【21卒】日本製鉄の冬インターン体験記（理系/技術系）No.9910（京都大学大学院/男性）（2020/7/14公開）

本インターンシップに参加したことで鉄鋼メーカーの技術系総合職の業務内容を深く理解することができた．特に座談会や懇親会では自分の専攻出身社員が必ず一人くらいはいるはずなので，たくさん話を聞いて生の声を聞くべきである．自分が持っている先入観やイメージは容易に覆されることが多い．

本インターンシップ参加前にやっておくべきこととしては，グループディスカッションに慣れておくことだろう．理系就活生しかいない中でグループワークに慣れておくと良い評価を得やすくなるかもしれない．

座談会や懇親会では自分の専攻出身社員の方とざっくばらんに様々なことを聞き，自分がやりたい仕事に取り組むことができる可能性は高いと感じたからである．日本製鐵の技術系社員に対して特に感じたイメージとしては，自分から積極的に変化を起こしていこうとするということだった．自分もそういう性格なので働いている自分を想像しやすかったと思う．

本インターンシップを通して自分が働いている姿を想像しやすかったものの，工場見学する中で自分は鉄に関してそこまで興味を持っていないということを感じてしまったからである．製品に対する情熱がないまま本選考を迎えても内定が出るとは全く思えなかったため．

自分が働いている姿を想像しやすかったものの，工場見学する中で自分は鉄に関してそこまで興味を持っていないということを感じたことに加え，技術系総合職の労働時間がやや長いように感じてしまったためである．製品に対する情熱がないまま入社すると，自分にとっても企業にとっても良いことはないと感じたため．

自分自身に関してはこのインターンシップに参加したからこそ得た優遇のようなものは一切なかったためである．グループワーク中は社員が明らかにメモをしていたため良い評価を得た学生には有利になることがあるかもしれない．

本インターンシップ参加後に社員や人事からフォローアップイベントのようなものに誘われたことは特になかった．自分が良い評価を得られなかっただけの可能性は大いにある．

本インターンシップに参加前は自分の専攻である化学工学を活かせる仕事ができる，なおかつ，製品に興味がある業界，企業を志望していた．具体的には総合化学メーカー，飲料メーカー，鉄鋼メーカー，プロセス制御機器メーカーなどである．本インターンシップ参加時点では特にこの企業に行きたいというような企業はなかった．

本インターンシップに参加後，志望企業の変化としては鉄鋼メーカーの志望度が下がったということになる．理由としては，本インターンシップを通して自分は鉄製品にあまり興味が持てなかったからである．それに加えて労働時間がやや長いという話を聞いたからである．その後の就職活動としては，いろんな企業のインターンシップに足を運んで生の声を聞くことに注力するようにした．