- Q. 志望動機
- A.
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社のレポート
公開日:2022年2月14日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種名
-
- CS
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終面接を除いては全てオンラインであった。
最終面接も事前にコロナ対策のルールや方針などをメールで伝えてくれた。
企業研究
企業研究として行ったことはDTCと共通して行ったので特別に行ったことはない。デロイトグループ共通の強みや特徴を基に研究を行った。また、具体的に調べてよかったことはM&Aの具体的フローである。一応コンサルタントという職種ではあるが、重要視されているのはおそらくケース面接力だけでなく、M&Aへの熱意も重要である。そのため、DDやPMIのフロー・重要性、買い手・売り手の交渉力、買収価格の決定方法などを基本的なテキストなどで学んでおくと面接で熱意を伝えやすいと思う。(ただ、ケース面接が課されるときもあるらしいので対策は必要かも)
初学者向けの参考書としては『M&Aがわかる』がおススメだ、KPMGのFASの方が書いている著書で、M&Aの初めから合併・統合後の流れなどが分かりやすく書かれている。
志望動機
M&A(特にPMI)を通じた課題解決をしたいという考えがあるからです。塾講師の経験から、相手に伴走し、課題を解決することにやりがいを感じることに気づきました。
また、M&Aを選んだ理由は両社の強みを活かし、弱みを補填し合うことで成長を志すM&Aというイベントに携わりたいと考えたからだ。自社だけで成長の限界を感じているクライアントに対して他社との協働を提案、実行に携わることでクライアントの成長に貢献していきたいと考えるからだ。
M&Aに携わる業種としては、投資銀行や戦略コンサルが考えられる。しかし私が携わりたいのはPMIの部分であり、そこに深く携わることができるのはFASであると考えた。このような理由で御社のCSを志望している。
説明会・セミナー
- 時間
- 90分
- 当日の服装
- 自由
- 実施時期
- 2021年09月 下旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
DTFA/DTVS説明会
セミナーの内容
DTFAとDTVSの同時の説明会。配属の内容やデロイトグループ全体としての方針が説明された。
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
事前準備したことは特にない。
今後の面接対策のために、しっかりと聞いておくことに越したことはないと思う。
自分が選考を受けたのはFAだがVSの説明を担当していた社員の方はすごく熱気にあふれた人だった。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
参加必須である。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年10月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
・学生時代に最も打ち込んだことを入力ください。(400文字以内)
・自己PRを入力ください。(400文字以内)
ESの提出方法
マイページから提出
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
いたって普通の設問なので、変に差別化しすぎることなく、かといって普遍的なものでないようにした。
ES対策で行ったこと
ワンキャリアや外資就活を利用して、以前の合格ESを参考にして書いた。また、志望度が高かったので、メンターの人に添削してもらった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア、外資就活
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年10月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIを採用している企業のインターンをとにかく受けて、経験値を積んだ
WEBテストの内容・科目
SPI:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
一般的なウェブのSPI
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2021年11月 上旬
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生5 面接官1
- 時間
- 100分
- 開始前のアイスブレイク
- あり
- プレゼン
- あり
- 当日の服装
- スーツ
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
zoomに入室し、説明がなされた後、議論開始。
グループディスカッションの流れ
私の班は最初の5分間資料の読み込みに時間を当てて、それ以降議論に入った。そのあとはGDにありがちな流れだが、前提確認→定義づけ→現状分析→課題だし→施策立案・決定の流れで議論を行った。
雰囲気
学生同士で雑談するような雰囲気はなかった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア
テーマ
(とあるM&Aの資料を提示されて)このM&Aを実行するべきか否か
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
おそらく一般的な評価項目とさして変わらないように思われる。他人の意見をないがしろにしないことや、論理的な発言ができているかなどが見られていたと思われる。また、M&Aに関する知識があるに越したことはないが、それをひけらかすようにしている学生は落とされていたようなので、メンバー全員が分かるように説明しながらの議論が必要であろう。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年11月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- VP
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
会場到着から選考終了までの流れ
zoomに入室した後は、一旦座談会が行われる。ここは人事の方曰く、全く選考対象ではないので、ざっくばらんに話せる環境であった。そのあとに各自ルームに割り振られ、二次面接が始まる
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
M&Aへの熱意や知識の深さに関してはかなり褒められた。M&Aに関する基本的な知識があった方が熱意を示す証拠になると思うので、知識をつけておくといいかもしれない。またプロジェクトマネジメント経験もかなり褒められた。経験としてリーダーシップ的な経験があるとより面接官に響くかもしれない。
面接の雰囲気
面接の雰囲気はかなり穏やかなものであったが、質問内容はかなり鋭かった。面接官の二人が交互に質問してくるような感じであった。
面接後のフィードバック
フィードバックは特になかった。ただ一つ一つの応答に対してコメントがいくつかなされた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア、外資就活
1次面接で聞かれた質問と回答
塾の生徒の信頼を獲得するにあたって意識していることは何ですか?
自己開示を積極的に行うようにしています。私は大学で○○学を専攻しており、その研究から、信頼構築において自己開示はかなり効果的であると学んだ。自分のポジティブな点だけでなく、ネガティブな点をも積極的に自己開示を行うことで生徒からの話を引き出すとともに、信頼委を構築していった。
>学問を活かすのはいいですね。具体的にどのようなことを自己開示したのですか?
私のプロフィール的な部分はもちろん、人に打ち明けるのがためらわれるようなネガティブな内容も開示した。例えば、自分自身も最初は理系科目はすごく苦手だったことや、スマホに依存しかけていたことなども開示した。
>それに対するリアクションはどうでした?
