- Q. 志望動機
- A.
アビームコンサルティング株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒アビームコンサルティング株式会社のレポート
公開日:2017年12月8日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 経営コンサルティング
投稿者
選考フロー
企業研究
コンサルタントとしてどのような人物像が求められるのかを研究し、それに沿って自分を語れるように心がけた。参考として以下の本を1冊読めば十分でした。「この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本(神山貴実彦著)」。面接での私の例で言うと、端的に話すこと。結果を先に述べること。話の筋が通っていること。落ち着いて、卑屈でないこと。などです。質問内容は学生時代に頑張ったことなどがあり、奇抜なものはありませんでしたが他社と比べて突出して深堀されて聞かれました。特に自分の起こした行動の理由や、過程、結果はもちろん、他の選択肢を選ばなかった理由なども聞かれました。また、私は元々コンサル業界ではなくIT業界を志望していましたが、業界を転換した理由をはっきり論理的に話せば全く問題ありませんでした。アビームコンサルティングは総合系コンサルティングですが、クライアントへのIT導入案件が主です。そのため、工業新聞やインターネットを利用して、IT技術の発展や活用などの基礎知識は知っておく必要があると感じました。実際、内定直後に簿記や情報処理、英語の課題が出され、幅広い知識とアンテナの高さが求められると改めて感じました。アビームコンサルティングは若手社員の成長に定評がある会社ですが、単にそこに身を置くだけでは何も起こりません。成長意欲がある人(もつと決意した人)を求めており、面接でもそれをアピールできるとbetterだと思います。
志望動機
まず、私はコンサル業界ではなくIT業界を志望していました。理由は、この就職活動がITの世界に飛び込む最後のチャンスだと考えたからです。最近の新聞やニュースを見ると「IoT」「AI」「ビッグデータと」といったIT用語が毎日のように目に留まります。そんなITが時代を牽引していく時代の中、自分がITについてほとんど携わらないまま一生を終えることにある種の危機感を覚えました。特に、「AIが人間に取って代わって仕事を行うようになり、世界人口の40パーセントが職を失う」などと聞くと尚更です。
IT業界を研究して行くうちに、将来求められる人材とは、単にプログラミングが得意なエンジニアとしての能力ではなく、要件定義や企画立案といったプロジェクトをマネジメントし成功に導くためのヒューマンスキルだと感じました。そのような視点において、御社はまさにその立場で働くことができると分かったため志望するに至りました。
実際に選考を進めていくうちに出会った社員の方はみな、頭の回転が速く自分もあのような人になりたいと思える方が最も多いと感じたため、最も志望するに至りました。(実際は面接官との会話のキャッチボールに応じて小出しに話しました。)
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。 (200文字以上400文字以内)
今までの人生で直面して困難な場面、逆境を乗り越えたエピソードを教えてください。 (200文字以上400文字以内)
ES対策で行ったこと
就活が始まる以前に自分でやっていた自己分析が役に立ちました。内容はいわゆるガクチカ(学生時代に頑張ったこと)なので以前に作っていたテンプレートを制限文字数に合わせて多少の手を加えただけであまり時間はかけませんでした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
テストセンター受験のテストでした。構造把握問題が範囲に入っているので専用の問題集を買って対策しました。史上最強SPI&テストセンター超実践問題集を1冊完成させました。
WEBテストの内容・科目
性格診断、言語、非言語、構造把握
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 90分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
各学生が別々のクライアント(本屋、旅行会社など)が与えられて、その売り上げを伸ばすための案を出して説明、学生同士の質疑応答。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
初めにロジックツリーという思考法の簡単な説明を受けます。それを用いてもれなくダブりなく分析しました。そのため実質個人ワークで、思考法に対するキャッチアップの速さと。制限時間内に案を形として提出できるかを見ているようでした。協調性などは質疑応答等で最低限の能力を見ているようでした。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- マネージャー
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の結果はその面接官にその場ですぐに言い渡されました。またその際、合格理由もいくつか告げられ、上記の留年理由など、やや意地悪そうな質問に対しても落ち着いて的確に自分の考えをもって答えていた点がよかった。と言われました。落ち着いて冷静な性格はコンサルタントとして求められる素質と言われました。
面接の雰囲気
面接官の第一印象は、ストイックで厳しそうな方でした。ESに基づいて質問され、とにかく詳しく深堀されました。ESの内容を盛ってないか、みんなでやったことをあたかも一人でやったかかのように語ってないか等見抜いているようでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
他のコンサルティング会社ではなく弊社を選んだ理由は?
御社がアジア初の総合系コンサルティングファームだからです。御社はITシステム導入の案件に対するコンサルティングが主ですが、まったく新しいものを取り入れ、クライアントに導入するにはある程度のリスクもあると考えます。ですが、ITの進歩は目覚ましくどんどん新しい技術が開発されていることも事実です。アジア初の総合系コンサルと成りえたということは、まさにそのリスクを顧みず新たなことに挑戦しようとした結果の裏付けだと私は考えました。単にアジア初という肩書自体にあまり意味があるとは思っておらず、その根幹にある取り組みの姿勢に共感を得たので志望するに至りました。コンサルタントとして過不足なく端的に答える能力も求められます。薄いことをだらだらと話さないようにした。
留年した理由はなんですか?
