22卒 本選考ES
クリエイティブスタッフ(総合職)
22卒 | 大阪大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要(600字以内)
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A.
私の研究ではチタン合金において、特性向上が期待される変形のメカニズムを解明することで、チタン合金の性能を向上させることを目的とした研究を行っている。チタン合金は高強度で優れた耐食性を持ち、生体適合性が良いことから航空宇宙材料や医療器具など多くの産業で利用されている。その中でも一部のチタン合金では、数ある変形の中でも特殊な変形現象である「双晶」と呼ばれる変形を担うことで高強度かつ高延性(粘り強さ)を示す。このことから、双晶の発現を制御することでより優れた強度・延性バランスを有するチタン合金の実現が期待される。双晶変形の発現を制御するためには、その変形メカニズムを理解することが重要である。これまで変形メカニズムとして以下の二つの説が提唱されている。 1.原子が直接移動することよって双晶が形成する説 2.前駆体と呼ばれる途中形態を辿ることで双晶となる説 我々の研究グループは後者の説に着目し研究を進めており、本研究において私は新たなアプローチ方法を提案した。それは、後者のメカニズムの発生が容易となる環境(低温下)で変形した場合、双晶の発現へどのような影響を及ぼすのか検証を行うものである。しかし、チタン合金の低温における変形挙動は全く明らかにされていない。そこで本研究では、チタン合金における変形現象の温度依存性を明らかにすることで、その変形メカニズムのさらなる理解を目指した。 続きを読む
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Q.
研究や就職活動以外で力を入れていること
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A.
趣味である創作活動をSNSにおいて積極的に行っていることである。この活動は自身の創作物を多くの人に観てもらいたいと思い始めた。しかし、当初はフォロワー数も増えず、広く発信することが困難であった。そこで、より多くの人に自分の作品を観てもらえる環境を整えることを目標として掲げた。この目標達成のため主に二つの施策を投じた。一つ目は複数のSNS運営を行ったことだ。これにより、別のSNSからの訪問者が増え、フォロワー数の増加につながった。二つ目はSNS上で活動している方との積極的なやり取りを心掛けたことだ。これにより、自身が活動するチャンスを得られると考えた。以上のことを継続した結果、喫茶店でTシャツの販売をさせて頂く経験や、展示会のお誘いを頂くことができ、自身の作品の認知を広めることができた。これらの経験により、自ら発信し行動することの重要性や他人に認められることで得られる成長があることを実感した。 続きを読む