- Q. 志望動機
- A.
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のレポート
公開日:2020年2月7日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 科学工学エンジニア
投稿者
選考フロー
企業研究
科学工学エンジニアはコンピュータシミュレーションを使った仕事をするため,CTCがどのようなシミュレーションを行っているかを調べておいた方が良いと思います.エンジニアリングアイというCTCの科学システム本部のサイトに詳しい事例が書かれているので,じっくり読んでおくとよいでしょう.コンピュータシミュレーションを行っている会社はあまり多くないですが,その中でもCTCが優れていると思う点,科学システム本部に入って取り組んでみたい事例,仕事に活かせる自分の能力(研究内容と絡めて説明できれば良い)を具体的に話せると良いと思います.科学工学エンジニア志望者向けの説明会+先輩社員交流会が選考の時期になると開催されるので,個人的には必ず出席したほうが良いと思います.ただし,人数に限りがあるのでできるだけ早く予約することをお勧めします.私が参加した際,入社3~7年?程の先輩社員8名ほどとお話することができました.1人の社員に対して島を作るような形で座り,1人あたり15分ほどの時間で自己紹介や仕事内容等を説明してくれました.その後学生側からの質問タイムがあり,そこで具体的に気になることを聞くことができました.先輩社員の雰囲気としては,どの社員の方々も気さくな雰囲気で,「選考に関係しないから本当になんでも聞いてね!」というような感じだったので,学生側も仕事についての質問だけでなく,福利厚生や社員の雰囲気など多岐にわたる質問をすることができました.商社系の会社なので,比較的明るく気さくな雰囲気でお話できたので,会社のことを調べる上では必ず参加したほうが良いと思います.
志望動機
私がCTCを志望する理由は、科学・工学的知見を用いてあらゆる物理現象を解明したいと思ったからです。また、科学工学エンジニアの仕事を通して、研究で培った能力を活かすことができると考えたからです。私はコンピュータシミュレーションを使用した研究を行っております.普段何気なく使っていた材料に対して初めて数値シミュレーションを行った際、材料が変形したときどのように力が働くのかを視覚的、客観的に評価できたことに感動しました。ただシミュレーションソフトを使用するだけでなく,実際にプログラムを書き換え,私の研究対象の材料を新たに解析できるようにしました.プログラムを書き換える際,新しく理論を構築しました.材料力学の知識だけでなく,構造解析や医学,統計学に関する勉強もしました.一つの分野の知識だけでなく,複数の分野の知識を学び,それらを組み合わせることで新しい理論を構築することができました.研究を通して,問題に対して多角的にアプローチする力を鍛えることができたと思います。またプログラムの作成の際、粘り強くトライ&エラーを繰り返すことで、忍耐力を身に付けることができたと思います。研究を通して培ったこのような能力を活かし、私は御社であらゆる物理現象を、数値シミュレーションを用いることで解明したいと考えています。特に,私は構造解析に興味があり、御社が自社開発している構造解析システムの開発に取り組んでみたいと考えています。構造解析システムのソルバーを日本で自社開発している企業は非常に珍しく、私はCTCでその開発に携わりたいと考えています。私は研究の過程で、新しい物・材料がシミュレーションできるようになることの素晴らしさを学びました。社会の求める技術をCTCで開発し,社会実装することで,より安全で画期的な社会の発展に力添えができると考えております.また、CTCが抱えている幅広い業界のクライアントにより、私が知らない解析不可能な物や物理現象に出会えるのではないか、そしてそれを解析・予測できるようにしたいと考えています。このような点から、私は御社で構造解析システムの開発に携わりたいと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
研究テーマ,研究内容,自己PR1「あなたが学生時代に周囲と協力して取り組んだこと,あなたの役割,心掛けたことについて教えてください.」,自己PR2「あなたの強みに関するエピソードについて,またそれを通して難しかったこと,工夫したことを教えてください.」,志望理由1「CTCを志望する理由と,科学工学エンジニアを志望する理由を教えてください.」,志望理由2「CTC入社後に取り組んでみたい点と,特に興味がある分野について教えてください.」
ES対策で行ったこと
研究の内容,工夫した点,研究を通して身に付いた能力をわかりやすく簡潔にまとめることを意識した.研究の専門的な内容は初めて聞く人が理解できる言葉を使い,読者に伝えることを意識した.
