【21卒】アビームコンサルティングの夏インターン体験記（理系/学んで実践！コンサル素手力インターンシップ）No.8308（2020/1/24公開）

半日という短い時間であったが、コンサルタントに必要なスキルセットや考え方を分かりやすく解説いただき、そのうちのいくつかについては実践してフィードバックまでもらえた点が非常に良かった。また、入社後の成長が著しいことを売りにしていることに対して、実感を持つことが出来て信頼も高まった。

会議の進め方や図示等の話のまとめ方（書記法）を事前に知っておくと、より意味のあるものになると感じた。座談会もあるので、聞きたいことがあれば整理しておくと良いと思う。

実際の資料を用いて議論し、解決案を提示する流れを簡単ではあるが体験できた点が大きい。さらに、立案だけでなくファシリテーションのような業務まで経験することが出来たので、コンサルタントとして働くうえでの主な業務のイメージが湧いた。直接、仕事の話を聞くことが出来た点もよかった。

本インターンシップで直接的に有利に働く要素はないが、社員の方々が何を大切にして日々働いているのか分かれば、本選考のグループワークや面接では戦いやすいと思ったから。また、採用人数も多く社としての心がけも浸透しているので、社の文化に合うような人物像を作り上げるための情報収集として役に立つと感じたから。

コンサルタントとしての仕事に具体的なイメージが湧き、自分にとって向いている職種であると感じたから。また、業界内で比較的ワークライフバランスも取れており、社内や社員の雰囲気も非常の和やかで好感が持てたから。座談会でやめてしまう社員のことや理由なども隠さずに話してくれた点も良かった。

この後の特別なフィードバックはないまま、本選考の案内が来たから。実際、インターンの内容に選考要素は無く、ESすら出さずとも参加できるほどに会社紹介と業務・業界理解の色が強かったから。

人事のフォローなどはない。しかし、新卒採用担当に自ら話を聞くことが出来る機会はなかなか無いので、人によっては有効活用できるかもしれない。

SIerかコンサルティングファームか迷っていた。将来的にはITコンサルタントとして働きたいと考えていたが、ファーストキャリアとして、システム開発の業務をこなして専門性を身に付けてから転職しても遅くないのではないかと考えていた。ただ一方で、最初からコンサルティングファームに入社しても活躍している方は大勢いるので、SIerで経験を積むステップの必然性に疑問も持っていた。

やはり、新卒として入社するならばコンサルティングファームが良いと感じるようになった。理由としては、2つ。1つは、最終的にITコンサルタントを目指すならば最初からPMの立場に立って業務をこなした方が、マネジメントの経験が多く積めると考えたから。もう１つは、システム開発の知識や手法などは充実した研修で学ぶことが可能であるが、SIerに入社してもコンサルに必要なスキルセットを学ぶ機会は与えられないと考えたから。