20卒 インターンES
戦略コンサルタント
20卒 | 法政大学 | 男性
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Q.
あなたが10年後に目指す姿とファーストキャリアとして 経営コンサルタントを選択する意義を教えてください。
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A.
人が誰に頼ろうかと考えた時に、1番初めに思い浮かぶ人になりたい。このような人は、「この人なら信頼できる」「この人なら仕事を任せられる」といったように周りの人からの人望が厚いだけでなく、能力が認められている人であると私は思う。そのような人を理想とする上で、近い将来においてまずは能力を確実に身に付けておきたいと考えている。能力を身に付けるためには、若手に挑戦の場がたくさんあることや専門性を身に付けられること、尊敬できる先輩社員や同僚の存在が大切だと考えており、そういった環境を求めている。そして上記の内容を実現するにあたり、経営コンサルタントを志望する理由は2点ある。1点目に能力面として、幅広い知識や価値観を得ることが出来るからだ。若いうちから様々な業界の仕事に深くかかわる経験を積める事はコンサルタントの大きな特徴であると思う。加えて、高い論理的思考力や問題解決力を持つ先輩社員の方々と共に仕事をすることで、働くために必要な能力を早く学ぶことができると感じた。2点目は日本のプレゼンス力の向上に携わりたいからだ。外国を訪れた際に、海外進出している日系企業がその国の経済を支えている事を実感する機会が多くあった。加えて、日本人である事を誇りに思い、少子高齢化や人口減少など暗い話題が多い現代の日本を日系企業の力で良い方向に変えていきたいと思った。そこで、企業の経営課題を共に解決していく経営コンサルタントであれば日本の今後の成長に携わる事が出来ると考えた。以上が私が10年後に目指す姿とファーストキャリアとして経営コンサルタントを志望する理由だ。 続きを読む
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Q.
あなたが考える日本の課題を1つ挙げ、それに対してどのような対策を講じるべきか あなたの考えを教えてください
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A.
私が考える日本の課題は日本人の学力低下だ。昨今、日本人の学力低下がメディア等で取り上げられているのをよく目にする。その際に頻繁に示されているデータとして、OECDが三年ごとに行っている学習到達度調査の結果が挙げられる。この調査では、学力を数学的リテラシー、科学的リテラシー、読解力の3つの観点から測定し、順位付けしている。日本は2000年の調査において、数学的リテラシーで1位、科学的リテラシーで2位を取ったことからも分かる様に、理系教育においては他の国をリードしていた様に思う。2015年の調査においても、数学的リテラシーで5位、科学的リテラシーで2位と、多少順位を下げたものの、未だに上位に位置している。一方で読解力に関しては、過去15年で最高位が4位であり、2015年の調査では8位に位置し、伸び悩んでいる様に思える。読解力とはすなわち、文章構造を論理的に把握する能力であり、日本人には論理的に思考する能力が欠落していると考えられる。この結論は、数学的リテラシーの結果分析からも導かれる。数学的リテラシーの結果分析によると、日本人は、数学的概念を利用、応用する力が上位国と比べ弱いという。この応用力の無さも、論理的な思考力の欠落に拠るところが大きいと思う。そこで、論理的な思考力を養うための教育環境を、学校が創っていく必要があると思う。具体的な手段として以下の二点を講じるべきであると考える。1.課題図書を増やすことで読書量を増やすこと。読書量を増やし、多くの文章に触れることで、文構造を論理的に捉える能力を育てることが可能であると思う。2.生徒主体の授業を行っていくこと。生徒主体の授業を行うことで、生徒自らが考えて発言する機会が増え、思考力を養える環境が生まれると思う。これらを実施することにより、これまでの教師主体の受け身の授業から脱することで、自ら考え、自ら行動する姿勢が身に付き、それが応用力の成長に結実すると考えられる。以上が私が考える日本の課題とそれに対する対策だ。 続きを読む