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旭化成株式会社 報酬UP

【20卒】旭化成の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6841(東京大学大学院/男性)(2019/6/24公開)

旭化成株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2020卒旭化成株式会社のレポート

公開日:2019年6月24日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 東京大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

手がけている事業領域がとにかく広いので、まずは地道に企業のHPを見ることから始めました。また、企業主催の説明会では実際に現場で働かれている社員さんと話せるうえ、企業が求めている社員像がかなりはっきりわかるので、志望しているのであれば必ず参加すべきです。この説明会で渡される技術職用のパンフレットに各事業の細かい内容が載っているので、これをしっかり読み込みましょう。しかし、実際の面談では自分の研究内容に関する質疑応答が大半を占めるため、興味のある事業内容について聞かれたときに答えられるようにしておきさえすれば、必要以上に予習しておく必要は少ないと感じました。基本的なところでは、事業内容によって勤務地にやや偏りがあるので、自分の希望する事業内容と勤務地にずれがないことを確認しておくべきでした。

志望動機

面接ではおまけ程度に聞かれ、当たり障りのない回答をしましたが、特に重視していないようでした。以下、自分の志望理由を述べます。面接ではおよそ前半部分のみを軽く話しました。
時代の変化に恐れることなく適応し、新たな事業をたくましく切り開いてきた風土に惹かれました。数ある化学メーカーの中でも、コア技術を群を抜いて多角化させながら発展してきた旭化成なら、容易に見通すことができない未来においても、社会にとって有用な新たな価値を見出し続け、それに向かって努力を重ねることができると感じました。これを実現するためには、最先端の科学技術を有することと、それを実際に利用する社員が優秀であることの二点が必要だと考えます。特に同業他社に比べて闊達な人が多い印象を受けた旭化成では、技術一辺倒ではなく、社員自身が能動的に活躍できる環境が整っていると感じ、志望しました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

あなたの学生時代について自由にお書きください。(全角300字以内)/右の9つのワードのうち3つ以上のワードを用いて、自由に文章を作成してください。
物語、詩、自分の考えなどどんな内容、表現方法でも結構です。(全角200字以内)
< 科学・比・ニーズ・創造・経済・究・細胞・信念・結合 >/就職活動あるいは日々の生活において大事にしている軸は何ですか?(全角100字以内)

ES対策で行ったこと

就活会議や他サービスを利用し、通過例を参考にしながら書いた。質問内容は例年通りなので、短い文字数で分かりやすく簡潔に書くよう心掛けた。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

特に対策はしなかった。難易度も平易だったため、一般的な対策をしておけば十分だと思う。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事一人、現場の技術系職員二人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

面接の大半が研究内容についての質疑応答なので、自分の研究をわかりやすく伝える能力、質問のポイントをつかんで的確に答える能力が評価されたと思う。

面接の雰囲気

人事がアイスブレイクをしてくれたため、緊張はあまりしなかった。研究の質疑応答は鋭いが、全く圧迫ではなかった。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ今の研究室を選んだのか。

私は大学一年生の時に、前期教養学部の生命科学の授業を受けて、「複雑な生命現象を分子レベルで理解する」ことに興味を持ちました。そして後期の学部を選ぶ際に、有機化学と生命化学をどちらも勉強できる、工学部の化学生命工学科に進学しました。そして、化学と生物をどちらも扱うケミカルバイオロジーという横断的な分野を専門としており、当初の関心に最も近い研究に携われると思った今の研究室を志望しました。この結果、様々な分野の勉強をこなす必要はあるものの、現在は原子一つの有無によって生命現象がどのように制御されるか、という極めてミクロな視点での研究に取り組むことができており、自分の興味に合った研究生活を送ることができています。

勤務地は九州でも大丈夫か。

私は生まれてから今までずっと東京で暮らしてきているため、できるだけ早く違う環境に身を投じたい、という思いを強く持っています。未知の環境では、これまで決して遭遇することができなかった経験や知識を得ることができ、新鮮で刺激的な生活を送ることができると考えています。社会人になるタイミングでこの希望が叶うのであれば、とてもうれしく思います。むしろ、限られた環境下で自分の視野を狭めることなく、いろいろな出会いや体験を通して自分が成長していくことが必要だと考えています。旭化成の事業領域は極めて広く、全国各地で勤務する可能性があることは重々承知しています。そして、自分の勤務地がどこになっても、失敗を恐れることなく、様々な仕事に積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事一人、現場の技術系職員二人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

