- Q. 志望動機
- A.
株式会社デンソーの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社デンソーのレポート
公開日:2020年7月10日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
HPに記載されている「求める人材像」を大事にしていると、選考を通じて感じました。その内容を踏まえて、私は国内だけでなく世界と戦っている企業なので、主体性をもってグローバルに、を主張できるように意識しながら選考に臨みました。また、多くの部署の社員訪問を通して感じたのは、合理的、論理的な社員の方が多く、そこを重視しているという情報も聞いたので、合理的、論理的を意識しました。
特に、技術系総合職の場合、作りたい製品や作りたい未来について、目を輝かせて話すことは最も大事だと思いました。選考を通して、エンジニアの方と接する機会があり、そういう時に「一緒に仕事してみたい」そう思わせるような「少年のような気持ち」を持つことで、エンジニアの方の食いつきも違います。
志望動機
私は人も環境も喜ぶモビリティ社会の創造を実現したいと考えております。その実現のためには、長年の歴史で培った技術を活かして世界中に車のコア部品を供給している貴社の環境こそが最適だと考えました。実現したい理由として、数々の旅行先で遭遇する壮大で美しい自然を後世にも引き継ぎたい、HMIの設計や信頼性工学等の「人のための工学」を学んだ経験から人が喜ぶものを作りたい、二つの思いがあったからです。そして環境と人にこれからも大きな影響を与え続けるだろうクルマ社会の発展に貢献したいと考えました。私は主務としての経験や共同研究を行う経験から「リーダーシップを発揮することができ」「目的達成のためにチームを巻き込んで努力できる」人間だと考えております。そんな私は貴社の社員の方と相乗効果を生み出すことができると思います。具体的には、熱を含めたエネルギマネジメントの強みをもつ貴社で、車内空間がより便利で快適になるようなエアコンやコックピットシステムの開発に関わりたいです。空調機の消費電力が大きくなる電動化の中で効率を追い求めつつ、居心地のいい空間作りの発展に貢献したいと考えています。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2020年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
入社して実現したいこと。自己PR。学生時代にチャレンジした内容。
ES対策で行ったこと
以前訪問したデンソーの社員の方にメールでESの添削をお願いしました。具体例と伝えたいことを論理的になるよう心がけました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を何度か解き、パターンに慣れるようにしました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 10年目くらいのエンジニア2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究の過程や、部活動の過程など、考え方や取り組みのプロセスを重視されているので、そこをわかりやすく話すように心がけました。
面接の雰囲気
若いエンジニアの方だったこともあり、ゆるめの雰囲気でした。気になった点について、軽く質問してくるような雰囲気でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
係の体制等を変える時に何が困難にぶつかりましたか?またその時にどのような処置を行いましたか?
体制を変えることには同意を得られましたが、体制を変えたとしても狙っていた「運営へのやる気向上」にすぐにつながらなかったことです。環境は整えたので、やる気の上がらない選手達とは直接話して、運営の大切さや全体への影響を説明しました。その過程で自分の意見を押し付けすぎないように気をつけました。いくら自分が正しいと思っていても、異なる背景をもっていれば、それが素直に受け入れられるとは限りません。したがって、相手の考えを聞いた上で、自分の考えを説明し議論する、すり合わせることが大事だと感じました。
選考以前に社員さんから伺ったんですが、失敗からどう立ち直るか、どう立ち向かうかが大事だと聞いたので、正直に困難は話し、どう考えたかわかりやすく伝えました。
外部実験の何が難しく、どのようなことに配慮すれば達成できると考えましたか
東京の方で1年に2度しか実験を行えず、やり直しがきかないことに加えて、研究室としては初めての計測項目があったことです。そのため、準備に抜け漏れがないようにするため、情報共有をすることで万全の準備ができると考えました。また、人に助けを求めることも心がけました。助けを求めるメンバーにもやることはあるし、自分の成長のためにも頼りすぎることもよくありません。人に助けを求めるライン、人を助けるラインを決めるのが難しいと感じました。
反省点としては、作業量に差が出てしまったことです。遅れをないように意識しすぎたこともあって、後輩の成長を考え、あまり任せられなかったことがあります。もっと後輩に任せてサポートするようにすればよかったと思いました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事と部長クラスのエンジニア
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
とにかくわかりやすく論理的に話すように心がけました。具体例をイメージししやすいように話しながら、自分の伝えたいことをはっきりと伝えるようにしました。
また、専攻と会社の内容が微妙に違いましたが、その理由や私の熱意もしっかりと伝えられたこともポイントかと思いました。
面接の雰囲気