勉強以外のアルバイトやサークル活動に夢中になってしまったからです。私は実は浪人もしており、大学受験前は予備校に通っていました。その1年間はとにかく勉強に集中し志望校に合格すると覚悟を決めて取り組んでいました。そしていざ合格し、大学に入ったら新たに挑戦したいと思っていたアルバイトやサークルを始めました。それまでの人間関係といえば、せいぜい高校の先輩後輩と周りの友人くらいだった私にとって特にアルバイトは社会人と一緒に働くことができ刺激的で熱中しました。結果、勉強がおろそかになり単位を落とし留年するに至りました。ただ、留年は世間的に悪い印象ですが、私としては多くの経験を積むことができたので後悔はしていません。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- プリンシパル
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接のためか、実質上記1つ目の質問だけだったので、本当に入社の意思や働くビジョンを持っているかを確認しているようでした。
面接の雰囲気
優しそうで余裕のある感じの人でした。全体的な雰囲気からして、かなり頭のキレる人という印象。しかしながら話はしやすい雰囲気。
最終面接で聞かれた質問と回答
他のコンサルティング会社ではなく弊社を選んだ理由は?
学生時代に頑張ったことなどは1次面接でたくさん聞かれたと思うから。という配慮で1次面接のときと同じ質問をされました。「御社がアジア初の総合系コンサルティングファームだからです。御社はITシステム導入の案件に対するコンサルティングが主ですが、まったく新しいものを取り入れ、クライアントに導入するにはある程度のリスクもあると考えます。ですが、ITの進歩は目覚ましくどんどん新しい技術が開発されていることも事実です。アジア初の総合系コンサルと成りえたということは、まさにそのリスクを顧みず新たなことに挑戦しようとした結果の裏付けだと私は考えました。単にアジア初という肩書自体にあまり意味があるとは思っておらず、その根幹にある取り組みの姿勢に共感を得たので志望するに至りました。」
特に暗記はしませんでしたが、2次面接では上記の内容が十分に伝わらず、「よくわからなかったのでもう一度お願いします」と言われてしまいました。2回目に言い直して伝わりましたが、やはり端的に正確に話す能力を見られている印象でした。
(ESのTOEIC点数を見て)低いけどどうやって勉強していますか?
上記の質問が実質的な唯一の質問でした。他に個人的に気になる項目は。。。という前置きの質問だったので。答えとしては正直に「公式問題集の過去問をひたすら繰り返して解いています。」と答えました。それに対して面接官から英語の勉強法でおすすめの方法があるといって、いくつか教えてもらうことができました。面接の質問はここまで25分くらいで終わりとなりました。その後残り時間すべて逆質問になりました。さきほど聞いた英語の勉強法の下りから、その面接官が自己成長の意識が高く、他にも仕事に役立つ本や、どんな勉強をしているのかなどの質問をしました。そこからは英語はもとより、ITについて役立つ本や、コンサルタントとして読んだほうが良い本などを紹介してもらいアットホームな雰囲気でした。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最終面接後、人事の方に呼ばれて合格が言い渡された。ほかに現在選考が進んでいる会社について答えられる範囲で答えるよう言われた。自分が一番納得して入社するのが良いので選考中で挙げた会社の選考が終わるまで、最終的な入社医師の返事を待ってくれた。まったく圧力は感じなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
コンサルタントとして、とにかく端的に過不足なく筋を通ったことを言うようにしてください。他社の集団面接などでほかの学生の受け答えを見る機会がありましたが、薄いことをだらだらを話す学生が多いです。自分が用意したアピールを全て放出すれば合格できると勘違いしている人が多い気がします。聞かれたことだけを結果先出しで答えて、会話の行き来の回数を増やすイメージで。例えば営業職であれば口がうまくおしゃべりな人が戦力になるかもわかりませんがコンサルタントとしては不向きかもしれません。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
その人の持つ思考の深さや広さ、性格だと思います。例えば、一次選考のグループワークであれば、テーマによらず多くの面白い提案を出せるかなど。そのためにも時ごろから、本や雑誌やネットニュースなど何でもよいのでいろいろな多くの情報に触れておくと、このような場面で提案がしやすいのかと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最初のグループワークでごっそり落ちるという話を聞いたことがあります。インターンや説明会への参加の有無は全く見てないと思います。同様に浪人や留年の経歴も、自分なりの理由や反省を話せれば問題視していない会社です。内定者にも浪人や留年をしたことのある人が多数いました。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定が出た学生全員に、会社の福利厚生、研修制度等の説明会がありました。お菓子を食べながらのアットホームな雰囲気で、入社を迷っている人もそこで疑問を解消できるという配慮でした。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 社員の魅力・実力
- 海外拠点で働きたい
入社を迷った企業
株式会社日本システムデザイン
迷った会社と比較してアビームコンサルティング株式会社に入社を決めた理由
「入社を迷った企業」は、まず一安心するための滑り止めとして受けた会社で、入社を迷いませんでした。アビームの内定が出た時点で他のメガバンクや大手ITが選考中でしたが、辞退して就活を終わりとしました。理由としては、社員の方の魅力と、20代での成長環境が大きいです。実際の内定者の中には、「最初は入るつもりはなかったが選考が進むにつれて志望度が高まった」という人が多く、私もその一人です。後者に関しては入社後のIT研修を英語で行うなど、自分を試せると思ったところが大きいです。
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アビームコンサルティングの 会社情報
会社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
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フリガナ | アビームコンサルティング |
設立日 | 1981年4月 |
資本金 | 62億円 |
従業員数 | 6,646人 ※2020年4月1日現在:連結 |
売上高 | 932億円 ※2020年3月期:連結 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 鴨居 達哉 |
本社所在地 | 〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目2番1号 |
電話番号 | 03-6700-8800 |
URL | https://www.abeam.com/jp/ja/ |
採用URL | https://www.abeam.com/jp/recruit/top |