【19卒】ブリヂストンの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6242（早稲田大学/男性）（2019/4/9公開）

学生時代力を入れたこと2つ
会社に対するイメージ

まづ大まかに自分の言いたいことを書き出し、その後に詳細な情報を付け足していった。あらかじめ４００字程度でサンプルを作っておき、会社によって短くしたり長くしたりした

間違えた問題を何度も復習し、完全な解答を作れるまで何度も取り組んだ。またウェブテストは同じ問題が出ることもあるので、暗記しておき後から調べるようにした。

言語、非言語、性格診断

一次面接ということもあって、深い質問はされず、オーソドックスな質問が多かったです。その中で、元気よくハキハキと質問に受け答えできたことが評価されたのだと感じました。

簡単な雑談から始まり、緊張をほぐしてくれようとした。また逆質問の時間が長く、企業理解の要素が強い面接だった。

自己PRを3分以内で

私は挑戦がモットーのバイタリティ溢れる人間です。その根拠として３年間を通して海外を20カ国ほど訪れた経験があります。多様な文化背景を持った人々と交流し、自分の視野を広げることを目的としました。旅先で強盗に遭い全てを失い無一文になるといった人生最大の困難も経験しましたが、それを乗り越え2つ大きく成長できました。一つ目は、文化や価値観の多様性に触れ、自分の価値観や固定観念の中で他人の意見を否定せず、全てを受け入れることで人々の思考の多様性を理解でき、自らも柔軟な思考ができるようになりました。2つ目は、トラブルに巻き込まれたり人種差別を受けたこともありましたが、委縮せずに自分の意見をハッキリ主張し立ち向かい、それと共に物怖じせず何事にも挑戦できる度胸が身につき、精神的に打たれ強くタフになれました。社会人になっても失敗を恐れず何事もチャレンジし、どのような問題に対しても自分の意見と問題意識を持って自ら考え行動し発信できる自信があります。

ゼミの内容と選んだ理由

所属ゼミでは保険分野の中でも「生命保険」を専攻しています。この専攻を選んだ理由は、商学部では経営、産業、会計などの様々な分野を学ぶことができますが、その中でも保険分野が今の自分、将来の自分の生活に密接に関わってくる分野ではないかと思い、この分野を深く理解することを目的として専攻しました。また保険についてのの知識を増やすことで複雑な保険の構造を理解し、保険販売員の方やインターネットの情報などにも流されずに自分の意志を持って取捨選択ができる力を身につけることも目的としていました。それに加え自己学習として日経テレコンの保険記事を毎週末読み込み、現代の社会状況に鑑みた保険業界の動向についても理解を深めています。

二次面接では具体的にブリヂストンで何をしたいかを深掘りされました。ここでも企業研究で自分が興味ある部署や仕事内容を不安なく語れたことが評価されたのだと感じました。

物腰の柔らかい方で、自分の話を熱心に聞いてくださいました。また始めの10分に逆質問があり、疑問点を解消でき話やすい雰囲気を作ってくれた。

ブリヂストンに対するイメージ

貴社に対してのイメージは、高い技術がありながら現状に満足せず挑戦し続けるグローバル企業という印象があります。私は将来、世界を相手に新たな価値を創造してより豊かな世の中を実現できるような仕事に就きたいと考えています。貴社の事業の社会的影響の大きさや、業界トップでありながら絶えず研究開発及び新事業創出を行い、成長を続ける挑戦的な風土に強く惹かれています。私は学生時代に注力した異文化交流やゼミ活動、課外活動を通して自ら考え何事にも挑戦できる行動力と多様な価値観を理解した中立的な視点を得ました。これらの力を基に私たちの生活を支えている貴社のタイヤを通して世界を舞台に高機能・高品質のタイヤを提供し、自分が関わったタイヤを通して常識を覆すような新たな価値・便利さを提供して社会を根底から支えるような存在になりたいです。貴社では自らの力を最大限活用して新たな価値を生み出すための挑戦できる環境が整っていると感じ、志望させて頂きました。