インターンシップの選考では圧迫気味に感じましたが、今回の選考ではとてもゆるくて、会話している雰囲気でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究を通して努力したこと
外部実験に向けた進捗に危機感を覚えたからです。年に2度しか行うことができない今回の外部実験の難しさは、私は学部のときにも経験し痛感していました。そんな外部実験を伴う今回の研究は、企業との共同研究のために一定の成果をあげる必要もありました。しかし現状、週に1度のミーティング内で同じ議論を何度もしたり関係のない議論をしたり、このままでは準備が終わらず目的を達成できないと感じていました。まず私の危機感をチームメンバーに伝えるため、外部実験の日までに準備すべきことを逆算して考え、共有しました。すると、メンバー間での計画や考えのズレが浮き彫りになりました。そのズレをなくすと同時に、今後もメンバー間の乖離が少なくなるようにリアルタイムで情報共有が可能なソフトの使用を提案しました。これにより、ミーティングもポイントのみに絞った密度の濃い時間になると考えました。また、私も含め個人で没頭して研究に取り組みがちになりますが、目的達成のためにも進捗が著しく遅れることは許されません。そのため、私はチームの進捗を頻繁に確認し、難しい部分に関してはチーム間で議論する場を設けました。チームの雰囲気は良くなり、意思疎通が活発になったことで、実験を無事に完遂することができました。また期待以上の成果も得られ、翌年以降につなげることもできました。自ら旗振り役となりチーム内で協力することで、シナジー効果を生み、個人としてもチームとしてもポジティブな影響があることを学びました。
志望動機について、ほかにも自然を豊かにするような職種は沢山あると思いますが、なぜ車なのでしょうか。
理由は2つあります。1つ目は、私の経験からです。山奥まで雲海を見に行ったことがあります。そこで道中で休憩のために、車を降りるととても空気が澄んでいました。しかし、私が乗ってきたのは排ガスを多く出す車でした。私は自分の自然を感じたいというエゴだけのために、環境を破壊しに来ただけという思いにかられました。そこで私は自然を見たいなら移動手段である車が自然に豊かであるべきだと感じました。もう一つは、車は人々にとって身近であるが故に、世間への影響も大きいのではないかと思いました。環境問題はもはや世界全体で取り組むべき問題です。世の中の人全体を巻き込むためには、最も身近な車がより環境を考えることが大事なんじゃないかと思いました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最終選考通過のご連絡のあとも、考える時間をいただきました。ゆっくり真面目に考えていいよ、というスタンスでした。
内定に必要なことは何だと思うか
主体的、グローバルなどを求める人材像として挙げているので、そういった点は強く押し出すようにした方がいいと思います。「専門性」と「人間性」がマッチすれば、内定をいただけると思います。というのも、人柄だけでなく、専門性も重視していると情報を聞いたので、自分の研究がどうデンソーに生かせるかを話せるといいと思います。ポテンシャルコースであれば、専門性がマッチしなくても人物採用のような形で内定をいただけることもあります。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
論理的に考えられるかどうか、挑戦できる人材かどうかだと思います。風潮として、論理的に自分で考えられる人が多いと思います。また、大変革時代の自動車業界であり、日本でも大きな企業の中の一つであるため、挑戦し続ける必要があるからです。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終選考でも普通に落ちます。専門性がかなり重視されていると感じました。しかし、少なからず人物採用もあると思うので、しっかりと主体性を強調していくことが大事だと思います。専門性がある人はしっかりと専門性を強調することでよっぽど内定をいただけると思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
リクルータの方から連絡があり、選考中には聞けなかったことでもなんでも聞いて、とおっしゃっていただきました。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
入社を迷った企業
アビームシステムズ株式会社
迷った会社と比較して株式会社デンソーに入社を決めた理由
やはり大企業ということもあり優秀な人が多い点や、コロナ時代に大きな会社の方がまだリスクは少ない点などが大きくありました。自分の成長のためにはまわりの環境が大事だと思っていて、上司からの教育や同期との競争は大事なことかと思います。また、コロナがどうなるかわからないこの時代に、まだ入社もしていない学生の身としては、大きな企業の方が内定破棄や放棄などリスクは少ないだろうと思いました。地元にあるという点も一つのポイントにはなりました。
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デンソーの 会社情報
会社名 | 株式会社デンソー |
---|---|
フリガナ | デンソー |
設立日 | 1949年12月 |
資本金 | 1874億円 |
従業員数 | 162,231人 |
売上高 | 7兆1447億3300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 林新之助 |
本社所在地 | 〒448-0029 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 |
平均年齢 | 44.7歳 |
平均給与 | 839万円 |
電話番号 | 0566-25-5511 |
URL | https://www.denso.com/jp/ja/ |
採用URL | https://careers.denso.com/graduate/ |