【未知への挑戦、成功への一歩】【17卒】三菱ＵＦＪ銀行の冬インターン体験記（法人営業）No.442（大阪府立大学/女性）（2017/12/14公開）

やはり銀行のリーディングカンパニーであることが大きな理由である。後は大学の先輩が勤めていることもあり実際にどんな仕事をしているのか気になったためインターンシップに参加した。

日経新聞やテレビのニュースからその会社の最近の動きを読み取り、自分がもし社員なら次にやるべきことはなにか・興味を持つべき分野を事前に考えて選考に臨んだ。

自転車操業状態の建築資材会社にBTMUとしてどのような提案が出来るか

前半にやったこと

1日目は銀行業界、法人営業についてのインプットを行った。グループワークなどはしていない。2〜4日目は自転車操業状態の建築資材会社にBTMUとしてどのような提案が出来るか、という課題が与えられた。その会社の概要データの資料が2日目に4部配られ、3日目はインシデントゲームを通してより実際の営業に近い形で会社の実情を探っていくことをした。4日目はプレゼンのための準備で終了した。

後半にやったこと

5日目は2〜4日目で磨き上げたプレゼンを、計10チームが約8分で発表した。チーム毎の発表後は各々が疑問に思ったことを質問していく形式。社員は必ず返答に困るような質問を投げかけてきていたので、そこでロジカルで的確な返答ができていた学生は人事の目に止まっていた。全ての発表が終わった後に、実際にどのような提案をBTMUがしたのかを教えてもらい、懇親会の後解散。人事部と直接しっかり話せるのはこの懇親会の時である。

人事

なし

人事部の方から「先輩方のおかげで目の前にいるお客様と出会えている。信用が1番だ」という言葉が最も記憶に残っている。自分1人が仕事を行なっているわけではない、同期や先輩・後輩と会社に支えられて仕事をしていることがよく伝わった。

インシデントゲームが1番苦労した。その企業の理念を理解してこそその会社に合った提案が出来ると考え、企業理念を質問したが、「お客様第一・従業員を想う経営方針」と言った曖昧な回答しか得られなく、少ない質問権を無駄にしてしまった記憶がある。

提案した内容が及ぼす影響を重く受け止め、上辺だけの提案(案が煮詰まってないもの)はすぐにそこを突かれてしまう。だからこそ、提案後の次の次の次を見るような、先を見据えた発言や計画を常に考えておく必要があると学んだ。

簿記2級を持っていたため、すんなり資料が読めた。参加した学生も損益計算書を読める人が半分以上いたのでそれがアベレージなのかと思い、驚いた。

提案をしてもすぐには納得してもらえないことが多く、実務において簡単に重要な判断が出せないということがわかった。ただ返答はすぐにでもしなければお客様との信用関係が崩れてしまうということを教えてもらい、入社後は何事も素早く的確にこなすことが求められると感じた。

法人営業コースのインターン参加学生が計200人ほどおり、また別のコースや同じ内容で冬期インターンも行われているため個性を出していかなければ他の学生に囲まれて埋もれてしまうと感じた。そのための差別化がしっかりできたら内定は出ると考えた。

人事部の方の人柄が良かったため。社員の方がそれぞれ様々な想いで働いているが、全員が自分独自の信条を持っているところに魅力を感じた。具体的には仕事を面白くするのも、淡々と給料だけを得るのも同じ時間である。それならより面白い方を選ぶという社員の考えに興味をそそられたから。

インターン枠というものはない。しかし区別のつけにくい3メガを比較するような質問を面接の際にされた時に、インターンでの話をするととても受けが良かったと感じたから。

幅広い業界や会社に関われる仕事がしたいと考えていたので、銀行・保険・ディベロッパーを中心に見ていた。後は自分が聞いたことのある会社やインターン生が出会った業界で面白かったものを教えてもらっていた。

全てを鵜呑みにするのは違うと学んだ。インターンに参加し、社員と話をしている中で全員がこのことを言っていたからである。この言葉を聞いてから、グループディスカッションや面接官の発言について全て疑問を持って取り組むことが出来るようになった。そのため、その場にいる周囲の学生とは視点を常に持つように心がける習慣がついた。