【21卒】積水化学工業の夏インターン体験記（理系/生産技術開発）No.9644（岡山大学大学院/男性）（2020/7/17公開）

大きな化学メーカーの一つであり前々から興味があった企業でした。理由は３つのカンパニーと１つのコーポレートから構成されているバランスの企業であること、海外にも多角的に足を伸ばしているグローバルな企業であったからです。

インターンシップの選考はESと面談だと伺っていました。ESは問われていることに対して結論を先に書く結論ファーストで、面談ではなぜ積水なのか、をしっかり自分の中でブラッシュアップして臨みました。

エントリーシート → 1次面接 → 最終面接

人事の方でしたが、圧迫面接でした。逆質問（学生から面接官に質問）の時間でも、なんでその質問をしたか、まで尋ねられました。少し苦しかったですが、その中でも笑顔でハキハキ喋れたことが評価されたポイントだと思います。

普段研究はどのように進めていますか？チームで研究を進めているか単独で進めているか

私は単独でテーマを担当しています。指導教官である准教授と二人三脚で研究を進めています。自分一人で考えることも多いですが、研究テーマとしては少しチャレンジングな要素を含んでいるため、困ったことがあれば逐次報告して助言を取り入れながら研究を行っています。未熟者の私にとって、研究の進め方や課題解決のアプローチについて非常に勉強になっています。

海外で働いてみたいとのことですが、どうして外資ではなく日系企業なのですか？

私は日本人として日本にルーツがある企業で活躍したいと考えています。海外で働きたいというのが最優先でしたら確かに外資系企業を選ぶべきだと思います。しかし私はあくまで日系企業の技術者として企業をリードしていくことができる人間になりたいと考えています。おそらく日本の企業であろうと今後はもっとグローバル化が進行するはずで、その中で存在感を示せる技術者になりたいと思ったので積水化学に志望しました。

和やかな雰囲気での面接でした。研究に関しても人となりに関しても、「自分の頭で考えて行動をしている」ということを相手に伝えられた気がします。この点が評価されたのではないかと思います。

普段何して生活している？

平日は研究室で研究を行っています。その他の時間では、プログラミングの長期インターンに参画しており、機械学習に関する業務を担当しています。そのため基本的に休みは日曜のみで、読書や映画鑑賞をして生活しています。研究に長期インターンに、忙しい生活を送っていますが、充実した時間を過ごせていると感じています。

どんな学生時代を送ってきましたか？

自ら積極的に行動する学生生活を送ってきました。私は自分を好奇心旺盛な人間だと思っています。大学では化学系の学科ですが、大学は広く学ぶ場所だと捉え、いろんなことに自分からチャレンジしてきました。海外でのビジネスインターンシップ、成人式実行委員会、ヒッチハイク、プログラミングのインターンシップ、基本的に自ら行動するのが好きです。

攪拌装置の最適条件の検討

前半にやったこと

学生・社員顔合わせ、企業説明、実習テーマ内容説明などが初日のメインイベントで、本格的な実験実習は2日目からでした。初日の晩には人事による懇親会が開かれました。和気藹々とした雰囲気で楽しかったです。

後半にやったこと

２〜４日目で実験・解析を終わらせ、４日目には５日目プレゼンの準備・予行演習を行いました。５日目の午前中に最終発表を行い、午後は懇親会が開かれてインターンシップは終了しました。

人事部長、技術系部長など

なし

しっかり考えることができていた反面、チームメンバーの意見を傾聴する力が弱いというご指摘をいただきました。仕事というのは個人プレーではなくてチームで遂行していくので傾聴力をつけて社会人になるべきだとフィードバックをいただきました。

５日間という短期間、実験に取り組めるのは実質中3日という過密スケジュールがしんどかったです。毎晩メンバーとミーティングを行いました。（強制されていたわけではありませんが）
しかし実習テーマとしては非常に面白く、しっかり考えて取り組めたと思うので、楽しかったです。チームメンバーとの中も深まりました。