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日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社 報酬UP

【独自性を活かせ】【18卒】日本タタ・コンサルタンシー・サービシズのSEの本選考体験記 No.4584(同志社大学大学院/男性)(2018/1/25公開)

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社のレポート

公開日:2018年1月25日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • SE

投稿者

大学
  • 同志社大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • ウルシステムズ

選考フロー

企業研究

タタコンサルタンシーサービシズは日本での知名度はまだまだですが、世界的にはかなり大きな企業です。そういった世界的に有名な企業だという背景とそのインドの企業であるタタコンサルタンシーサービシズが三菱商事グループのIT企業との合併で日本進出したということをキチンと理解しておく必要があるようです。社内には三菱時代の日本人とタタ側のインド人の社員も混在している状態です。こういった情報は会社のサイトやネットの記事で確認できます。始まったばかりの体制でもありますので、ネットの情報から抱いた質問を逆質問の時間でぶつけることが面接としても最適だと思います。企業側も逆質問で聞かれることを求めていたように感じました。

志望動機

フィールドを日本に限定せず働くことが出来るという環境に憧れて志望しました。私は学生時代に一人旅をすることを趣味にしていました。その一人旅をするなかで会う人たちから日本の文化についてや日本人について聞かれることがとても多くありました。そういった体験を続ける中で、日本人として世界を相手に働きたいという思いが芽生えました。しかし、ただ日本人らしくするだけでなく、日本人意外の文化も理解し、世界を理解しつつも日本人の私たちだからこそ出せる細やかさを出していきたいと考えています。その思いにこのタタコンサルタンシーサービスは最適な環境だと思っています。日本とインドの協創が実現した御社で海外の文化も理解しつつ、そこに付加できる日本人らしさを模索しつつ成長していきたいと考えています。

エントリーシート 通過

実施時期
2017年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

熱く取り込んだテーマ

ES対策で行ったこと

ネット等で会社のことを調べ、自分が成長していきたい方向性と会社のとの合致度を調べていきました。ESの内容はそれまでの自分のものからそれほど大きく変更はしていません。

1次面接 通過

実施時期
2017年02月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事と現場の社員
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

今まで取り組んだこと、チームで取り組んだ場合にどのような役割を担ったかということを重点的に聞かれました。チームで仕事をする中でどういったことを担う人間かを問うていた気がします。

面接の雰囲気

二人とも若い方でなんでも会社で気になっていることがあれば聞いてね。といった質問のしやすい雰囲気でした。

1次面接で聞かれた質問と回答

今現在取り組んでることはなんですか

私が力を入れていることは研究です.私はコウモリの研究をしています.コウモリは盲目である代わりに音(超音波)で周囲環境を把握します.自分で音を出し,物体からの反射(エコー)を聞き障害物の位置を把握しています.その中で私は「コウモリがどんな音(超音波)の情報を手掛かりに障害物を見るのか」を研究しています.この問題の困難さは,答えを誰も知らないことです.コウモリの行動を観測する研究は多く行われていますが,誰も本質に迫れていません.
 この研究を通して,私が得たことは「独自性を追求する重要性」です.私は,コウモリの研究において,誰もまだ活用していないシミュレーションを用いて,コウモリのセンシングを模擬し,本質に迫ろうと努力しています.他の人と同じ視点からは新しい発見がないと私は考えています.
 現在,私の独自性は評価され企業と共同研究をし,より深い探求と社会に貢献すべく工学応用に邁進しています.

あなたが学生時代に熱く取り組んだテーマは何ですか

サイエンスインカレという学生の自由研究の発表の場で、自分が設定した『焼酎のお湯割りは静置でも混ざるか』というテーマで発表するため,大学の教授に研究室や実験器具を借り、専攻でない化学の実験を行いました。座学や答えの見えた学生実験ばかりだったため,理系として自ら考えて研究を進める経験の獲得を期待していた.座学では得られない自ら壁を乗り越える経験,結果や考察を人にわかりやすく伝える機会,そして賞金50万を獲得しました。その結果得られたことは、自分たちが予想もしていなかった未知の現象を発見したこと.また,素朴な日常的の疑問・興味から研究を行うこと,自主的に実験環境手に入れた姿勢を評価していただき,その後の自信にも繋がったということです.