どの部署を志望しているか

様々な事業に関わり貴社の事業の根幹を支えることができる点で購買を志望しています。貴社の品質の高い製品を製造するために効率化を追求して多様な情報の中から分析し、原材料等を最低限のコストで仕入れ、商品を安定的に調達するために最適なプランを選択し、貴社のさらなる発展に貢献したいです。そのためには学生時代に異文化交流やゼミ活動で培った柔軟な思考で自ら考え行動を起こして解決できる課題解決能力が役立つと確信しています。また貴社の優れた製品を更に海外にも広めていきたいという想いから海外営業も志望しています。特に東南アジアなどの新興国は自動車の需要も今後高まってきます。私には更なる豊かな社会を貴社の環境貢献製品と共に実現したいという強い想いがあります。そのためには学生時代に培ったチームを巻き込み課題解決のために粘り強く尽力できる力を最大限活用し、よりよい社会を築く一役を担いたいです。

最終面接である程度評価をされていると感じたので、自分のやりたいこととこれまでの経験を詳細に話すことを心がけました。また相手が人事部長だからといって物怖じせず話せたことも評価された点だったと思います。

人事部長もいらしており、1次、2次面接とは違い厳かな雰囲気で行われました。ここでもブリヂストンで入社し、何をしたいかを深掘りされました。その際に自分の経験をもとにブリヂストンに貢献できることを繰り返し主張したことが評価につながったと思います。

昔から継続して続けていること

私は小学1年生から15年間サッカーを続けています。技術向上のために反復練習を欠かさず、中学時代にはよりレベルの高い人と切磋琢磨するために、クラブチームへの入団を選択しました。高校時代はチームのキャプテンを努め、チームマネジメントの大変さとやりがいも感じ、特にチームがなかなか試合に勝てなかった時期には、自分がキャプテンとして責任感を持ち、チームメイトや監督と積極的にコミュニケーションを図り、戦術の浸透や練習内容を見直した結果、以前よりも試合で勝利を重ねることができるようになりました。これらの経験により、困難な課題にも目標を設定し、継続的に努力する忍耐力とチームで課題に取り組む重要性を学びました。

ゼミの研究で大変だったこと、またどのように乗り越えたか

ゼミのグループワークでフィンテックを研究したのですが、3人チームで他の女子2人がお互いの意見を譲らずに喧嘩をしてしまい、議論がなかなか進まないことがありました。このままではいけないと思い、そのチームのリーダーとして2人の意見のいい点を抽出し、2人がいざこざなく発表を終えられるようモチベーションの管理に努めました。また私たちのテーマであるフィンテックは比較的新しい分野であり、まだ確立された定義が曖昧なため、本やデータからでは読み取るには不十分だと感じました。そこで私はフィンテックについての情報収集を担当し、そのために自ら実務の方にアポイントを取り、お話をお聞きし、リアルな情報収集に注力しました。またこれを鵜呑みにするのではなく、自分でこれからの展望と問題点を洗い出して発表しました。その結果学内選考で1番の成績になり、満足のいく研究をすることができました。

内定後も納得いくまで就職活動をさせてくれました。また内定を辞退する際にも、快く自分の決断を尊重させていただきました。

ブリヂストンは海外売り上げ比率も高く、社内公用語も英語であるので、自らの海外経験や留学経験、英語スキルを強くアピールすることが大事だと感じます。またただ自分の経験や経歴を話すのではなく、その中で培われたコミュニケーション能力やチャレンジ精神も同時にアピールすることも有効です。またブリヂストンはタイヤ業界のトップですので、現状に満足せずさらなる高みを目指していく姿勢もアピールすることも重要だと感じました。

海外経験をどれだけ経験してきたかが重要になってくると思います。ブリヂストンは日本を代表するグローバル企業であるので、海外経験は必須でしょう。海外経験を通して語学だけでなく、海外の方々とのコミュニケーションスキルなども積極的にアピールしていきましょう。

最終面接であっても気を抜いてはいけません。1次、2次面接とは違い、終始厳かな雰囲気で行われますので、場の雰囲気に圧倒されてしまうと自分の言いたいことが相手に伝わりにくいです。評価をされていることを忘れず堂々と面接に臨みましょう。