでも簡潔に内容をまとめて伝えられる能力を見られていたと感じた。

比較的厳しめな感じの方だったが、面接が進んでいくうちに笑顔になっていった。しっかり話して入れば問題ないと感じた。

入社したらやりたいことは何ですか？

まず営業を通して、担当するお客様の売上増加に向けて課題解決に全力で取り組んでいきます。12年間続けた野球や駅伝で培った忍耐力と継続力でお客様に対して人一倍の訪問回数を重ね、飲食店と塾のアルバイトで培った相手のニーズを考え行動できる積極性を活かして、企業としてのみならず一営業マンとして信頼されるよう、お店のことを誰よりも深く考え、信頼関係を築いていきながら長期的な視点で売り上げ増加が見込める提案をしていきます。そして、将来的には営業企画に携わりたいと考えています。商品の販売企画業務を通して、地域によって異なる市場特性を理解しながら販促活動を企画していき、特に若者のビール離れという課題解決に取り組むことで、アサヒの市場マーケットシェア拡大に努めていきます。そして、日本のビール市場をアサヒ一色に染められるように貴社で活躍していきます。

若者のビール離れについてどう考えているか？

私は、若者のビール離れは今後の重点課題だと考えています。確かに私の友達の中にもビールに対して苦いといった印象を持ち、一回も飲んだことがないという人が多々います。そこで、ビールという概念を覆すような新しさのある商品を広めることが必要です。貴社の「スーパードライ　ザ　クール」のようにグラスに移して飲むのではなく、小瓶に口をつけて飲むというスタイルで、味も苦味を抑え飲みやすさを追求した商品は、苦味といった先入観をなくし、若年層にも飲みやすいビールとなっています。また、ビール業界で唯一東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーとなった貴社は、このイベントを利用して飲食店や居酒屋、バーと連携を強化して、他の年齢層よりも比較的外食機会の多い20〜30代の若年層を集客のメインとしてターゲット化し、スポーツ観戦とセットで楽しめるような提案を実施することで、若者のビール離れ抑制に寄与するのではないかと考えます。