【地道な論理思考が光る】【21卒】アビームコンサルティングの夏インターン体験記（文系/ビジネスコンサルタント職）No.7612（上智大学/女性）（2019/10/21公開）

コンサルティングファームに興味があったため。1日間でコンサルティングワークを体験できる点に魅力を感じた。またサークルの先輩が内定をもらっている企業でもあり、自分ともフィットするのではないかと考えていた。

SPIをテストセンターで受けなければならないため、その勉強。ESとテストセンターのみで合否が決まるため特にそれ以外の対策は行わなかった。

講義を挟みながらのコンサルティングワーク

1日目にやったこと

年次の高めなコンサルタントから簡単にレクチャーを受けた後にワークを行うことを何回か繰り返す。またチームにはコンサルタントが1人ずっと着いている。最後に15分×3回の座談会が開催されてこちらの質問に答えてくれる。

なし

コンサルティングは意外と地道な職業であると言うことを言っていたのが一番印象に残っている。コンサルタントは華々しい職業ではなく論理的思考を地道に積み重ねていくことで価値を生み出していく職業であるという点を強調していた。

レクチャーパートが長く、単調に感じた。ある程度コンサルティングに対する知識を有する人であれば退屈だったのではないか。グループの人数が7人ほどおり多かったためにグループワークでも発言しづらい感じであった。最後にメンター社員に向けてのプレゼンを行ったがそこまでまとめきるのに苦労した。

アビームというファームの理解やコンサルティングとはどういうものかを大枠でも把握できたことはこのインターンシップに参加して学べたことだと思う。企業理解をするという意味では意義のある1日であったと感じた。社風を知りたい人は参加すると良いと思う。

かなり基礎的なところからレクチャーをしてもらえるので、ワークに関しては準備は不要である。一方で座談会など社員さんと話をする機会が多かったので聞きたいことをいくつか考えておくとより有意義な時間を過ごせると思う。

ワーク内容はかなりジェネラルなものだったが、ランチ中や座談会での社員さんとの関わりを通して社風の理解につながったと思う。どんなキャリアを歩めるのかもかなり詳しく教えてもらうことができ、入社した後どんな選択肢が用意されているのかの想像がある程度できた。

そもそもインターンシップに参加したことによって本選考に影響が出ることはあまりないと感じた。アビームは日系ということもあり働きやすさは他のファームに比べても高いと感じたし穏やかで良い雰囲気であるようにも感じたので、社風と性格がマッチすれば内定にもつながるのではないか。

下がった理由としてはそもそもコンサルティング業界に対する興味が薄れたことである。かなりの数のコンサルタントを志望する学生との関わりの中でこの人たちと仕事をするのかという感覚がわいてこなかった。このインターンの他にもいくつか参加してみて確信したため。

1日間のインターンで50人ほどの学生、東京の他にも京都大阪に会場が設けられておりかなりの数の学生が参加していることからもよっぽどのパフォーマンスを見せない限りは優遇はないのではないか。少なくとも私の周囲ではそのような話は聞かない。

時期も早かったので特定の企業や業界に絞らず様々な業界に興味をもっていた。外資・内資問わずにインターンもエントリーした。大手もベンチャーも区別はせずにフラットな目線を意識していた。会社の雰囲気を重視しておりある程度食い込みサイトなどで情報を収集してから実際に見に行く企業を決めていた。ただ最終的にはコンサルや金融がメインになってしまっていたと思う。

実際にコンサルティングファームをみてみて自分には合わないような感触をうけた。ひとつインターン参加の成果だったと思う。いまコンサル業界は規模の拡大を行っており、新卒だけでかなりの数を採用しようとしている。受け続ければ内定はもらえるかもしれないが、そこに流されるべきではないと感じた。冬に向けて方針を転換することを決定。