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旭化成株式会社 報酬UP

【光とアニオンの革新】【22卒】旭化成の総合職の本選考体験記 No.13273(東京理科大学大学院/男性)(2021/6/4公開)

旭化成株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2022卒旭化成株式会社のレポート

公開日:2021年6月4日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 東京理科大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • 日東電工
  • 旭化成
  • デクセリアルズ
  • AGC
  • artience
  • クラレ
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

選考は最初から最後までオンラインでした。

企業研究

学校が主催する説明会に参加しました。そこで会社の内容を知りました。
また採用担当の方が全員集まる座談会や研究者の方々の座談会にも参加し、会社の雰囲気だけではなく社員の雰囲気も感じました。
面接に関しては主に研究内容がメインとなっています。なぜその研究を行っているのかはもちろんですが、どういう考えがあって、それに対してどのような実験をしてどのような結果が得られ、何を根拠にどういう考察を行ったのかを、意識して伝わりやすいスライド作りを心掛けることが必要だと感じました。
またコロナの関係ですべてオンラインでの面接だったのでプライベートで実際に工場を見に行ったり、入社してから働くイメージを持つことが大切だと考えます。

志望動機

面接時は技術の部分がメインで志望動機は聞かれませんでした。
しかし面接をしていて感じたのは1次・最終面接ともに、どの技術者の方も非常に優秀だということです。結果だけではなくてそこにどのような原理・サイエンスがあるのかを常に問われました。
良いものを作って終わりではなく、なぜそれが起こっているのかを追求している企業はそんなに多くはないと思い、志望度が上がりました。
そのためもし面接時に志望動機を聞かれていたら、幅広い事業領域と高い技術力、さらに技術者の方々の研究に対する取り組みかたに惹かれました。
そのような中で私もともに働きたいからだと答えたと思います。
この企業は面接前後でイメージが変わった会社でした。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年04月 中旬
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

学生時代最も注力したことについて自由にお書きください。

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

気持ちを込めることと、それをどのように読み手に伝えるかを意識しました。

ES対策で行ったこと

研究室に残されている先輩方のを参考にしました
その他に就活会議などの就活サイトで過去のESを拝見し参考にさせて頂きました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
技術と人事
逆質問
なし

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインで、すぐ始まりました。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究に対する意欲的な姿勢が評価されたと感じております。
また幅広く学ぼうとする姿勢も評価されたと感じております。

面接の雰囲気

話し方は非常に温厚で厳しいものはないが、研究内容に関しては厳しい質問をされる。それが非常に魅力的でした。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容についてのみ聞かれました。 どうしてこのテーマ?

このテーマは自分自身で決めたわけではありません。
担当教授に決めて頂いたものになっております。
しかし、テーマ決め面談といいうものがありまして、どのようなことに携わりたいかというお話をする機会があります。
そこで私の研究室では光機能性高分子とアニオンを強みとしていますので、その二つには携わりたいと答えました。
また幅広い知識や経験を養いたいとも答えました。
その結果、有機と無機の複合材料という光とアニオンと有機と無機を扱う理想的なテーマをいただくことができて、非常に充実した研究室生活を過ごせております。
その他にも周囲の友人の研究にも主体的に携わり、自分の研究だけでなくさらに幅広く知識を養うことを意識しています。

研究背景について教えてください。

本研究では自動車の窓ガラスなどに用いられるコーティング材料の低コスト化・時間削減・軽量化を目標にしています。コーティング剤は液体(樹脂)を固体に変化させて作っており、従来は熱硬化が主流でしたが、光を用いることによりコストと時間の削減を図りました。また高物性を得るために有機と無機の利点を併せ持つハイブリット型が注目されており、従来系では下層に柔軟性・密着性に優れる有機樹脂、上層に高硬度の無機樹脂を用いているため2層で構成されています。しかし2層構成は高重量であるため、有機と無機を混合して1層にした樹脂を上下に分離(傾斜)させることで物性を保ちつつ、軽量化を目指します。以上より高硬度で密着性・柔軟性に富んだハードコート剤が低コスト・短時間・軽量で開発可能となります。現在は有機と無機の組み合わせを検討した結果、1層構成で無機樹脂を最表面に偏らせましたが、より物性が上がる傾斜型を目指しています。

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 下旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術・人事2人
逆質問
なし

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインで、すぐ始まりました。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究にたいする姿勢は1次のときと同様、評価されたと感じています。また、今回はスライドを論理的に組み立てて、わかりやすく説明できたことも評価の対象だったと感じています。

面接の雰囲気

1次面接のときと同様、話し方は非常に温厚で厳しいものはないが、研究内容に関しては厳しい質問をされる。それが非常に魅力的でした。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

同じく主に研究内容でした。 従来技術とあなたの研究テーマ部分の違いな何ですか?

