17卒 本選考ES
技術総合職
17卒 | 大阪大学大学院 | 男性
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Q.
専門分野、習得したスキル(実験操作、機器、手法)など
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A.
私は、高分子材料化学領域の研究室に在籍しており、高分子の材料物性に関して学んでいます。使用している機器や手法としては、SEMやFT-IR、TG-DTA、粘弾性測定、圧縮強度測定などが挙げられます。また、学部時には大きく分野の異分子相関化学領域の研究室に所属していました。そこでは、有機合成により作製したサンプルに光照射し、得られた環化二量体生成物の分取や同定を行っていました。使用していた機器や手法としては、蒸留や還流、シリカカラム分離といった合成操作、1H NMR、UV-Visや蛍光、円二色性スペクトルを用いた分光測定、HPLCなどが挙げられます。 続きを読む
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Q.
どのように研究に取り組んだか。そこから得たことなど
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A.
学部時の研究室では、指導教官の手厚い指導のもと実験を行っていました。そのため、実験所作や有機合成、分光分析に関する知識について、短い期間で身につけることができました。更に限られた時間内で成果を得るために、自身で綿密な計画を立てて実践し、その結果、学部生のうちに学会発表を行えたことは大きな自信につながっています。一方、現在の研究室は自主性が重んじられる環境であり、私自身が興味のある研究テーマを考え、実験をしています。参考文献を探し、自身の研究に活用しながら研究過程を考えることで成長を実感することができています。 続きを読む
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Q.
学業や研究以外の活動で、学生時代に力を注いだこと
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A.
サークル活動に積極的に取り組みました。私が所属するサークルは私を含めテニス未経験者が多くいました。サークル全体の技術向上に向け、経験者が未経験者に指導できる環境づくりとしてフォーム研究会を創設しました。動画撮影しながら練習する機会を定期的につくり、その結果サークル対抗戦で3年連続優勝につながりました。仲間と共に努力し、優勝することができた経験は最高に充実した思い出となっています。 続きを読む
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Q.
自身が自覚している性格の強みと弱み
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A.
私の長所は責任感が強く協調性があり、周りの人々のために努力を惜しまないことです。私は組織の中で、周りを活かすとともに自身を成長させることを心がけており、自分1人で達成感を得るよりも仲間と共に得ることにより喜びを感じます。そのため、他者のために時間を割きすぎて、自分が無理をしなければいけない状況に至ることがあります。周りに協力することも含め、効率的に時間を利用できる人間に必要があると感じています。 続きを読む
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Q.
心がけている事柄、自己啓発として取り組んでいる事柄
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A.
私は苦手意識を作らずに多くの人と関わり合うことを意識し、心がけています。研究室には、留学生が13人在籍しており積極的にコミュニケーションをとっています。その中で、中国や韓国の日本とは異考え方や文化を実感しています。例えば、実験器具1つの扱い方にも意識の違いが見られ、感心したり、疑問に思うことがあります。このような多くの価値観を持つ人と関わり合うことで、人としての器が日々成長しています。 続きを読む
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Q.
あなたにとって“働く”とはどのようなことですか
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A.
“働く”とは、まず第一に“人の役に立つこと”だと考えています。これまでの人生の中で、両親や 学校の先生を初め、数えきれない人に喜びや笑顔を与えられ、成長してきました。次は私が社会に出て人の役に立ち、幸せを与える番です。そこで、貴社のような化学メーカーでの研究開発を通して、身近な人だけでなく世界中の人々の生活に喜びを与えることができると考えました。そのきっかけは、1年間浪人を経験した際に、自分の進路を真剣に考えた結果、「化学が好き」で、「化学を学びたい」と改めて思い、化学の道に進学する決意を固め、その目標に向かい毎日努力し、大阪大学に進学しました。今、“働く”ためにもう一度自分の進路について考えた結果、やはり「化学が好き」で「化学に関わりたい」と考えています。そして大学生活で学んだ化学の知識を活かすことが最も“人の役に立てる”と感じています。更に“人の役に立つこと”は“自身の喜び”につながると思います。自分の力で身近な人に喜びを与えられたとき、私自身も喜びを感じ笑顔になります。社会に出て“働く”とは、これまで身近な関わりのある人にしか与えられなかった喜びを、世界中の数えきれない人に与えられるチャンスだと思います。それが実現できたとき、今まで経験したことのない“自身の喜び”が得られます。そのため、“働く”ことは“人の役に立つこと”であり、“自身の喜び”をつくることでもあると考えています。 続きを読む
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Q.
