【未知の素材、挑戦の舞台】【20卒】村田製作所の夏インターン体験記（理系/総合職(研究開発)）No.7907（三重大学大学院/男性）（2020/1/23公開）

もともと電子部品業界に興味を持っており、近年急激に成長してきた企業だったから。日々自分たちが使っているスマートフォンに使われている部品をどのように開発、製造、販売しているのかを知ることで、その企業についてにの理解が深まり、さらに以降の就職活動の基準にできると考えたから。

書類と面接のどちらでも、どんなこと(自分がどんな人間か、アピールしたいことなど)を、経験談を用いてどうやって証明するかを、事前に把握し整理しておくこと。私の場合、およそ3ヶ月ほどかかりましたが、時間がかかるものだと思います。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

自分で考えてやってきたという主体性をアピールしつつ、実際に本当にそうしたら壁になるであろう部分も相手に話すことで、理解や共感を得やすい。

研究で一番大変だったこと、考えたこと、工夫したこと

研究課題のアプローチとして、従来のコンセプトの反対の提案を教授に認めてもらうこと。自分の考えがあるのは当たり前ですが、そこからさらに主張の仕方を工夫し、口だけではなく時間をかけて集めた結果と共に説得を試みたことです。これは信頼を獲得しながら主張の規模を大きくしていくことで感情的に対立を避けられることを意識して行ってきたことをアピールした。

大学関係以外での取り組み

大学にはない会社経営を意識できる環境に身を置き、経営存続に関わる緊張感や危機感のある中で社会人としての課題解決能力を養うため、パン屋のバイトで収益改善に取り組みました。当初は試食提供や店内放送の回数増加により、短期間でお客様の購入意欲の向上を狙うものの、従来の冷めたパンの試食ではお客様の興味や関心を集められませんでした。そこで、五感に訴えかける試食として、試食用パンを店頭で再加熱し、香り・見た目・味を焼き立てに近い状態で提供することを提案し、売上向上に繋げた。

正極材料に関する研究

1週目にやったこと

自身のテーマを与えられ、それに関する論文や社員の方の話からテーマ理解を深めていく。また、担当社員の方と事業所内を見学し、その設備や仕事風景を自分のめで確かめていった。また、社員の方々に話を聞きに行くためのアポイントメントをとっておいた。

2週目にやったこと

テーマの正極材料に関して、自分たちで一から合成し、その性能を評価・分析・考察していった。実験にとられる時間が非常に多いと感じた。また、アポイントメントをとっておいた各社員との面談では、仕事に関して様々なことを聞いた。

3週目にやったこと

成果報告会のため、約20分のPPTを作成し、発表した。発表内容は、インターンシップに来た目的と達成度に関して、大学での研究に関して、テーマを通した体験について、インターンを通して知ったこと・学んだこと・これから心がけていきたいこと等を発表した。

担当部署の部長以下ほぼ全員

なし

会社に入ってからも、アポイントを事前にとったり、相手のことを考えて行動することは非常に重要だと言われた。また、成果報告会では、君が何をしにインターンに来たのか、そして何ができたのかが理解できて、こっちもやってよかったという感想を担当部署の方から頂けた。

与えられるテーマが非常に複雑で、まず理解する段階から始める必要があり、それが困難であった。また、自分は作業の時間が多く、社員の方々は時期的に忙しいので、インターン初期に個人面談のアポイントメントをとっておいて、非常に良かったと感じた。アポイントを取っておかないと、事業所見学以外はテーマに関する作業とデスクワークで終わりかねないと感じた。

企業と大学の違いに関して知ることが出来た。選考の面接などで、自身がアピールし話す内容が本当にアピールになっているのか、面接官が本当に知りたいことは何なのかを、実際に活躍されている社員の方々からの話で、再検討出来た。また、このインターンで知ったことを、それ以降の就活の基準として使えるのはよかった。

これから就職し、会社で活躍していくうえで、どんなことが大切で重要なのかを自分が知らない、ということを認識することだと思います。そうすることで、インターンでの学ぼうという姿勢がより積極的になったと思います。

自分はたくさんの社員の方々に個人面談のアポイントメントをとっておいたので、非常に有意義なお話をたくさん聞くことが出来ました。その中でも、社内の雰囲気や、仕事場の環境についてその人自身が思っていることを直に聞くことで、そのシチュエーションを想像しやすかったです。

選考への影響は実際不明でした。しかし、内定者や入社数年目の方々からお話を聞く限り、インターンに参加することが出来るとかなりの確率で内定に繋がっているということが分かりました。また、インターン参加者で、本選考時に推薦を出すと、本選考がいきなり最終面接になるので、大きく内定に近づいたというのは感じました。

志望度は非常に上がりました。まず、インターンを通して、村田製作所の強みや大事にしていることなど、その企業の特色というものがしっかり理解できました。また、たくさんの社員の方々から、実際に働かれていて感じることやどんなことをするのかを聞くことが出来、見学では仕事場の風景などを直接見ることが出来たので、たくさんのことを知ることができ、志望度も増しました。

夏季インターンシップ後に、先輩社員の方々との座談会や、パーティーなどフォローが非常に充実していたことから、有利になると思いました。また、インターン参加者で、本選考時に推薦を出すと、グループワークが免除され、いきなり最終面接になるので、非常に有利になると思いました。

夏季インターンシップ終了後、10月と翌年2月に座談会と懇親会、翌年1月と3月に事業所見学、１Dayインターンへの無条件参加等たくさんありました。

モノづくり関係、化学系、材料系を中心にたくさんの企業を調べていました。具体的にはトヨタ自動車、村田製作所、日東電工、信越化学、JSR、キーエンスなどの大企業中心で、興味関心が強かったです。ただ、その企業がどんな強みを持っているのか、それがどれだけいいのかなど、まだまだおおくのことを知りませんでした。

業界選択では、興味関心だけでなくその将来性なども考慮するようになりました。また、企業選択では、インターンで知ったことを基準に他企業を分析して行きました。私は、独自性、それを支える技術力、これから展開していく分野に対してその企業の強みが活かせるかなどを基準に、大企業の中で、自身が就職したいと思う企業を選択していった。