22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
あなたはどんな人ですか。また、あなたを知る上で欠かせない、これまでの経験や具体的なエピソードを教えてください。
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A.
私は責任感のある人間です。仕事は強い責任感と当事者意識を持って完遂します。私は大学一年生の頃から、塾講師としてアルバイトをしています。最初に受け持ったクラスは学級崩壊を起こしていました。誰も先生の言うことを聞こうとせず、自由に喋ったり物を投げあったり取っ組み合いを始めたりは日常茶飯事で、中には偏差値が一桁の生徒までいました。聞くところによると、そのクラスを受け持った先生方は次々とやめてしまったそうです。私も毎週憂鬱になりながら授業に向かっていました。しかし、一度引き受けた以上、途中で投げ出すのは無責任だと感じ、何とか授業を成り立たせる術を探ることにしました。塾の授業にはカリキュラムがあり、原則その通りに進めなくてはなりません。当初、私は生徒たちを叱り、強制的に着席させ、カリキュラムをこなすことばかり考えていました。しかしそれでは反発が返ってくるばかりでした。そこで私は、今度は目の前の生徒ときちんと向き合うことにしました。彼らが理解していること、していないことを正確に把握し、あえて絶対に答えられるような簡単な発問をすることで生徒の発言回数を増やしました。他にも、授業の冒頭には必ず前回の復習を挟むようにしたり、生徒の理解度に合わせて宿題を変えたりなど、カリキュラムに囚われない双方向的な授業を意識しました。結果、生徒たちは徐々に私の話を聞くようになり、社員の方から「あのクラスを最後までやりきった〇〇さんなら、どんなクラスでも任せられる」という言葉を頂きました。このおかげで次の年度には非常に優秀な高校受験生のクラスを任され、全員を第一志望に送り出すことができました。高校に合格した生徒たちが「高校でも先生に教わりたい」と言ってくれたことは今でも記憶に残っています。この経験から、たとえ苦しくても強い責任感を持って最後までやり遂げれば信頼や信用を得られること、そしてマニュアル通りではなく目の前の人と真摯に向き合うことの大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
あなたについてもっと知りたいと思いますので、さらに2つの経験や具体的なエピソードを教えてください。(1つ目)
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A.
私はゼミで、ヨーロッパの森林史を研究しています。昨年度は英語の文献を精読し、各国の比較考察を行う論文を作成しました。ゼミの同期は私を含めて二人しかいなかったため、一人あたりの作業量は自ずと多くなりました。相方が英語を不得手としていたこともあり、私が先頭に立って作業を進めました。ここで私は強い責任感を持ち、自らの担当は勿論、相方のペースにも気を配り、論文が中途半端な形で終わりを迎えないよう留意しました。締切に留意した自身の綿密な計画の下、少しでも良い論文にするために多くの文献を図書館へ探しに行きました。私の頑張りに相方には度々の感謝の言葉を、滅多にS評定を出さない教授にはS評定を頂きました。 続きを読む
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Q.
あなたについてもっと知りたいと思いますので、さらに2つの経験や具体的なエピソードを教えてください。(2つ目)
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A.
私は大学で演劇サークルに所属し、そこで大道具の立場から貢献することにしました。物理的な意味でも世界観的な意味でも、舞台は演劇の「土台」となるからです。作業は決して簡単ではありませんでした。まず、仲間たちと脚本を徹底的に読み込みます。そして、皆で積極的に意見を出し合いながらイメージを形にしていきます。明るい話なのか、暗い話なのか、どんなものが舞台にあればそのイメージを表現できるか。創るものが決まったとして、次はそのデザインをどうするか。こうした話し合いと実際の作業は深夜まで続くこともありました。そして遂に完成した舞台で役者が演技をします。彼らが、私たちの創った椅子や棚、階段などを活用して演技をしているのを見ると、私たちが確かにすべての「土台」となっているのを感じました。私たちの「土台」と、役者や音響、照明などの力が合わさって一つの演劇として完成した際の達成感は忘れられません。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
私は、多くの人々や企業の「土台」となるビジネスに強く興味を持っています。中でも不動産は物事を為す上で不可欠であり、加えて我々が街に住んでいる以上、その街を発展、改善していくことは、生活に直接的な影響を及ぼします。こういった背景から、人々や企業の集中する東京で、商業施設、オフィスビル、住宅といった「生活の土台」と築くことのできる貴社に強く興味を持ちました。さらに、職住近接の街づくりに深く共感しています。未だ「仕事の街」の印象が強い東京を、ビジネスの中心地としての役割を活かしながらも、活気溢れる居住、娯楽空間へと変えていく。これはより多くの魅力を蓄えることと同義であり、さらなる東京、ひいては観光客の増加などを以って日本の発展に繋がると考えます。貴社に入社した際には、開発部門として携わりたく存じます。私の目標である人々の「土台」となるために、より多くのニーズに応えられるよう尽力します。 続きを読む