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
webテスト,SPIの参考書を一通り解いた.英語試験があったので英語用の参考書も一通り解いた.
WEBテストの内容・科目
言語,非言語,性格診断,英語
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 本部長/本部長/人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究内容の専門性がいかがなものか,問題解決能力が身についているか,ストレス耐性を見られたと思います.私の研究はプログラミングが必要なものであり,科学工学エンジニアの仕事もプログラミングが必要であり共通点がありました.プログラミングがうまくいかなかったときどうしますか?といった質問もされたので,問題解決能力やストレス耐性も重要な要素だと思います.
面接の雰囲気
面接官の方は3人とも温厚な方でした.終始和やかな雰囲気で選考は進みました.面接の開始時,私が緊張しているのを感じたのか,緊張をほぐすような質問をしてくれたのでその後はリラックスして面接に臨むことができました.
1次面接で聞かれた質問と回答
グループのリーダーを任されることが多いと感じたのですが,グループのリーダーを務めるときに意識している点は何かありますか.
私がグループのリーダーを務める上で意識していることは2つあります.ひとつは自分から率先して行動すること,ふたつ目はメンバーとのコミュニケーションを積極的にとることです.組織を引っ張る上で,メンバーの信頼を得るためにはまず自分が行動する必要があると考えています.指示を飛ばし,全体を把握することはもちろん重要なことだと思いますが,まずは自分が動くことで組織の運営等に関する大事なことが確認できると思います.より的確な指示を行えるよう私は常に率先して動くことを意識しています.リーダーをしてみて,メンバーを信頼して仕事を任せることの難しさを逆に痛感したことがあります.誰かに任せてミスが起こったときどうしようという心理から,何事も自分がやらねば気が済まないことがありました.しかし,いざそうしてみると組織のうまく回らないといったことがありました.そこで,組織内のメンバーがお互いに信頼し合える関係を築くため,話し合いの機会を意図的に多く設けました.話し合いを重ねるたび,組織内の信頼関係が高まっていったと思います.私が今後グループのリーダーを任される際にはこの2つのことを常に意識していきたいと考えています.
研究を進める上でいちばん大変だったことは何ですか.
私が研究を進める上で最も大変だと感じたことは理論式の構築です.私の研究は私から新しく立ち上がったものであり,研究室内に私の分野の専門知識を持っているひとがおらず,自分ひとりで研究を進める必要がありました.そのため文献を自分で探し,人一倍多くの論文を読み,理論の構築に臨みました.材料力学,機械力学,医学,統計学と分野の枠を超えた文献を読み,それらをうまく組み合わせ,あらゆる角度から理論式の構築にアプローチしました.ある段階に入ると,先生からも「もう君にしかわからない領域に入ってきたから頑張ってください.」とまで言われましたが,先生や先輩が問題が生じた際にどのようなアプローチで解決策を探すのか,問題に対する着眼点を学ぶなど,先生や先輩の助言を活かしなんとか理論を構築することができました.新しく提案した理論式によって新しく材料のコンピュータシミュレーションが可能となりました.得られた結果が非常に良いものであったので,国内学会に加え,海外の学会で発表することができました.
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長/本部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
苦手・嫌いなひとと関わるタイミングでどのように対処するかを具体的に話すことができたことが評価につながったと思います.最終面接ということもあり,1次面接より他人との関係性をうまく構築する能力があるかや,コミュニケーション能力,組織に所属する者としての振舞いや問題解決能力を見られたと感じました.