本研究では自動車などの表面を保護するコーティング材料の軽量化、塗布の簡便化を目指します。コーティング剤は液体(樹脂)を固体に変化させて作り、従来は熱硬化が主流でしたが、光を用いることでコストと時間の削減を図りました。また近年ハードコート剤では硬度付与の無機樹脂と柔軟・密着性付与の有機樹脂の両方の利点を併せ持つハイブリット型が注目されています。従来は上層に無機樹脂、下層に有機樹脂を用いた多層構造や有機と無機を混ぜた分散構造が一般的でした。しかし多層構造では複数回の塗布が必要なため、コストや時間の浪費、高重量や界面剥離などの問題があります。また分散構造では物性の低下や透明性の欠如に伴う応用先の限定という問題があります。そこで本研究の新規性である有機と無機を混合した1層の樹脂を塗布した後、無機樹脂のみを表面に浮き出させ、上下に分離させる「傾斜構造」を形成することで課題を解決します。具体的には光照射に伴いラジカル種と塩基を発生させます。ラジカル重合により有機と無機を重合させ、同時に膜上層に偏析する無機樹脂をゾルゲル反応させ、表面をより高硬度化します。これにより簡便に硬度と柔軟性・密着性が良好な透明な膜の軽量化を可能にします。

研究の中で、あなた自身が発揮した独創性やオリジナルティによって課題解決/課題発見したエピソードを教えてください。

課題は大きく2つあり、「膜表面に偏析する無機樹脂(ポリマー)と開始剤(光塩基発生剤)の設計と合成」、「有機と無機の相溶性制御」です。まず無機樹脂では有機専門が故の知識不足を補うために研究室の枠を超えて、無機専攻の友人や他大学の教授に意見を求めました。その結果、無機樹脂(アルコキシシラン骨格を持つアクリラート)の合成にはわずかな酸触媒や水が影響すると分かりました。また開始剤では強塩基の発生、高溶解性、保存安定性が必要なため、付加可能な強塩基の探索や非イオン型の反応機構調査などを行い、必要条件を満たす開始剤の合成に成功しました。次に相溶性制御では製膜過程で様々な影響を受けると考え、昼夜や休日問わず、効率的に多くの条件検討を行いました。その結果、樹脂の分子量、基板組成、溶媒の揮発過程が重要だと分かりました。以上より今まで報告例のない傾斜構造をもつ有機無機ハイブリッド膜の作製に成功しました。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年04月 下旬

内定を承諾または辞退した決め手

工場を直接見学に行き、働くイメージがわいたから。

内定後の課題・研修・交流会等

なし

内定者について

内定者の人数

例年は200人程度です。

内定者の所属大学

まだ分かりません。

内定者の属性

まだ分かりません。

内定後の企業のスタンス

内定承諾の回答期限は設けない、就活を思う存分やってくださいという風に言っていただいたことも魅力的でした。

内定に必要なことは何だと思うか

積極的に研究に取り組むことです。先ほどから述べさせていただいておりますが、面接は基本技術面接です。さらにどれだけ自分の研究の背景を理解していて、それに対してどういう考えのもとどのようにアプローチしてきたのかが大切です。人事の方が言っていたのですが、パーソナルな部分はコミュニケーション力が高い人は嘘をつける。しかし研究に関してはその人が取り組んできたことを表しているので嘘はつけない。だから研究を重視する。この言葉からも研究に対する姿勢が大切だと考えます。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

カメラ目線で話せているか。ただ暗記しているだけではなくて、熱意をもって気持ちを込めて話せているかだと思います。
あとはどれだけ面接のイメージを行い、質問対策を行ってきたかが大切で、経験と練習があれば内定はもらえるえと考えます。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接が2回しかないので、最終面接でもがっつり落とされると思います。反対に研究に対してしっかりと取り組んでいれば、2度の面接どとらも通過することができると考えます。また研究だけではなく、プライベートも聞かれる可能性があるのでそちらの対策をやることは大前提であるべきです。

内定後、社員や人事からのフォロー

6月中には配属先面談を行い、どういうところで何がしたいのかをお話させて頂きます。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 社員の魅力・実力

入社を迷った企業

AGC株式会社

迷った会社と比較して旭化成株式会社に入社を決めた理由

工場見学に行き、どちらが自分が働くイメージがわいてくるのかで最終的には判断しました。
そのイメージには社員の方との複数回にわたるお話や、勤務内容、福利厚生など何日間もお話させて頂き、感じていきました。
あとは実際に働いておられる方からの意見をまとめた就活サイトなども拝見し、自分に合っているのはどちらの企業なのかを吟味し、両親とも相談して最終的には決断しました。
どちらにせよ悩んで決めたため後悔のない就職活動にしたかったです。

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旭化成の 会社情報

基本データ
会社名 旭化成株式会社
フリガナ アサヒカセイ
設立日 1931年5月
資本金 1033億8900万円
従業員数 50,536人
売上高 2兆7848億7800万円
決算月 3月
代表者 工藤幸四郎
本社所在地 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号
平均年齢 41.5歳
平均給与 752万円
電話番号 03-6699-3000
URL https://www.asahi-kasei.com/jp/
採用URL https://www.asahi-kasei-jobs.com/newgrads/
NOKIZAL ID: 1130544

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