【定型約款の未来を拓く】【23卒】 日本総合研究所 コンサルティング部門/戦略コンサルティングコースの通過ES(エントリーシート) No.97720（非公開/男性）（2022/8/5公開）

2020年4月から施行された改正民法（債権法）につき、それが法人・自然人にどのような影響を及ぼすかについて研究したい。中でも、私は定型約款について専門的に学びたい。銀行との預金取引等の定型化された取引を大量にこなすケースにおいて、改正前民法ではこうした契約で締結される約款に関して統一されたルールが定められておらず、事業者側で前もって作成・用意されているものが大半であった。それゆえ、消費者にとって不利な契約内容・条項が知らない内に盛り込まれる危険性があることが以前から指摘されていた。この点につき、改正民法は2つの要件を設定し、定型約款の定義を明確化したうえで、要件が充足された時のみ定型約款による契約が成立する旨を明文規定としておいた。これにより、法人・自然人の双方にどのような影響がもたらされ、その反面で新たなリスクが生じうるのかについて、今後のゼミでの活動を通じて深く考察したい。 続きを読む

学生団体でのNPO法人をクライアントとするコンサルティング活動だ。クライアントからの依頼内容は「SNSを通じた新規インターン生の獲得」であった。この達成へ向け、解決ステップとして①学生フォロワーの獲得による団体の認知度向上、②業務内容への理解度向上による学生のインターン参加への動機付けを持たせる、の２段階を設定した。具体的な取り組みとして、第一にインターン生の1日の勤務ルーティン動画の作成をはじめとした投稿内容の改善を行った。そのうえで、親交のある他団体に協力を要請し、各投稿を拡散してもらうことで学生からの認知度向上及びインターン業務への理解度向上を目指した。結果、例年1～2名程度しか獲得できていなかったインターン生を新規で7名獲得することに成功した。この経験から、顧客が本当に求める価値とは何かを考え、泥臭くリサーチ・検証・交渉を重ね課題解決に取り組むことへのやりがいを強く実感した。 続きを読む

「他者のニーズを的確に汲み取り、満足度最大化に貢献する力」だ。昨年のコロナ禍で、通っている音楽教室が主催する演奏会等が軒並み中止となった。そういった状況下で、 少人数でも演奏を楽しむ場を企画できないかと考え、 私はレッスン生達と共に有志の管楽器アンサンブルイベントを０から企画・実行した。開催に際して事前アンケートを作成し、幅広い年齢層のレッスン生がどのような楽曲を演奏したいのかのニーズの深掘りを行った。その結果をもとに、多くのレッスン生から寄せられた「混合アンサンブルに挑戦したい」という要望に応えるべく、各バンドの編成要件・選曲の制限を緩和することで多様なニーズに対応した。結果、イベントを成功させレッスン生から多くの謝辞を頂くことができた。この強みは、貴社にて顧客のニーズを的確に掴んだうえで、どうアプローチをかけクライアントの利益最大化に貢献するかを考える上で発揮できると考えている。 続きを読む

貴社のインターンシップを通じて２つのことを学びたいからだ。１つは、貴社の戦略コンサルタントの方々からの的確かつ深層的なFBを通じ、ビジネスの局面でコンサルタントに求められるスキル・思考体系を学びたい。所属団体ではNPO法人をクライアントとするコンサルティング活動を行っているが、現役のコンサルタントからのFBを通じて自らのパフォーマンスにつき内省を行う機会がほとんどなかった。プロフェッショナルとしての視点からみた学生へのFBを頂くことで、現状のレベルと実際にビジネスで求められるレベルとの差分を明確化したいと考えている。第二に、戦略コンサルタントの業務理解を一層深めたい。上記学生団体での経験から、コンサルタントには「課題を明確化し、どう解決へ導くかのプロセスを考え抜く力」が求められると考えた。インターンシップを通じ、業務への理解度向上及び自身のスキルアップに繋げたいと考え応募するに至った。 続きを読む