【20卒】川崎重工業の冬インターン体験記（理系/技術職）No.6876（2019/7/19公開）

同じ業界を志す学生と関わることが出来たことで就職活動に対するモチベーションは上がったと感じる．ただ，これは川崎重工でなくても感じることが出来ただろうと思う．
良かったこととしては，簡易的な内容とはいえ，社内で実際にあった事例に触れることが出来たことである．

本インターンシップに限っては，説明会を兼ねているところが多分にあるため企業研究をしてきた人には重複した内容に感じると思う．

学生同士で一つの問題に取り組むということが，会社で一つの事業に携わるということに通じることから働くイメージが少なからず想像できると思う．ただ，形式的な内容が多く，実際に入社した際にインターンシップとのギャップは大きく感じるのではないかと思う．

インターンシップより説明会の色が強く，内定に直結するような内容ではないと感じた．出席していた社員も人事の方が数名いるのみで，技術系のインターンシップにも関わらずそのような観点から見られていないため，面接などでプラスに作用するようなインターンシップではないと思う．

重工業業界全体を見ることが出来るインターンシップと考えると，業界理解が深まり，機械などが好きな人は志望度が上がると思う．川崎重工として考えると，水素プロセスの確立に携わることが出来る可能性があるというのが，次世代に貢献できるということで魅力に感じた．

先にも記述したが，インターンシップより説明会の色が強く，出席社員も人事の方が数名いるのみで，技術的な面を見られることがほぼないことから，有利に働くことはないと思う．

インターンシップ修了後はアンケートを書いて終了であった．その後，社員や人事からのコンタクトはなく，一般的なエントリーとなった．

いわゆる三大重工と呼ばれる，三菱重工，川崎重工，IHIを志望していた．理由としては，活躍している分野が広いため，自身が生み出したモノが一つの分野にとどまらず活躍できる可能性があるためである．ただ，前述の三企業のうち，IHIは不正体質から脱却しきれていないような雰囲気があるため，就職活動は消極的に考えていた．

志望業界として重工業業界を魅力に感じるのには変わりなかった．インターンシップ内の説明で，川崎重工は技術の"統合"と"深化"で次世代を担う新たな技術を生み出すと述べており，最先端の技術に触れることが出来るということから，川崎重工を積極的に見ていこうと考えるようになった．その後に開催された先輩社員との座談会などにも積極的に参加するようになった．