20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 大阪市立大学大学院 | 女性
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Q.
学生時代、困難を乗り越えて成し遂げたことを教えてください。
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A.
私は学生時代、〇〇部内で意見が分かれてしまい決定ができないという困難に対し、メンバーとの対話から解決策を提案することで円満な決定と信頼関係の構築を成し遂げました。当時、リーダーを担当しており、その役割の一つとして△△部の統括があり、△△部のメンバーの意見をまとめて紙面のレイアウトや記事執筆上のルールの決定を行う必要がありました。しかし、メンバーの意見が衝突してしまい、議論が白熱して結論が出せないことが多くありました。多数決という方法もありましたが、メンバーにはやりがいをもって活動してもらいたいと考えていたため、ひとりひとりの考えを無理に抑え込むことは本意ではありませんでした。そこで、リーダーである私が中心となり、対話を通して部員の意見を細かく把握し、「多数決に頼るのではなく妥協案を出す」、「多数決による決定であっても少数派の意見をきちんと聞く」ことを心掛けるようにしました。この結果、メンバー全員が納得できるような決定を行うことができました。この経験から、対話による信頼関係の構築の重要性を学び、現在も大学院での研究活動におけるコミュニケーションに活かすことができています。 続きを読む
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Q.
ITであなたが変えたい世界とその理由を教えてください。
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A.
私はITの力で「人々が自分の力で、健康を向上し生活を豊かにすることができる世界」に変えたいです。なぜなら、少子高齢社会により人手不足が進む現代において健康を自力で管理し改善していくことは急務だと考えるからです。例えば、私はこれまで熱中症の予防を目的として、ウェアラブル端末を用いて運動中でも簡単に正確な深部体温を測定できるようにするための研究について取り組んできました。従来の深部体温測定は体内に温度計を入れる必要があり、運動中のリアルタイムな測定は難しいとされてきました。そこで、ウェアラブル端末を用いて取得した心拍数などをニューラルネットワークに入力することで深部体温を測定することを提案しました。これが実現できれば、運動中でも手軽に深部体温を測定することができるようになります。さらに無線通信を用いることで、例えば中学校や高校での部活動において生徒の深部体温を一元的に管理することができるため、熱中症による搬送患者数の減少につながります。このようにITの力で、医療機関に頼らずとも自力で健康を管理し、向上させることができる世界を創り出せる研究にこれからも取り組みたいと考えています。 続きを読む