18卒 本選考ES
技術系
18卒 | 東京大学大学院 | 女性
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Q.
学生時代に学んだ専門分野や,研究に対する取り組みなどについて ・専門分野,習得したスキル(実験操作,機器,手法)などをご記入ください.
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A.
私は,障害者や高齢者が生活において感じる不便な点を解消し,よりよい生活を送るための方策を工学的アプローチにより検討する生活支援工学分野の研究に携わっている.学部では車椅子ラグビーの転倒事例における受傷評価に関する研究を行い,マルチボディ・モデルを用いたシミュレーションを行うための人体・車椅子モデルの作成手法を習得したり,受傷評価指標を作成するための人体損傷評価手法についての知識を学んだりした. 続きを読む
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Q.
どのように研究に取り組んだか.そこから得たことなどをご記入ください.
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A.
私は自分の足でデータを稼ぐことを重視した.車椅子ラグビーに関する先行研究は少なく,転倒や受傷の傾向が文献からわからなかった私は,練習場や試合場に赴きヒアリングを含む実地調査を頻繁に行った.そこで必要なデータのみならず,選手が抱える困難や転倒時の工夫等もわかり,より実現象に近い状況でのシミュレーションや受傷評価を行うことができた.ここから,研究対象に実際に接して課題を肌で感じることの大切さを学んだ. 続きを読む
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Q.
学業や研究以外の活動で,学生時代に力を注いだことをご記入ください.
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A.
大学のフェンシング部で全国国公立大会優勝を目標に活動に取り組んだ.我々の部は他大学に比べて練習環境に恵まれておらず,勝つためには毎回の練習に加えた工夫が必要だった.そこで練習中に自分のプレーを撮影し,短所を分析して弱点克服メニューを組んだり,プロのプレーと比べて技を磨いたり,毎日10kmのランニングや筋力トレーニングで身体面強化を行った.こうした努力を続け,目標の全国国公立大会個人戦で優勝を果たした. 続きを読む
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Q.
ご自身が自覚している性格の強みと弱みについてご記入ください.
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A.
私の強みは責任感を持って最後まで粘り強く取り組めることである.私はよくリーダーや責任者を任されることがあるが,その際にはどんな困難に直面しても投げ出さずに責務を遂行してきた.一方,どこかで失敗をしてしまい,他人に迷惑が掛かることを心配するあまりに細部まできちんと確認しないと安心できないことが弱みである.しかし,この慎重さのおかげで大きなミスを犯すことなく仕事を取り組むことができているともいえる. 続きを読む
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Q.
心がけている事柄,自己啓発として取り組んでいる事柄についてご記入ください.
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A.
私は常に挑戦する気持ちを持つことを心がけている.私は「人生は何事も経験である」という言葉を信条とし,尻込みせずにとにかく何でもやってみる,たとえ失敗してもそこからの学びがあるはずだ,と考えて様々なことに挑戦してきた.この結果,研究室の先生に誘われて参加した学会で奨励賞を受賞したり,大学から始めたフェンシングで全国国公立大会優勝を果たしたり,様々な面で自分を成長させられていると実感している. 続きを読む
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Q.
あなたにとって”働く”とはどのようなことですか.お考えをご記入ください.
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A.
私にとって働くとは,「仕事を通じて自己を成長させること」と「社会の役に立つこと」である.私は大学4年生のときに,アルバイトで大学の食堂での調理補助を1年間勤めていた.当初はお金を稼ぐために始めたアルバイトであったが,同僚として働く年上の方々とのコミュニケーションの取り方,作業に優先順位をつけることによる業務を円滑に進めるためのテクニック,突如発生してしまったトラブルへの対処の仕方,そしてお客様に笑顔で「ありがとう」と言ってもらえた時の喜びなど,お金には替えがたい様々なことを学ぶことができた.アルバイトを通して,仕事はただ賃金を得るためだけのものではなく,仕事をこなすなかで学ぶ物事一つ一つをしっかりと吸収することにより,自分自身を大きく成長させられるものであるということを実感できた.また,仕事を通じて伸ばした自身の能力や強みを社会に還元できるようにしていきたいと考えている.仕事のなかで専門性を身に着けていくと,自分にしかできないことや自分にしか思いつかないアイディアが出てくるようになるだろう.そのとき,それを思い付きで終わらせるのではなく,具現化させて世に出すことによって人の役に立つものを提供していきたい.貴社でもこの考えをもって,働く中で様々な知識を得たり経験を積んだりしたうえで,広く社会の暮らしを良い方向へ変えていけることができるような研究を行っていきたいと考えている. 続きを読む
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Q.