一次面接と異なりパワーポイントを用いての発表なので、視覚的にも内容的にもわかりやすく、端的に伝えられるよう意識して話した。また、最後のアピールの場なので、とにかく志望度の高さを強く示した。

面接の雰囲気

一次面接とほとんど変わらない。やや面接の会場が広いので、はきはきと話すよう心掛けた。スライドばかりでなく、聞き手の目を見るよう意識した。

最終面接で聞かれた質問と回答

この研究は、コスト面では従来法とどちらが優れているのか。

今回の研究内容については、従来法ではなしえなかったことを可能にするという圧倒的な利点があったため、コスト面で従来法と厳密に比較したことがない、というのが正直なところです。ところが、今回の手法でなければ達成されない点を除けば、従来法の方が確実に経済的であるといえます。第一に、今回の手法は従来法に比べ長期間の作業を必要とします。そのため歳出駅に得られる目的物のスケールは従来法には及ばないという事実があります。第二に、今回の手法で必要とされる試薬が従来法に比べれば高価であるというものがあります。そのため、従来法で賄えるものについてはそちらを利用し、今回の手法でしか達成できないものを合成するときにはこちらを利用する、というように取捨選択する必要があります。

今一番興味のある事業領域は何か。

私は今旭化成のメディカル事業に特に興味を持っています。私はこれまで有機化学と生命化学にまたがる横断的な分野について学習してきており、その両方について強く関心を持っています。旭化成のメディカル事業では、高機能素材を用いたウイルスフィルターや人工腎臓など、化学と生物の両方を兼ね備えた、複合的な領域からなる製品を多く開発されていると考えています。そこで、私がこれまで培ってきた知見と経験をもとに、この事業領域で更なる製品に向けての研究・開発に従事したいと今は考えています。しかし、どの事業を担当させていただくことになっても、日々の学習とこれまでの蓄積を生かし、積極的に研究活動に取り組んでいきたいと思っています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

最終面談通過の連絡をいただいた時、その場で内々定の承諾を伝えたため、特に何も指示はされなかった。就活を続けてもおそらく問題なかったと思う。

内定に必要なことは何だと思いますか?

技術系志望であれば、就活の対策以上に自分の研究をしっかり進めることを強くお勧めします。ESさえ通過してしまえば、あとは研究発表とその質疑応答がメインで、それ以外に自分をアピールする場がほとんどないと思ってください。逆に言えば、研究をしっかりやってきた人にとってはかなり楽な選考だと思います。もう一つ、研究内容をわかりやすく、簡潔に「伝える」力も大切だと思います。社員さんも研究一辺倒ではなく、話が分かりやすかったりはきはき話す方が多いように感じました。
ただ、やや選考フローが不透明なところはあるので、周りの状況に流されないように注意してください。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

自分でしっかり考えながら日ごろ研究しているかどうかだと思います。上司に言われたことをそのままこなしているだけでは、自分で研究を進める力がないとみなされます。また、そのような点は技術面接を通してかなりはっきりするそうです。私は面接で質問に詰まって答えられなくなることは一回もなく、しっかり評価してもらえたと思っています。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

ESの評価基準はよくわからないです。自分の研究室から優秀な先輩が内定してると通過率が高くなるように感じました。技術系の面談は、専門外の人に対する学会発表だと思って臨むべきです。専門外の人ならではの鋭い質問、指摘がたくさん来ます。

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旭化成の 会社情報

基本データ
会社名 旭化成株式会社
フリガナ アサヒカセイ
設立日 1931年5月
資本金 1033億8900万円
従業員数 49,094人
売上高 2兆7264億8500万円
決算月 3月
代表者 工藤幸四郎
本社所在地 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号
平均年齢 41.5歳
平均給与 760万円
電話番号 03-6699-3000
URL https://www.asahi-kasei.com/jp/
採用URL https://www.asahi-kasei-jobs.com/newgrads/
NOKIZAL ID: 1130544

旭化成の 選考対策

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