【銀行の未来を描け】【19卒】三菱ＵＦＪ銀行の冬インターン体験記（文系/総合職　法人営業）No.1194（京都大学/男性）（2018/2/1公開）

理由は二つありました。一つは、銀行で働く具体的なイメージを自分の中に持ちたいと思ったからです。消費者として銀行を訪れても法人営業について知ることはできないので、このインターンを通して銀行ではどのように営業の戦略を立て、それを実行に移してるのかを学びたいと思ったからです。二つ目は、自分が銀行の業務に適性があるかどうかを知りたかったからです。実際の業務に近い状態で見極めるためにインターンに参加したいと思いました。

グループディスカッションがあると知っていたので、今まで受けた選考でのフィードバックなどを再確認しておいた。面接は今回から追加されたので対策できなかった。

担当企業を選び、事業提案を考えよ

前半にやったこと

初日は事業戦略提案に関する講義と、取り扱う担当企業の現役行員の銀行員人生の話を聞いて銀行の法人営業についてのイメージを考えた。2日目から実際の事業戦略提案のグループワークをした。

後半にやったこと

2日目から最終日まで通して事業戦略提案をした。途中で中間報告を人事に対して行い、担当企業の現役行員にヒヤリングを行う機会もありリアリティがあった。最終日には発表をしてフィードバックももらえた。最終日には懇親会もあった。

実際にその企業を担当している行員

なし

社員の方から何度もインターン生としてじゃなくBTMUの行員として取り組めといわれたが、発表や質問の際にそこを徹底できていないと、意識が足りておらず担当企業に対して失礼になってしまうといわれたのが印象的だった。

情報収集や話し合いの時間が長くかかり5日間でも時間ギリギリで厳しいインターンだった。実際の行員としてのアウトプットを求められるので、質の低い中間発表や質問は容赦なくダメだしされた。また、人事の人や内定者のメンターの方が常に近くにいて評価をしていたので気を抜くことができなかった。

銀行の法人営業がどういったフェーズで進んでいくかということが具体的にイメージできるようになった。事業戦略提案ということでコンサルのイメージが強い業務だったが、実際は銀行として長いリレーションを築いておりその戦略が採用されるかということよりも信頼関係が大事なのだと感じた。

ケース問題を一人で解決できるようにしておくこと、財務諸表を読み、分析し企業の状態や業界環境を把握できるようにしておくとスムーズに進むと思った。

実際の事業戦略提案の法人営業に近づくようにインターンが設計されていたので、自分が行員であると想像しながらインターンに参加できた。一方で、大企業の法人営業に関わることができるのは入行してから何年も先の事なので新卒の際にどのように中小企業に営業を行うのかは想像できなかった。

周囲のメンバーは銀行に対する志望度が低かったから。経済学部の学生は比較的多かったが、財務や経営戦略に対する知識は他の学生より豊富だと感じ、これらの知識は法人営業の事業戦略提案に有利だと感じたから。メンターの方からフィードバックでチームにとっていい役割を果たしているといっていただけたから。

法人営業ということで、法人に対してお金を貸すことについての戦略などを考えるのかと思っていたが、担当する企業について調べ上げ事業戦略提案を行い、その企業とリレーションを築いていくという業務内容が魅力的に感じたから。また、日本を引っ張る企業に支援している影響力も魅力的に感じたから。

インターンの選考の時点でかなり厳選しており、評価が高いと聞かされていたから。また、インターン中も人事や内定者のメンターの方々が常に近くにいて評価していたので、インターンでチームに貢献できればより本選考で有利になると思った。法人営業についての感想を持てることも有利だと思った。

コンサルやベンチャーなど若い時から裁量が与えられる職業に就きたいと思っており、NRIやアクセンチュア、シンプレクスといった企業を志望していたが、短期のプロジェクトを回して企業の活動の一部をサポートを行うという業務内容の魅力が薄くなっていて、就職活動における志望企業や志望業界について考え直したいと考えていた。

インターンの内容で一つの企業に対して、戦略から実行までイメージして関わっていくという業務を魅力的に感じ、そういった仕事ができそうな金融、メーカーを志望するようになった。また、日本における自動車産業の重要さ、自動車業界の環境変化に関心が深くなったのでメーカーの中でも特に自動車メーカーの志望度が高くなった。