就職先の企業を選ぶポイント
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A.
私は化学のものづくりを通して、世界中の人々に喜びを与えたいと考えています。そのため、消費者に近い研究開発に携われる企業に就職したいと思います。また、自分が開発に貢献したものが、生活をより良くし、喜びを与えられたと感じることが自身の幸せにもつながると考えているため、社会への影響力が強く、広く親しみのある商品展開をしていることも大切にしています。 続きを読む
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Q.
花王を志望する理由
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A.
貴社の商品に幼少時から親しみがあり、大変良い企業イメージを持っていたため、大学に入ってからは貴社の研究開発に携わることに憧れを抱いていました。会社説明会に参加させて頂いた際に、“消費者のことを超まじめに考える会社”、広告で売るのではなく“モノの良さで消費者を裏切らない会社”であると聞かせて頂きました。この貴社の強みに更に関心を抱き、そのような消費者のためのものづくりに貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
花王において自身の個性や経験、専門性、習得技術などを通して、どのような研究者になりたいか。
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A.
私は2つの研究室に在籍できた経験から広い分野の知識を持っており、貴社の幅広い事業領域で活かすことができます。その中でも、セルロースや親水性ポリマーの研究は、人の肌に触れるヘルスケア事業に関連性が強いと考えます。また私は人のためを思い、行動することが好きです。そのため、習得した専門知識を活かし、消費者のニーズに適した、細やかなところまで気を遣った商品開発ができる研究者になりたいです。 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野、1つ目
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A.
ヒューマンヘルスケア事業に関心があります。この分野は、直接的に人の肌に触れる製品を開発しているため、貴社の事業の中でも特に人のためを考えると思うからです。その中でも、紙おむつ「メリーズ」の研究開発に興味を持っています。まず自身の研究分野に近い高分子材料を用いている点で関心を抱き、貴社のホームページを拝見したところ、「透湿性バックシート」や「エアースルー不織布」、「高吸水性ポリマー」という高機能な開発のすべてに貴社の技術力の高さを感じました。このような専門的でハイレベルな研究に携わる中で自身のスキルを高めたいと思います。また、敏感な赤ちゃんを対象としていることから、少しの刺激をも与えないように細やかな気遣いが必要であり、これは消費者のことを超まじめに考える貴社でこそ行える開発であると感じています。 続きを読む
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Q.
花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野、2つ目
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A.
ファブリック&ホームケア事業にも興味があります。「アタック」が幼少期から家庭で用いられていたため親しみ深く、私の貴社に対する清潔なイメージはこの商品から形成されました。このように貴社の清潔さを形づくる事業で研究開発に携わりたいと考えます。 更に、衣服や食器などの汚れが落ちたときの目に見える驚きや感動を消費者に与えられるという点において、非常に魅力的な事業であると感じます。商品の効力が消費者の目に見えるということは、使用した感覚や意見が伝わりやすく、消費者に近い研究開発にと思います。その変化しやすいニーズに適した商品づくりの中で、消費者の支持を得られるような商品開発をしたいです。そして、消費者の毎日の暮らしに新たな文化をもたらすことができればと考えます。 続きを読む
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Q.
入社後のキャリアについて、思い描くこと
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A.
ビジネス領域が広く、様々な分野からの刺激を受け、知識が得られることは貴社での研究開発の魅力の1つであると考えます。そのため、複数の事業で様々な商品開発に携わることで知識の幅を広げたいです。また、多くの人と関わり合いながら研究開発に取り組みたいです。人との交流から得られることは貴重であり、自身の成長に欠かせないため、仲間と切磋琢磨しながら成長につなげたいです。将来の展望としては、多くの知識を得た上で、事業のトップに立ちたいと考えます。そして人を成長に導ける人になり、貴社の発展に貢献する重要な1ピースとなります。研究開発においては、消費者のニーズに的確に答えた商品を開発し、社会に新たな生活文化を定着させたいです。 続きを読む