【クラウド技術の先へ】【23卒】NTTデータの冬インターン体験記（理系/クラウド先進技術の調査プロジェクト）No.30605（東京電機大学大学院/男性）（2022/11/9公開）

第一志望の企業であったのが主な理由である．また，いくつか応募できるインターンのコースがあったが，私の場合は普段からクラウド技術に触れることが多かったため，クラウド技術の中身や最先端技術がどのようにして構築されているのか知りたくて応募した．

選考に受かるために行ったこととして，熱意を伝えることを意識した．また，事前にクラウドのことやインターンに関係あること，この企業がクラウド分野でどのような点に力を入れているのか勉強した．

企業の説明会でも再三の説明があったが，熱意が重要視されていると感じた．

実務を担う形であった．実際のお客様の企業の案件の一部を担った．

最初にGCPについて学習し，その学習内容をまとめ，部署内で発表した．

お客様向けの資料の作成方法，エンジニアとしての考え方，テレワークの仕方，クラウド技術の動向，企業の内部事情，GCPの使用方法と技術構造

クラウド先進技術の調査プロジェクト

1週目にやったこと

1日目は軽い自己紹介と業務についての説明，軽い勉強会
業務内容は他企業向けGCP学習教材の作成であった．そのため，
2日目以降は実際にGCPを扱って，GCPの内部構造やクエリ文の書き方などを学んだ．

2週目にやったこと

二週目は，実際にクエリ文を書いて，どのような動作が効果的なのかを検証する業務と，GCPの内部構造や技術が実際にどのように成り立っているのかを理解する勉強をする業務の二手に分かれて業務を遂行した．

3週目にやったこと

三週目では，引き続き実際にクエリ文を書いて検証する業務と，お客様企業が実際にGCPを使用する際に，どのような使用方法が最適なのか，その最適解を見つけ出す業務の二手に分かれて業務を遂行した．

4週目にやったこと

最後に二手に分かれて行っていた業務をまとめて，発表資料を作成し発表した．
発表資料作成の際は先輩社員も手伝ってくれる運びとなった．発表は部署の方々に向けて行った．

それ以降の週にやったこと

この時点ではほぼ業務内容はなく，先輩社員や部長，課長からのフィードバックをいただいた．また，今後の技術動向や，会社の方向性についてのお話を伺った．得られたフィードバックをもとにアンケートを書いたりなどの業務があった．

実際の肩書きと同様であった．（クラウド技術センタ課長など）

なし

主に困った時の助け船という印象であった．技術面や発表資料の作成方法，報告書の出し方などに関してご指導いただいた．その他にも就職活動におけるアドバイスなどもいただいた．

会社のアカウントにログインしなければ業務にあたれないため，時間内に業務を終えるのが大変だった．また，全体的な目標を達成するためにどのような計画を立てたらよいか，最初は感覚が掴めずに苦労した．全体的に無駄なことに割く時間はないため，これなら大丈夫だと確信できる手法を考えるのに苦労した．

どちらかがサボったりすると業務が進まない状態だったため，常に切磋琢磨しながら業務を遂行していた．いくら切磋琢磨するといってもメリハリが大切だと学んだ．

現場の空気感を学べたのはとてもよかっった．業務の効率にはかなりシビアであった．顧客視点を満足するための仕様を考え，それを達成するためにどのような手法を選択し，それをどのように効率的に遂行していくのかを常に考えないといけなかった．このような環境に学生の身分で置かれることは珍しいと感じた．貴重な体験だった．

インターンシップのコースに関する知識を学ぶことはもちろんだが，本当に準備するべきなのは，困ったときや何かあったときにすぐに社員に聞くという姿勢・心構えであると感じた．

実際に実務にあたったことが大きい．また実地とテレワークの2種類の勤務を経験したため，どちらの空気感も理解することができた．また，社員の業務の進め方や，ミーティングの仕方をかなり近い距離でみることができたのも大きい．またその方法が自分が研究室で行なっている方法と同様だったため，働くイメージが湧きやすかった．

インターンではかなり活躍できたと自負している．また，インターンでの活躍した情報は面接担当の人事に報告されるということを伺ったため，本選考で内定が出ると思った．また，インターン参加前はインターンに参加する学生が自分よりも遥か上のレベルかと思っていたが，実際はそうでもなかったため．

志望度が上がった理由は主に2つある．1つ目は思ったよりもブラックでなかったという点である．インターン参加前はかなりブラックだと思っていたが，インターンに参加して実際の勤務風景を見ていると，定時退社している社員がほとんどであった．2つ目は社員の雰囲気の良さである．先輩社員の方々はフレンドリーに接してくださる方が多く，とても風通しが良かった．

インターンでの行動などは面接担当の人事に報告されるということを風に噂程度に聞いたためである．定かではないが，インターンでかなり活躍した自身があったため有利に働くと感じた．

このインターンシップに参加する前は，この企業がブラックだと思っていたことと，社員の雰囲気もあまり良くなく，昭和の匂いが残っていると思っていたため，この企業を第一志望にするかどうか迷っていた．しかしインターンシップに参加して，前述の考えは全て払拭され，第一志望にするか迷う理由がなくなった．志望業界に関しては，参加前，参加後と同様にSI業界である．

若くから大きい仕事は任されないイメージであったが，先輩社員の話を聞いて，そのイメージは払拭された．また，入社後の研修などもあまりなく，すぐに現場に出されるのかと思っていたが，そんなこともなく，かなり綿密に研修を受けたあとに，入社1年目でこの規模の案件を担っていいのかという規模の案件を任されるようだ．