花王を志望する理由をご記入ください.
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A.
日本だけでなく世界で活躍する貴社のものづくりに携われたら,大勢の人々の生活に関わる,暮らしの役に立つ製品を生み出すことができるだろうと考えたからである.私は研究室では障害者や高齢者の暮らしに関わるものづくりを行ってきたが,働くにあたっては子供からお年寄りまでより多くの人の暮らしを良くできるような製品を作りたいと考えていた.そのような考えのもとで就職活動を行っているなかで貴社の学内セミナーに参加した際,数多くの部門でトップシェアを誇る商品を生み出してきた実績や,消費者のニーズを巧みに抽出してそれを形にする技術力に魅力を感じた.加えて,グローバル化も盛んに進めていることから,日本だけでなく世界中の人の役に立つような製品づくりに携われると考えられた.このため,貴社で働くことによって,世界中の消費者に求められる新たな製品を生み出し,人々のより良い暮らしづくりに貢献したいと考えて貴社を志望した. 続きを読む
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Q.
花王においてご自身の個性や経験,専門性・習得技術などを通じて,どのような研究者になりたいですか.
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A.
私は人々の暮らしをより良くする製品を作れる研究者になりたい.福祉機器開発の現場では,開発者自身は「良いものができた」と思った機器でも,ユーザーには受け入れ難かったり使えなかったりする場合が頻繁にある.研究室でそのような例を何度も目の当たりにし,本当の意味での「良い製品」をユーザーの立場に立って開発することの重要性を身に染みて理解した.このため私は,自身の研究で大切にしてきた,「研究対象者の声に耳を傾けて問題点を抽出し,それを解決する」という経験を活かすことで消費者の目線に立ったものづくりを行い,消費者が欲する機能と使いやすさを兼ね備えた,世の中に真に求められる製品を生み出せる研究者になりたい. 続きを読む
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Q.
機械電気制御系分野には「研究職」と「生産技術職」があります.どちらに興味がありますか.
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A.
私は生産技術職よりも研究職に興味を抱いている.なぜなら,私が貴社に対して魅力を感じたのは消費者目線での製品開発を行える高い技術力にあり,私も自分が開発したり探究したりした新しい技術を用いて,世間の人々に求められる新しい製品を生み出したいからである.このため,研究職に就いて,消費者のニーズに基づいた商品開発を行ったり,新たな要素技術を開発して付加価値を持った商品を生み出したりしたいと考えている. 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容,または関心のある分野について2つまでご記入ください.
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A.
私は,貴社の基盤技術研究の人間科学分野に関心がある.特に,ユニバーサルデザインを取り入れた容器・道具の開発に携わりたいと考えている.貴社は業界で初めてシャンプーのボトルに識別用のきざみをつけるなどの取り組みを行い,消費者に使いやすい製品を提供してきたことで有名である.そこで私も大学で学んできたことを活かして,すべての消費者が使いやすい容器や道具を開発し提供することを目指して研究を行いたい. 続きを読む
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Q.
入社後のキャリアについて,思い描くことをご記入ください.
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A.
初期配属で希望の部署に配属された場合はもちろん,もし大学での専門性が発揮できなさそうな部署に配置されても,そこで数年間は責任を持って自らの仕事をこなすことで幅広い知識を身に着けたい.その後,やりたいと思うことに対してはチャンスを逃さず積極的にチャレンジして自分を成長させたい.一方,結婚・出産など女性ならではのライフイベントも発生する可能性があるが,仕事と家庭の両立をはかって生涯現役で働き続けたい. 続きを読む