面接の雰囲気
面接官のひとりはピリッとした雰囲気で,もうひとりは和やかな雰囲気だった.1次面接よりかためな面接だった.
最終面接で聞かれた質問と回答
当社に入社した際どのような仕事をしてみたですか.
私は御社が開発している大規模非線形構造解析システムのソルバー開発に取り組んでみたいと考えています。構造解析システムを自社開発している会社は日本では非常に珍しいといった点と,私の研究してきたことが活かせるのではないかと思い構造解析システムの開発に携わってみたいと考えています.大学の研究では新しい材料の数値解析を可能とすることができ,その際非常に興奮したのを覚えています.CTCで構造解析システムの開発に携わることで,原子力発電所などの大規模な物体の構造解析をしてみたい,解析不可の事象を解析できるようにしたいと考えています.大学の共同研究ではある特定の業界の研究内容に限定されていましたが,CTCの抱える多岐にわたる業界のクライアントからの依頼によって未だ私が関わったことのない分野の知識を得ることができるのではないかと考えています.
こういう人は苦手だというひとを教えてください.
基本的に苦手だと感じるひとはいませんが,グループ単位で何かを行うときに「私には関係ないからやらない.」と言い張るひとはあまり好きではありません.グループで何かを行うとき,私は他人がやりたくないようなことでもできるだけ取り組んでみようという性格です.なので,関係ないからと言い避けるひとがいれば,私もやるからとりあえず一緒にやってみようよと巻き込んでみることが多いです.大変なことであっても取り組んでみるうちに楽しくなってくれると嬉しいですし,挫折したとしても経験が得られると考えます.最初は愚痴をこぼしていたようなひとと最後まで一緒に何かを成し遂げることができれば,互いに自信をつけることができ,何より信頼関係の構築につながると思います.
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後他社の就活を続けるか等は一切聞かれなかった.当社として内定を出しますが,ぜひ来ていただきたいと思っていますと言ってくれたので非常にうれしかった.
内定に必要なことは何だと思うか
自分よりも確実に専門的な知識を持っている人が面接官となるので,研究に対する深い理解が必須となると思います.入社したいという熱意を表現することはもちろん重要ですが,仕事内容的に必ずぶつかるであろう壁に対してどう乗り越える力があるかを伝えることが大切だと思います.それだけでなく,会話のキャッチボールがうまくでき,明るく笑顔で受け答えすることが大切だと感じました.1次面接が1時間と長い時間ですが,半分以上は私の人物像を掘り下げる質問だったと思います.面接官の方は非常にリズム良く質問をしてくださるので,飾らず素直に自分はこういう人間だということを答えればよいと思います.
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
専門的な知識に加え明るくコミュニケーションをとれる点が内定者に共通していると思います.皆研究がそれなりに好きで,知的好奇心が強いひとが多いと思います.自分の判断基準や芯をしっかり持っていることが重要だと思います.
内定したからこそ分かる選考の注意点
某就活サイトでは1次面接が実質最終面接だという風に書かれているが,油断すると最終面接で落ちる可能性はあると思います.最終面接は意思確認程度と書いてありましたが実際そうでもありませんでした.しっかりESに沿って面接があり,1次面接では聞かれなかったような質問もされたので,しっかり準備して面接に臨むべきだと思います.
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会でゲームをしたり,内定者同士の親睦を深める機会を作ってくれた.
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伊藤忠テクノソリューションズの 会社情報
会社名 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
---|---|
フリガナ | イトウチュウテクノソリューションズ |
設立日 | 1979年7月 |
資本金 | 217億6300万円 |
従業員数 | 9,291人 |
売上高 | 5709億3400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 柘植 一郎 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番1号 |
平均年齢 | 40.8歳 |
平均給与 | 941万円 |
電話番号 | 03-6403-6000 |
URL | https://www.ctc-g.co.jp/ |
採用URL | https://www.ctc-g.co.jp/recruit/ |