2021卒の上智大学大学院の先輩が三菱総合研究所研究員の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社三菱総合研究所のレポート
公開日:2020年10月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 研究員
投稿者
- 大学
-
- 上智大学大学院
- インターン
-
- ホスピタリティオペレーションズ
- ワールドリゾートオペレーション
- シンプレクス
- JTB
- JALUX
- 全日空商事
- 日本交通
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
- ANA Cargo
- 全日本空輸(ANA)
- 内定先
-
- ビザスク
- 入社予定
-
- ビザスク
選考フロー
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
企業についてよく調べており、会社の組織図や案件の取り方、実際の案件例といった具体的な事がらが頭に入っていた点が評価されたのかもしれない。
面接の雰囲気
比較的年次の若そうな社員が面接官で、あまり硬い印象は受けなかった。和やかでも厳しめでもない雰囲気であった。
1次面接で聞かれた質問と回答
志望理由はなんですか。また、具体的には弊社のどのような分野で貢献したいのですか。
私は知的な生産活動を通して、クライアントの課題だけでなく背後の社会問題までもを解決する具体的なプロセスに携わりたいと思い、御社を志望いたしました。実際に私は社会問題の解決、なかでもジェンダー問題の改善に取り組みたいと考え、大学院へ進学し、研究者としてかかわることを目指してきました。しかし、大学院で研究者により近い視点から観察してみると、アカデミアでは問題解決にかかわることが難しいことがわかったのです。1点目に、大学における研究活動の目的は、必ずしも社会問題の解決ではありません。むしろ、研究とは「知的な蓄積物」であり、研究がその後活かされなくてもよいという風潮があるように感じました。2点目に、ジェンダーはあらゆる問題の背後に根ざした独特のカテゴリであり、特定の領域におけるアプローチだけでは解決できないこともわかりました。
だからこそ、同じ知的な生産活動を御社で行うことに意味があります。クライアントの課題を解決するという明確な目標のもと、分析・立案から実行支援・事後評価まで携われるという御社の環境は、まさに私が描いていた知の活用方法そのものであるからです。そこで、私は広いソリューション領域のなかでも、ヘルスケア・ウェルネス部門に関心をもつに至りました。ジェンダーが関わらない事業はないと考えていますが、特にこの部門では研究にあたってジェンダーの視点が不可欠ですし、実際のジェンダー問題の改善にもつながるからです。たとえば、医療分野において重要なのは「誰も置き去りにしない」といったSDGs的なコンセプトですが、ジェンダー学のような「当たり前」を当たり前とせず、疑問をもって切り込んでいくような鋭い視線こそ、誰も置いていかないことを実現するために必要なスキルです。また働き方改革も、単に会社での労働だけでなく、家庭での家事労働の分担や、家庭や子育ての在り方など、ジェンダー問題が収斂している場所でもあります。
だからこそ私は、こうした非常に大きな問題解決に取り組むべく、研究活動を通して、政府や企業に留まらない多様なステークホルダーを介することで、きわめて幅広いアプローチから、クライアントだけでなく背後の社会全体に貢献したいと考えています。
実際に興味を持った案件などはありましたか。
はい、ございます。ホームページ上で拝見した案件のなかですと、ヘルスケア・ウェルネス部門の「日本の介護をアジアへと輸出する」プロジェクトがとても印象的でした。当たり前のように日本に暮らしているとなかなか気が付きにくいですが、日本の介護は自立支援介護と言われていて、できることは当事者に任せることで自立を促す珍しいタイプのものであることに気が付かされ、これが多くの介護用品メーカーなどを巻き込む形で、アジアを中心とする海外に技術を輸出できる大きなビジネスチャンスであるという事実にも驚かされました。このような案件は、自立支援型の介護を普及することによって現地の介護従事者の負担を和らげることにもつながることから、海外の社会問題にもアクセスできると考え、興味を抱きました。
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三菱総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社三菱総合研究所 |
---|---|
フリガナ | ミツビシソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 1970年5月 |
資本金 | 63億3600万円 |
従業員数 | 4,583人 |
売上高 | 1221億2600万円 |
決算月 | 9月 |
代表者 | 籔田健二 |
本社所在地 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番3号 |
平均年齢 | 41.7歳 |
平均給与 | 1103万円 |
電話番号 | 03-5157-2111 |
URL | https://www.mri.co.jp/ |