特にスマホに関することは共感を得ることができました。生徒自身も同じような状況にあることが多く、それに対する対策を練ることから話を始めるきっかけにすることもできた。
なぜCSを志望しているのか
M&Aの中でもPMIに携わりたいと考えているからです。M&Aの重要な部分としては、資金調達はDDなどのフェーズがあるが、成功を握っているのはPMIであると考えています。合併前のDDで得られた情報や仮説を検証しつつ、狙い通りの、あるいは狙い以上の成果を出すためにPMIの重要性が高く、それに貢献していきたいとかんがえたからです。
>PMIが行いたいということだが、実は案件数は少ない。それに対してはどう思っているか?
ピュアなPMIに必ずしも携われなくてもよいと考えています。DDの時点で、M&Aの成果を数値化することが求められます。そこの数字が正確性を帯びていないとPMIの成功率が下がると考えられます。そのため、DDへの専門性を高めることによっても将来的にPMIへのスキルや知見を得ることにつながると考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年12月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- パートナー
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
会場に到着した後、待機室で待たされ、その後面接官と面接開始。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
カジュアルな雰囲気であったため、それに流されないように注意した。一見、就活に関係がないような大学や専攻科目の話でも、しっかりと構造化、結論ファーストを意識して話すようにした。
面接の雰囲気
かなり温厚な面接官で、面接自体も温厚なものであった。質問の仕方もかなりカジュアルな感じで聞いて下さり、話やすい雰囲気を作ってくださった。
面接後のフィードバック
なし。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア
最終面接で聞かれた質問と回答
どのような軸を基に就職活動を行っているのか。
私の就職活動の軸は大きく分けて二つあります。一つ目は、組織に依存しない、自分自身で戦っていけるような力をつけられるかどうかということです。転職などが当たり前となってきている中で、組織に頼りきらず自分自身でバイネームで氏名をもらえるくらいの人材になりたいと思っています。二つ目は他者の課題解決に携わりたいという思いです。塾講師の経験から、他社の課題解決に深くコミットし、支援することにやりがいを感じることに気づきました。大学受験合格という大目標に対して、それに必要な小さな目標を積み重ねていき、一つ一つの仮説検証をしつつ、合格まで導くことの大変さとやりがいは大きなものでありました。以上の二つの軸を中心に就職活動を行っています。
なぜ現在の大学を志望したのか。
オープンキャンパスで見た学生の雰囲気に惹かれたからです。一般的な大学生はきらきらした感じがあるが、弊大学の生徒はそれとは対照的な印象でありました。落ち着いた雰囲気を醸し出していてそのような大人のような雰囲気を自分自身も持っていたなかったので、憧れたというのもあるかもしれません。
>なるほど。では、なぜ現在の専攻を選択したのか。
現実への適応可能性が最も高いように感じたからです。入学当初にオムニバス形式の授業があり、そこでは様々な学問の基礎に触れることができました。そこで現在の学問の講義を聴いたときに、現実への適応可能性が高いと感じました。このような対面状況の会話や、会議などの集団状況に活かすことができると考えたからです。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年12月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
専門性を高められると判断したから承諾した。
内定後の課題・研修・交流会等
簿記2級取得、課題図書のインプットが課される
内定者について
内定者の人数
数十名程度
内定者の所属大学
自分が関わった内定者はかなり高学歴、あるいは何かしらの長けたスキルがある人
内定者の属性
理系や文系、体育会・非体育会など様々であった。しいていれば女性比率が少し低いかもしれない。
内定後の企業のスタンス
二カ月程度の承諾検討期間を与えてくれた。
正直に就活の情報をつたえると納得いくまで就活を行うように言ってくださる。
内定に必要なことは何だと思うか
フローで難関であるのはおそらくGDと一次面接であるだろう。そのため、それぞれの対策をしっかりしておくことが内定への近道であると思われる。
まずはGDを乗り切るためにケース面接対策が有効である。私はGD対策をしたことはないが、基本的にはケース面接を同じプロセスで対抗することが可能である。その中で最低限の協調性を見せることができれば十分合格可能であると思われる。
次にM&Aへのこだわりを持つことが必要だ。M&Aへの熱意を持つに至った原体験や深い知識があるとそのこだわりを見せやすいと思う。そのため初学者向けのテキストでも一冊読んでおくことがいいだろう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
しつこいようだがM&Aへの熱意は大きな分岐点であると思う。FASとは言えど、コンサルと併願されることが多いので、そのような人をはじくために、MAの熱意や知識を見ていると思われる。そのため、コンサルと併願する人はMAの知識やコンサルと差別化する要素を持っていると面接を通過しやすいと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
Big4も一応FASを持っている所は持っているので、まずはBig4FASとの違いを持っておかないと危険かもしれない。また、戦略コンサルや投資銀行との違いもしっかり持っておかないと詰められることがあるので要注意だ。
内定後、社員や人事からのフォロー
懇親会が行われたり、オファー面談以降に社員との面談をセッティングしてくれたりした。
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デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社の 会社情報
| 会社名 | デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社 |
|---|---|
| フリガナ | デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー |
| 設立日 | 2001年6月 |
| 資本金 | 3億円 |
| 従業員数 | 572人 |
| 代表者 | 烏野仁 |
| 本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング |
| 電話番号 | 03-6213-3800 |
| URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtfa/deloitte-tohmatsu-financial-advisory.html |