最終面接 通過

実施時期
2017年02月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部長
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

聞かれたことは最初のESからそれほど変わっていなかったように思います。学生時代に取り組んだことやそのチームでの役割がメインです。あとあと懇親会で部長の方がおっしゃっていましたが、インドと日本との合併ということもあり、月並みな普通のESや受け答えをする人はバッサリ切ったとおっしゃっていました。インドの社員にも負けないようなバイタリティ溢れた経験をや自分で行動したことなどを評価されたのでは無いでしょうか。

面接の雰囲気

人事のトップの方でしたが、とても雰囲気の良い方でした。出身が同郷だったこともあり、とても和やかな雰囲気でした。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に得られた成果

私が自ら行動し,成果を得た大きな経験は共同研究での成果です.この経験は今も継続し発展させ続けていることです.私はコウモリが音で周囲を把握するアルゴリズムの研究をしております.そして,一説としてコウモリのアルゴリズムを構築し,提案することが出来ました.このアルゴリズムを構築したことで,音だけで周囲の障害物などを把握できるような工学応用の可能性が開けました.そして,意見を伺うため,このアルゴリズムを自動車メーカーの方に提案しました.すると,このアルゴリズムに興味を抱いていただき,音のセンサーを用いて駐車スペースをセンシングする自動駐車の技術において共同研究をしてくださることになりました.現在は,共同研究に関する細かい取り決めの調整中です.しかし,現行のものよりも良い自動駐車のアルゴリズムを,提案するためより一層自由な発想で現行の常識を破壊できればと思っております.

失敗した経験を教えてください

学会の発表において最優秀をとれなかったことです.
私は学部四年生の際に,締め切りの直前に学会へのデータの一部に,データの取り方にミスを発見し,そのデータに関しては,もう一度データを取り直した経験があります.結果として問題なく発表し,奨励賞を頂くことが出来ましたが,そのミスに直前まで気づけなかった事は,改善点の多い失敗でした.
この失敗は,私が先輩や先生への相談が遅れたことが一番の原因でした.自分ひとりで実験を進めようとしてしまい,結果としてミスが発生してしまいました.また,実験を進める上で,結果を出すまでの全体の計画をキチンと想定せず,行き当たりばったり的に実験を進めてしまったのも一因だったと考えています.
私は現在,ある企業と共同研究を行っています.失敗を活かして,その共同研究を進める上で,研究目的であったり,結果の考察を事前に紙などに落とし込みながら,徹底的に考えて全体を見通してから,研究や実験を発進させるようにしています.また,先生にも逐一,自分が進もうとしている方向性や考えていることを相談し,議論を進めることで質の高いものを作り上げようと奮闘しています.

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定後は内定者懇親会等が行われ、そこで最終面接でお会いした人事部長の方ともお話ししましたが、「最終的に内定先を内にしなくとも構わない」という感じでした。内定が出たのも早かったですが、内定承諾を決めるかどうかも長かった気がします。

内定に必要なことは何だと思うか

日本の中では知名度は高くありませんが、世界的にはとても知名度が高い会社です。また、日本とインドの企業が合併した会社で特殊なバックグラウンドもあります。その二つの点を理解した上で、この会社を引っ張って、インドと日本の良さを出していくんだという気持ちをアピールするようにすれば内定も近づくのではないかと私は思います。またそうアピールするに適した景観を話せればとてもいいと思います。エリート意識よりは雑草魂を評価された気がします。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

私は一人旅での経験や研究で独自性を貫いたことを自分の強みとしてしていました。そういったバイタリティや思考力が評価された気がします。他の内定者も少しとがった部分を持った人が多そうでした。しっかりとした行動力を見せつけましょう。

内定したからこそ分かる選考の注意点

まだまだ知名度が低いためあっさりと受かったのではないかと思っています。インドの親会社自体は本当に大きな企業ですので年々内定難易度は上がっていくのではないかとも思います。あとESで落とされることが多い気がします。

内定後、社員や人事からのフォロー

先輩社員のアドレスも教えてもらえ質問をしやすい体制でした。

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日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの 会社情報

基本データ
会社名 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社
フリガナ ニホンタタコンサルタンシーサービシズ
資本金 43億2700万円
従業員数 2,500人
売上高 935億8500万円
決算月 3月
代表者 サティシュ ティアガラジャン
本社所在地 〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目3番1号
電話番号 03-6736-7000
URL https://www.tcs.com/jp-ja
NOKIZAL ID: 1284073

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの 選考対策

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